R4.6議会⑥一般質問「弥富市の借金の償還能力が「やや注意」から「注意」に悪化 海抜ゼロメートル地帯であることから、排水事業をいかに維持していくかは長期的に弥富市に大きな課題」

排水事業です。

弥富市の排水を担っている土地改良区の運営資金、負担割合など事業の概要と弥富市からの補助について詳しく説明してください。

(上田産業振興課長)

排水を担う土地改良区の運営資金につきましては、直近の令和2年度の内容としまして、管内の4土地改良区による決算の合計としまして約4億3950万円になります。

次に負担割合による事業概要につきましては、県営事業の場合は、幹線排水路や排水機場など高い公共性を有する施設は、改良区負担0%。用水施設や、また排水施設など、受益者が特定されるものにつきましては、最小限の負担である1%になります。

また、土地改良区が行う単独土地改良事業による排水を改修につきましては、地元負担1%になります。

次に、本市から土地改良区への補助につきましては、令和4年度当初予算としまして、土地改良区運営補助金が900万円。土地改良施設管理費補助金が5250万2000円。土地改良施設整備補助金が3672万6000円を計上しております。

土地改良区とは、農地の耕作者や所有者などを組合員とする組織であり、用排水路の整備やパイプライン、揚水機場、排水機場などの土地改良施設の維持管理を行い、本市の農業生産の基盤を支えています。

(佐藤仁志議員)

1%でも実際に払う農家の負担は大きいです。非農家の方に農家の負担を知ってもらうために広報などを検討してはどうでしょうか。

(上田産業振興課長)

本市におきましては、臼井また生活排水の多くは、市街化調整区域内の各土地改良区が管理しております。排水路を経由し、排水しております。

また、議員ご指摘の通り、これらの排水施設整備費などにつきましては、その一部を地元負担金として、関係土地改良区が負担をしており、これが農家の皆様の負担となっております。

このことにつきましては、非農家の皆様の多くが、日常的に認識されていないことであると考えております。

委員より、広報などでの周知の検討をしてはとのご提案をいただきましたが、

今後、広報などで土地改良事業の紹介や周知をする機会がございましたら、併せてお知らせをさせていただきたいと考えております。

(佐藤仁志議員)。

東海財務局による報告によれば、弥富市の借金の償還能力が「やや注意」から「注意」に悪化しています原文のままに読むと、

「地域の大半が海抜ゼロメートル地帯であることから、防災対策事業を継続的に実施する必要があることに加え、

JR名鉄弥富駅自由通路整備および橋上駅舎化事業、学校等公共施設の長寿命化対策等が控えており、財政負担のさらなる増加が見込まれる。」

だから、「やや注意」じゃなく「注意」だって言ってます。

排水機の増強ということになれば、弥富市としても相応の負担が求めるのは当然であり、土地改良組合員は今農業面では非常に厳しい状況の中にあります。

この排水事業をいかに維持していくか。

長期的に弥富市に大きな課題です。

市街化区域の土地を買った方がそのことを十分知らされていないので理解できないのは当然です

私も防災講演会などで土地改良区の排水を紹介させていただいておりますが、今後は、弥富市として排水対策の重要性をPRしていただけるようお願いします

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