弥富市議会令和4年3月定例会 総務建設委員会 後半 発言の文字起こし
(弥富市議会の公式の議事録ではありません)
要約
市長・副市長の給与の特例に関する条例案について
- 市長の説明
- 議案第46号(市長)および第47号(副市長)の給与減額条例案を提出。関係職員の懲戒処分が終了し、適正化対策委員会の報告書がまとまる中、責任を重く受け止めての措置。
- 佐藤委員の質疑
- 事件の全容が解明されていない中での条例案提出は早いのではないかと疑問を呈す。市長は公金の亡失と市民への責任を理由に挙げるが、全容解明を待たない理由には触れず。
- バランスの問題についても指摘。市長と副市長の減額が一般職員の処分と比べて不均衡であると主張。
- 市長の反応
- 減額は適正なバランスであると主張し、佐藤委員の指摘には具体的に答えられず。
- 佐藤委員の反対討論
- 事件の内容が未解明のうちに条例案が提出されていること、長期的な原因追究や対策が不足していることを指摘。報告書が現金取り扱いに限定されていることに不満を示し、反対の立場を表明。
結論
- 事件の全容が解明されていない状態での条例案提出は理解できず、反対する意見が強調された。
市長・副市長の給与の特例に関する条例案について
(安藤市長)
皆様大変お疲れ様でございます。
引き続きの審議となりますが、議案第46号弥富市長の給料の特例に関する条例の制定についておよび議案第47号弥富市副市長の給料の特例に関する条例の制定については、関係職員の懲戒処分が終了し、適正化対策委員会の報告書も概ねまとまるなど、将来に向け、さらなる適正化に取り組んでいく段階となりました。
不適切な会計処理および交付金の紛失の発生の原因が、亡失によるものなのか、横領盗難か、原因が判明しておりませんが、
金がなくなった事実と市民に対する責任を重く受け止め、市長副市長として責任を負う必要があると判断し、速やかに給料を減額するための条例案を提出させていただいたところでございます。
慎重にご審議いただきますようよろしくお願いいたします。
(委員長)
それでは始めさせていただきます。
1協議事項1、付託事項審査に入ります。
それでは質疑はありませんでしょうか。
(佐藤委員)。
先ほどの、ご挨拶にもあったように、まだ事件の全容が確定していない中で、
議案を出されるのは、どう考えても早いと思うんですが
その理由についてなぜ全容の解明を待たずに出すのかという理由については話されてないと思いますので、もう一度市長の方をお答え願います。
(安藤市長)
公金が亡くなった事実と、市民に対する責任を重く受け止めまして、市長副市長として責任を負う必要があると判断し、速やかに給料を減額するため、条例案を今回提出させていただき今回の委員会でお諮りをいただくということでございます。以上です。
(佐藤の心の声「なぜ全容の解明を待たずに出すのかという理由については答えてない」)
(佐藤委員)
全容を解明しないうちにやるってこと、私は理解できませんがその上で仮にそうだとして市長副市長教育長、教育部長、担当課長職それ以下、あまりにもバランスが悪いと思いますがその点について答弁願います。
(安藤市長)
あの職員の懲戒につきましては先ほども説明をさしていただいているところでございまして市長、私と副市長の給料10%につきましてはこれは私が判断したところでございます。
(佐藤の心の声「バランスが悪いという理由については答えてない」)
(佐藤委員)
市長・副市長あるいは、本来であるならば三役である教育長は自らということですが
一般職員については、罰ですしかもあの10分の1だけじゃなくて
その後、ボーナスであったり、生涯にわたって退職するまで影響があります
そのことについて普通は下よりは上が重いというバランス感覚から言えば
私はバランスを欠いていると思いますが、バランスが欠いてると思わないのでしょうか質問します。
(安藤市長)
適正なバランスだと私は思っております。以上です
(佐藤委員)
私にしてみれば答弁拒否だと思いますので以上で切り上げます。
(佐藤仁志委員)
はい、議案第46号と47号について反対の立場で討論させていただきます。
そもそも、まだ事件の内容について解明されてないうちに出されているという点
もう一つはこの問題というのは、全員協議会でも明らかになりましたが、
極めて長期的かつ広範かつ複合的な対応の不足が招いた事業であり、
そのことについて今回の報告書というのは現金取り扱いだけという、現場の取り扱いだけで、
全くそういうにおける原因追究あるいは今後これが起きないという対策については見えていません
それができて初めて、最後のお詫びとして出されるのは構わないんでしょうけども。
とてもまだまだ未熟な状態で出されるってのは
理解ができませんのでそういう意味で反対させていただきます。
以上です。