R4.6議会⑨ 全員協議会「弥富市公金等取扱適正化対策員会調査・検証中間報告 不充分な調査 事件はまだ解決してません」

弥富市議会令和4年3月定例会 6.20 全員協議会 弥富市公金等取扱適正化対策員会調査・検証中間報告 発言の文字起こし

(弥富市議会の公式の議事録ではありません)

弥富市議会公式動画はこちらから

市長・副市長の給与の特例に関する条例案について

事前に通告してある質問は、市側が読み上げました。

(議長)

事前に通告のあった答弁に対する再質問を受け付けます

(佐藤仁志議員)

それでは通告してあった質問について再質問させていただきます

2ページ目の一番最初のところで

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ① 3月1日 副市長による関係職員への事情聴取とは具体的に誰に何を聞いたのか。

【回答】職員Aに対し、顛末書・始末書の内容について確認をし、公金等の不適切処理について事情を聴取しました

(佐藤仁志議員)

副市長による、ということですが、

この質問は、副市長1人でされたんでしょうか。

3月1日の関係職員の上司は副市長1人でされたんでしょうか。

(村瀬副市長)

私と奥山教育長それから教育部長と、面談をさせてもらいました

(佐藤仁志議員)

この時点で何か起きてるっていうことで、

この前後に、全てに関する、本庁から、財政あるいは会計課からの調査は行われたのでしょうか。

(村瀬副市長)

当日は、職員Aに対してこのような事実があったのかっていう事実確認を、

今の同席した職員とともに聴取を行いました。

(佐藤仁志議員)

ちょっと答弁が、よくわからんですが、私の質問した、それ以外の全体的な、

この生涯学習課に関する調査を、あわせては行わなかったということでしょうか。

(村瀬副市長)

はい顛末書・始末書が提出されておりますので、

その内容を確認し、不適切処理についての事情を聴取しました。

(佐藤仁志議員)

この1月2月3月の時点において、

一斉捜索を本庁の人間が、すればよかったなという感想はありますが、

次に、内容を踏まえて話し合いということなんですが、

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】②3月2日 市長相談・対応決定とは具体的に誰と誰が何を決めたのか。

【回答】3月2日の市長相談・対応決定につきましては、市長、副市長、教育長、総務部長、教育部長、人事秘書課長、生涯学習課長等で、これまでの調査で明らかになった内容を踏まえて話合い、「被害届」の提出を決定しました。

(佐藤仁志議員)

被害届けを出すことを話し合ったと思いますが、何を話し合ったんでしょうか。

このときは被害届を出すことだけを決めて、

それ以外のことを話し合わなかったということなんでしょうか。

(村瀬副市長)

この前にはですね、弁護士と相談をしておりますので、

この事実の確認を含め、被害届を出すということを、決定をさせていただきました。

(佐藤仁志議員)

次の3段目ですが、

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ③3月6日 事案1の顛末書、事案2の始末書の内容は。この時点で職員 A が退職することは判明していたのか。退職金は支払ったのか。

【回答】 事案1の顛末書、事案2の始末書の内容に関しましては、令和4年5月 26日にお示しをさせて頂きました「調査・検証中間報告書」の2 ペ 記載のとおりとなります。また、3月6日時点では、職員Aの退職は把握していました。 退職金につきましては、個人の情報となりますのでお答えできません。

(佐藤仁志議員)

3月6日時点では職員への退職は把握していましたということなんですがこの職員への退職というのは、本人から退職の伺いが出て、それを決定して初めて退職になると思うんですが。

退職に関する職員Aからの伺い、申請は、いつ出たんでしょうか。

(横山総務部長)

すいません、あの日が、まだちょっと今ここでわかりませんので、また後ほど回答させてもらいます。

(佐藤仁志議員)

別に職員Aの個人攻撃するつもりはありませんが、

やはりこの1月2月3月の時点でですね、

より詳しい調査をしていただきたかったという意味で、

本庁サイドの方で、人事課長の立場あるいは総務部長の立場で

どのようにフォローされたが気になりました。

次のページの上段で、ご助言をいただきましたということですが

弁護士からは具体的にどのようなご助言をいただいたんでしょうか。

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ④ 2月 22 日 弁護士相談は、誰が何を相談しどういう回答を得たのか

【回答】2月 22 日の弁護士相談につきましては、副市長、教育部長、生涯学習課長、生涯学習課長補佐の4名で、それまでに発覚していました事案 3件について、弁護士に相談し今後の対応についてご助言を頂きました。

(村瀬副市長)

弁護士からは、この内容については警察に被害届を出すようにっていうことの助言をいただいております。

(佐藤仁志議員)

その他の助言はなかったということでよろしいでしょうか。

(村瀬副市長)

被害届を出すのと、警察が動くことは別のお話ですので、とにかく被害届を出しなさい。

またわかった内容については、その旨をきちんとするようにということで助言をいただいております。

(佐藤仁志議員)

その下、蟹江警察署に7月10日の段階では被害届ではなく相談ということで

被害届は5月12日に、出されてるんですが、

ここであえて4月12日ですね、これ一番肝心の4件目だと思うんですが、

この時点では相談するということは、何か1 2 3とは違うということなんでしょうか。

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ⑤ 4月 12 日 市長相談・対応方針決定とは具体的に誰が何を相談し、どういう方針を決定したのか。

【回答】 市民大会参加費の紛失した経緯や金額、関係職員との聞き取り調査結果などを報告し、今後の対応について市幹部で協議をして、蟹江警察署へ相談することを決定しました。

(ここで堀岡議員から佐藤に抗議)

(議長)

今発言中です、堀場議員、手を挙げて発言するなど、今、あの佐藤仁志議員の質問で答弁してますのでお待ちください。

(議長)

あの、市側ちょっと休憩しますか。

(横山総務部長)

4月12日に警察への相談なんですけれども、

これ、なくなりましたというふうで、どういうふうなことをしたらいいのか。

したらいいのっていう言葉おかしいですけども、その届出っていうか相談に参りましたか。

(佐藤仁志議員)

次のページの上段ですけども、

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ⑥ 4月 22 日の報道機関への情報提供とは具体的にどういう内容のものか。市民に対してホームページ等で情報提供を、なぜしなかったのか。

【回答】 報道機関への情報提供につきましては、不適切事案の内容としまして 「スポーツ大会等参加費(現金 174,600 円)の紛失」、「会計の不適切処理 (支払い遅延、不適切な現金管理)」として提供し、その他、不適切事案 の判明の経緯、発見後の対応、今後の市の対応について情報提供させて頂きました。

市民の皆様に対しては、市ホームページに市長メッセージを動画にて、議会に報告した内容を説明の上、謝罪申し上げたものを配信しております。

なお、正式な報告書がまとまりましたら、改めて公表する予定でございます。

(佐藤仁志議員)

市長メッセージを動画に行って議会に報告したということですが、

これはぜひ議会の方にもですね、お知らせしていただきだったんですが、

これは何か報告するタイミングを逸したということなんでしょうか。

(村瀬副市長)

新聞報道等マスコミに流すものは流す。

市長がメッセージとして動画でですね、流すもの、

それから議会の方には、議会の方に報告をさせていただいてる。

この順序はきちんと守っているつもりでおりますけども、

(佐藤仁志議員)

非常に心配して、市長に対して、

市長さんがメッセージを早く出していただける方がいいんじゃないかという、

あの心を痛めていたもんですから、

ちょっと今日、この場でもう出してる、

なんとなく肩透かしを食った印象受けましたんで

質問を続けます

損害賠償の適用を受けたというのは何なんでしょうか、

紛失なんでしょうか、お答えください。

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ⑦ 5月 12 日の蟹江警察署に相談被害等届出とは具体的にはどういう内容か。

【回答】問題事案3件目の 33,300 円と問題事案4件目の 174,600円について、市が加入しています損害賠償保険の適用を受けるための相談で、警察から届出番号を頂きました。

(生涯学習課長)

この保険の適用を受け、受けた場合は受けるにあたって、

紛失という形で、あの保険金の請求ですか。さしていただいております

(佐藤仁志議員)

次のページの方ですけど、警察からの指導に対する市の対応について、

顧問弁護士からのご指導いただいたんですが、

具体的には、その警察からどう指導を受けて

市がどう対応をするように指導されたのでしょうか質問します。

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ⑧ 5月19日 弁護士相談とは誰がどういう内容の相談をしてどういう結果が出たか。

【回答】総務部長、教育部長、生涯学習課長等で、中間報告の内容の方向性について相談させて頂き、「警察からの指導に対する今後の市の対応について指導をして頂きました。

(横山総務部長)

今後の私どもの動きっていうとおかしいんですけども

その行動についての質問でございます。

(佐藤仁志議員)

今後は前の質問でいうと、

もう紛失というふうで処理をしていくっていうことに関して、

指導を受けたり、対応をすすめたっていうことなんでしょうか。

盗難事件でなくて、紛失事件として

(横山総務部長)

はい、紛失の方というか紛失でございます。

(佐藤仁志議員)

会計事務のあらましを使った会計研修っていうのは、

ちょっとこれ、新規採用研修ではないというふうにも読めるし、

新規採用研修でやったとも読めるんですがこれはどちらなんでしょうか

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ⑨冒頭の趣旨で職員に注意喚起しとあるが具体的にどのように行ってきたか

【回答】新規採用研修における公務員としての責務に関する研修、会計事務のあらましを使った会計研修、汚職防止に係る市長の訓示等、様々な場面で公 務員としての責務について注意喚起をしてまいりました。

(横山総務部長)

新規採用職員に行う研修というのは別の研修で、

会計事務のあらましを使った会計研修というのは

会計事務を取り扱う職員に対して行っているものです。

(佐藤仁志議員)

どの程度の頻度で行われているのでしょうか。

(横山総務部長)

すいません。三、四年に1回ぐらいというところです。

(佐藤仁志議員)

三、四年に1回ということで了解しました。

(横山総務部長)

会計事務のあらましについてにつきましては三、四年に1回、

(佐藤仁志議員)

はい、了解しました。

次のページですが、(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】 ⑩委員長である副市長が市長に報告するのか。市長に責任はないのか。 最終的には、だれが市民に対して報告するものか。

【回答】対策委員会は委員長を副市長とし、実態把握や今後のあり方を報告書としてまとめ、市長へ報告します。

また、この報告書を基に今後の適正化に向け、「公金等の適正な取扱方針」として、市職員に周知するとともに、徹底してまいります。

市民への報告は、市が対策委員会を設けてまとめたものですので、市の代表者である市長が市民に対して報告するものと考えています。

【要旨】 ⑪ 公金等取り扱い適正化対策委員会を毎年開催するとあるが、対策の範囲を不適切な事案全般に広げるべきである。また結果を市民に公表しなければ意味がない。

【回答】 今回の対策委員会は現金紛失という事態の発生を受け設置したものです。そのため目的を「公金等の取扱適正化」としております。

市の不適切事案のチェック機能としては、担当部・課でのチェック、課題発生時の部長会・課長会での対応等があります。

それぞれのセクションで適切に対応し、必要に応じ公表等を行ってまいります。

【要旨】 ⑫ 今回の事案、報告を職員にどのように周知するのか 。また職員からの改善提案をどのように吸い上げていくのか。研修の充実とあるが具体的にどのような研修をするのかがわからない。

【回答】 今回の不適切事案は、これまで部長会・課長会を通じ、現時点での把握した状況を情報共有してきました。今後、報告書がまとまりましたら、改めて周知してまいります。

また、議員からも改善提案等の吸い上げについて御指摘いただいておりますが、報告書でも「風通しの良い職場環境づくり」として、職務上の課 題や改善提案、相談等が行いやすい職場環境づくりや研修会の開催等について行っていくとしております。

なお、実施方法については、本市にあった方法を今後検討し、速やかに、できれば本年度中にも取組みを開始してまいりたいと考えております。

(佐藤仁志議員)

その結局、各部課でのチェックが、あの適切に対応して、

必要に応じて公表等を行いますことが、

機能していないところ問題があると思うんですが、

下段のあの回答のところで、「本市にあった方法」っていうのを、あえてここに挿入しているのは、どういう意味があるのか部長に回答お願いします。

(横山総務部長)

私共の、なんて言ったらいいんですかね、

生涯学習課というのは本庁から離れている、

銀行からも離れているそういうも含めた、本市にあったということです。

(佐藤仁志議員)

質問としてはこれで最後にします、

やはり部長自らご答弁ありましたが、

この生涯学習課が本庁から離れていて、

非常に特殊な環境にあるということについて、

結局、本庁の担当課長部長のそのフォローが、

結果として後手に回ってしまったんではないかというふうに、ちょっと思いました。

つまりその会計の処理については不適切なことが起きてしまったんですが、

そこは今後そういったこともきめ細かくやっていただきたいと思います

とりあえず通告した人の質問については以上です。

(事前に通告してある質問の要旨と回答)

【要旨】⑬ 「いかなる組織からも不正は無くならない」ことを前提にして組織は設計され、不断に改善を続けることによって組織が維持されている。検証方法・検証の方向性の記述で「これまで現金トラブルが問題となった経験がなかったことから」という記述があるが、問題を現金に絞ることによって問題を矮小化しようとしている。平成 24 年に発覚したゴミ袋未回収問題や水路の不正使用など、トラブルがなかったとは言えない。この間の再発防止策が機能しなったことを反省すべき。毎年チェックやブラッシュアップするシステムになっていない。

【回答】 本市では、これまでトラブルが無かったということはなく、トラブル毎に適正に対応してきたと認識しています。しかしながら、今回、現金紛失という事案が発生したことについては、二度とこのような事案を発生させてはならないと考えております。

ご質問に対しては、同様の答弁となりますが、今回の対策委員会は現金紛失という事態の発生を受け設置したものです。そのため目的を「公金等の取扱適正化」としております。

市の不適切事案のチェック機能としては、担当部・課でのチェック、課 題発生時の部長会・課長会での対応等があります。 職務上の課題や改善提案、相談等が行いやすい職場環境づくりや研修会の開催等について行い、組織全体で、しっかりと取り組んでまいります。

(この後、他の議員の質疑)

弥富市議会公式動画はこちらから

それでは休憩前に引き続き会議を再開します

最初に先ほど佐藤仁志議員の質問に対しての答弁漏れがありましたので、答弁していただきます。

(横山総務部長)

先ほど職員の退職の日にちの件をお伺いされましたがこちらについての回答になります。

3月の6日の時点で退職の届け出は出ております。

ただ日付につきましては個人情報ですので回答は差し控えさせてもらいます。以上です。

(佐藤仁志議員)

それでは、一般行政職員に対する懲戒処分について質問します。

懲戒処分については、弥富市で基準があると思いますが、

おそらくそれは平成12年に人事院が出した懲戒処分の基準に沿ったものだと思いますが、それでよろしいでしょうか、総務部長に伺います。

(横山総務部長)

はい、その通りです。

(佐藤仁志議員)

それはホームページで容易にダウンロードできますので、プリントして点検してみました。

それによると今回のやつは公金の紛失ということですので、

確かに交付金を窃盗した場合には免職と、

紛失の場合は戒告となっていて減給という欄には丸が打ってありません。

このまず、表がそういうふうになってるってことについては総務部長、間違いないでしょうか。

(横山総務部長)

表についてはその通りです。

(佐藤仁志議員)

その点から言いますと今回の適用について、

これで言うならば、減給というのは適用が重すぎると思いますので、

再考いただきたいと思います。総務長答弁願います。

(横山総務部長)

この懲戒処分の基準の中にあります第1基本事項、ここのところにあるんですけれども個別の事案の内容によっては標準例に掲げる処分の種類以外とすることもあり得ることである。

例えば、標準例に掲げる処分の種類より重いものとすることが考えられる場合として、というところで⑤のところで処分の対象となり得る複数の異なる非違行為を行ったとき、行っていたときがあるというところで、このような処分とさせていただいております

(佐藤仁志議員)

あの念のために申しますが、天地天命に使ってこれは当該課長職から頼まれて質問してるつもりはございませんし、おそらく課長職にしてみれば針のむしろに座らせるので迷惑だと思いますが、やはり、これは弥富市の法治国家としての根幹に関わる問題ですのでどうしても聞きたいと思います

次に人事秘書課長にお伺いしますが、あえて行政職員と言ってる、行政をつけている理由は何でしょうか、ご答弁願います。

あえて行政職員と言っているのは、あえて行政をつけてるのはどういう意味なんでしょうか。

(山森人事秘書課長)

すみません行政職という、どちらの方に載ってますでしょうか。

(佐藤仁志議員)

公務員とひと口に言っても、単純労務職員ももちろんみえます。

しかし、行政職員というのは、公権力を行使し公の意思を形成する。

その職として位置づけられています。

ですので、その職については非常に重要なものであります。ですから、

厳正にその職について処罰を下すべきだと思うんですが、

総務部長の説明にある、その他の理由というものについて明確に言っていただけないなければ、なんていうんですかね、

表をそのまま適用すればそれだけのものなんですが

その他の理由は一体何なんでしょうか。総務長答弁願います。

(横山総務部長)

懲戒処分の基準の一般含む関係の(20)法令等違反、不適正な事務処理等というところと、

それから、先ほど議員言われた公金の紛失

あと、5の監督責任関係で(1)の指導監督不適正、こちらの方が該当するかとすると考えております。

(佐藤仁志議員)

法令違反というのは具体的に何法あるいは何条例を違反したんでしょうか。

(横山総務部長)

弥富市予算決算会計規則です

(佐藤仁志議員)

規則の第何条に違反したんでしょうか。

 

(横山総務部長)

89条です。

(佐藤仁志議員)

89条は何を定めた条項なんでしょうか。

(横山総務部長)

市長が必要と認める各課等に出納員および分任出納員を置く。

その中の3号で、出納員は会計管理者の命を受けて、分任出納員は出納員の命を受けて現金の出納及び保管に関する事務をつかさどる。という項目です。

(佐藤仁志議員)

ということは現金出納員というところですね。

くどいようですが、これは当該課長職に頼まれたわけじゃなくて、彼は針のむしろに座ってますから申し訳ないんですが、

私自身が同様ないわゆる出先機関にいました。

私も実は技術職ですので、自分が担当としてそういう会計規則をなぶっておりませんので、

それはどうしてもあの事務系の行政職員に頼らざるを得ないっていうところがあったので、

非常にもう身につまされるというのか、私もおそらく同じことになったろうと思います。

実際にそういったところを経験すればわかることなんですが、経験しないとわからないと思うんですが、

全く畑違いのところに行って、もう何十年とかかわって見えた、年で言うならば八十、九十の立派な方々と課長として対応しなきゃいけないってのは、非常に困難な職務で、

そうなると、そこにいた、その事務系の前からいた職員にどうしても頼らざるを得なくて、それこそ、そういったところに移動させられると針のむしろなんです。

そこの中で、そういう不慣れな会計処理についてですね、自分が現金をなぶって取ったわけじゃないんです。

ただ形式的に言えば、おそらくそういうことなんでしょう。

ただ形式的にその現金出納員といえば課長職

ただ実際に現金をなぶってたのは、担当者である

(議長)

佐藤議員、端的に質問などお願いします。

(佐藤仁志議員)

ですので、そういったことについて、本庁の方としてですね、

会計課あるいは財政課の方から、適切な日ごろからの指導というのはあったのかなかったのか。それについて質問します。

(横山総務部長)

課長として、当然過去にも課長としてではなく職員として会計管理の研修等は受けておりますので、

議員がおっしゃることにはならないと思いますけども。

(佐藤仁志議員)

ただあの会計の手引きとか今回ですね、

今回出てきたいわゆるマニュアルですね、金庫については勝手に開けられないようにしましょう、ダブルチェックしましょうなんて、

こんなことは平成20年代に全国の市町村やってますので、私もこれ見てやってきました。

だけど弥富市これ決まってなかったわけじゃないですか。

ちなみに、この今回決めたようなことが、平成24年に実は事件が発覚してますけど、そのときに決めたことなんですか、今回決めたことなんでしょうか、答弁願います。

(横山総務部長)

今回の金庫については、今回改めて中間報告の方には載せさせてもらっとります。

一般的に金庫があればその取り扱いというのは、なんて言ったらいいんですかね。

普通に開け閉めができるとか、そういうところはないのが普通なのかなとは考えております。

(佐藤仁志議員)

ですから、私も経験者から申し上げますが、

本庁のある程度人数が多いところであれば、当然関わる人数も多いですし、

その役割分担もできますしすることができて当たり前だと思ってるんだと思います。

ただ現場において私自身は経験しましたけども、

なかなかそこは徹底させようにも徹底しきれない部分があります。

ちょっとこの件については、きちんと私も何らかの知り合いのそういうことに詳しい方に聞いて、

それは当該職員が望んでることじゃないんですが、

私としてはどうしても今の説明だけでは、これだけ重い処分を、二重三重の理由があるからといってですね、

通常の全国的に統一しているルール以上のものをあえてかぶしていると、罪人扱いしてるってことについては納得できませんので、その辺について

今後、総務部長に引き続き、この委員会に限らず聞いていきたいと思いますが、総務部長よろしいでしょうか。

(横山総務部長)

よろしいです。

(村瀬副市長)

職員のことに関してですね、私も不祥事ができた、不適切な会計遅延があったことに関しては大変深く反省をしております。

その中において、処分が重すぎるんじゃないかという部分のご指摘をいただいております。

私どもは議員のおっしゃる通り、人事院のですね、通知に基づき、私どもの懲戒処分の内容も含めさせていただいております。

その中で、先ほど総務部長が答弁をさせていただきましたけれども、

管理監督責任っていうところにおいてですね、その中の条文には部下職員が懲戒処分を受けるに受けるなどした場合で、

管理監督者としての指導監督的に監督に不適切を書いた職員は減給又は戒告とするっていう文言がございます。

私も生涯学習課においては先例に倣ってやっておった。とはいえ、

たまたまそのときに思った職員が、そういう事案が生じるために、

処分を受けたかもわかりませんけども、やはり、このことを教訓として、

たまたま居たから処分をしなくて済むというならば、ずっと他の事案についても処分もできなくなってしまいます。

やはり私どもは戒めもしなければなりません。

1年間に渡って不適切な会計処理が続いたこと、4件の事案が発生したこと。

そうしたことを総合的に鑑みて、今回の処分をしたものでございますので、

議員がお調べになることは、

議員の活動の中のことだもんですから、結構でございますけども、このような処分をさせていただきたいこともご理解いただきたいと思います。

(佐藤仁志議員)

ですから、1年間にわたって組織的に防げなかったことであり、

組織全体が戒めを受けるべきだということならば納得できるんですけども。

監督責任のところを僕もこれ見ました、そこのとこに書いてあるのは、部下が懲戒処分を受けたらと。

今回部下が懲戒、その実際の現金なぶった人がね、例えば本当に窃盗として懲戒処分を受ければね。

それに伴ってってこともあるんでしょうけど、そこはそうにはならないんでしょう。

それとも、今後、徹底的にそこをきちんと警察にやって窃盗として扱うんですか、

今私が午前中に聞いた範囲内では、これは紛失という処分をするということであるならば、

課長に対する処分としてはあまりにも重いということでバランスは完全に書いてると私の見解です。

(村瀬副市長)

今回の不適切な処理をした職員が、職員Aとしてあったわけでございますけれども、

その職員については懲戒処分を科す具体的な○○は市の調査では見つかっておりません。

要綱以上の事実がない以上ですね、私共は処分ができません。

そうした中において警察には捜査をお願いしておりますので、

あとは警察の捜査を待っている状況でございますので、市としてはこれ以上申し上げることは、今ございません。

(佐藤仁志議員)

警察の捜査を待っていたんじゃなくて、

警察に窃盗なら窃盗として何としても、いついつまでに処分、

処分なり何なりしてほしいというふうには午前中の質問の中では、顧問弁護士さん含めて、ないという中で、僕はそうすべきだと思うんですけども。

どっちなんですか

そうしないんであれば、

この処分については監督処分として、部下が懲戒も受けない中で

重ね重ねですけど、僕頼まれてませんよむしろ針の筵に座らせて申し訳ないんだけども

そこの、あの法治国家たる弥富であるかないかが問われているから僕はそこにこだわってるんです。

(村瀬副市長)

私ども市としましては、4件の事案全てについて被害届を出しております。

被害届を出している以上は捜査の進展を見守ってまいりますし、

まだその捜査の進展がございましたら、議会の皆様にもご報告をさせていただきます。

(佐藤仁志議員)

見守るっていうことはこれ以上、警察に対してお願いに行ったり、

資料を提供したりということはないというふうに思いますが、答弁願います。

(村瀬副市長)

弥富市としましては、捜査に全面的に協力をしてまいります。

(佐藤仁志議員)

その全面的な協力というのは具体的に何をするんですか。

(村瀬副市長)

警察から協力捜査依頼があったこと全てについて、捜査協力をしてまいります。

(佐藤仁志議員)

協力がなければ、要請がなければ協力しようがない、協力する術がないということですか。

(村瀬副市長)

弥富市として出すべきものは全て出してございます。

(佐藤仁志議員)

弥富市として出すべきものは一体何なんですか。

(だれかがヤジ)

(議長)

佐藤仁志議員、これ以上の質問ですね同じようなことでございますので、

まとめて簡単に最後にですね、まとめて質問していただきたいと思います。

議事進行上、これ進みませんので、よろしくお願いします。

もしあれでしたら委員会の方にて、委員会のあれもありますので、

委員会にしません、なんか申し訳なかったです

この場で適正に報告書についての質問をまとめてしていただきたいと思います。

これ以上あの聞いておりますと、何か投げかけばかりで進展ありませんので、

よろしくお願いいたします。

(佐藤仁志議員)

何を聞いても、

進展がないという議長おっしゃいましたが、

答弁拒否とは言いませんが、

このままで済ましたいっていう。

ことであったのは非常に悲しいあれで、

やはり市民に対してきちんと真相解明するなり、

きちんとバランスの摂れた処分であるということを、

自ら責任、説明していただきたいんですが、

積極的に説明していただけないので何度も質問を繰り返しました

私としては議会・市民に対する不誠実な対応だと判断します。以上です

(議長)

一応ですね、安藤市長から答弁していただきますが今のことに対して、

不誠実だということですが、まとめてお願い致します

(安藤市長)

はい、これまで市側が本日のこの調査検証中間報告書に基づきましてご答弁させていただいたところでございます。

ここに書いてありますことから全てでございまして、今できることをまた今後やっていかなければならないことをそのようなことが記してあるわけでございます。

今後は市民の皆様には弥富市として誠実な対応をとってまいりますが不信を抱かれないよう、また、二度とこのようなことが起きないように努めて参りところでございます。

いろいろとご意見を賜りましたが、それも真摯に受けとめながら、今後の事務を進めてまいりたいと思っております。以上です。

(佐藤仁志議員)

市長から真摯に受け止めて参りますとおっしゃいましたが、

少なくとも今の質疑以上のことはないということは厳然たる事実ですので、

これをもってわたしも市民の皆さんに意見を聞いていきたいと思います以上。

 

(この後、他の議員の質疑)

弥富市議会公式動画はこちらから

(佐藤仁志議員)

この問題が発覚したときに、この問題について私は100条委員会やるべきだと重大な問題なんであるならば、きちんとやるべきだっていうことだったんですが、

それはこの中間、副市長を委員長とするところできちんとやりますと報告しましてありますので

この中間報告の中に今回のことについての詳しい解明がなければならないと思います。

どんどん質問してきますけど、

あの減給処分に当たって、

それ減給だけじゃなくてボーナスとか昇給に影響があると思うんですが、

そこら辺は部長か課長答弁願います。

(山森人事秘書課長)

では影響額につきましてご回答させていただきます。

まず3名の懲戒処分の職員につきまして部長ですけれども、

12月の勤勉手当に影響がございます。

それから課長でございますけどもこちらは7月支給の給料が10%ということで、あとですね12月の勤勉手当にも影響があります。

以上でございます。

(佐藤仁志議員)

ちょっとあの、非常に重い処分ですね。

なので僕はこれ全然納得してませんので延々やりたいんですが皆さんあれですので。

でもこれは絶対に1人の

ことではないんです誰もがなりえたし、この極めてなんていうんすか。

標準に当たらない、あの適用するということを絶対に許しちゃいけないんですそれは絶対許しません。

以上です。

(議長)

はい質問全て受け付けましたので今日はあくまでも、中間報告に対してそれをもとに質問ということでございますのでそれ以外のことにつきましては答弁できないってこともあると思いますので、よろしくお願いいたします。

(佐藤仁志議員)

あくまで中間報告のことだけだというならば改めて事件はまだ解決してません

事件の解決に向けて特別委員会を要求します。

« »