第6回弥富市総合計画審議会会議録の全文をテキストで読めるようにしました

第6回弥富市総合計画審議会会議録

開催日時 令和5年9月25日(月)

午後1時 30 分~3時 30 分

開催場所 弥富市役所本庁舎5階 協議会室

出席者及び欠席者

出席者:藤井勉(会長)、入江容子(職務代理)、髙谷昇、鬼頭由美子、児玉日佐美、佐藤博孝、榊原進、南谷元尚、井上猛、奥村明彦、伊藤善啓、八木輝治、清水香菜、東嶋とも子、手嶋正章、今井いずみ、鈴木裕一(順不同)

欠席者:伊藤肇章、伊藤惠造、釜田公良(順不同)

事務局:市長、副市長、教育長、総務部長、市民生活部長、健康福祉部長、建設部長、教育部長、議会事務局長、総務部参事、企画政策課長、企画政策課職員4名、

㈱ぎょうせい1名(順不同)

傍聴人:0名

会議内容

1 開会

2 あいさつ

3 協議事項

(1)後期基本計画素案について(継続)

4 その他

5 閉会

会議資料

1 次第

2 資料1 第2次弥富市総合計画後期基本計画素案

資料2 弥富市デジタル田園都市構想総合戦略素案

発言者 会議の経過(議題・発言内容等)

事務局(佐藤企画政策課長)

1 開 会

皆さん、こんにちは。

定刻前ではございますけれども、皆さんおそろいですので、始めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

当審議会につきましては、弥富市総合計画審議会運営要領において原則公開とされており、また、弥富市総合計画審議会傍聴要領で傍聴について規定をしておりますが、本日傍聴人の方はおられませんでしたので御連絡させていただきます。

それでは、只今より第6回弥富市総合計画審議会を開催させていただきます。

本日、司会を務めさせていただきます企画政策課長の佐藤と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

本審議会は、会議録作成のため、録音をさせていただきますので御了承ください。また、御発言の際はお手元のマイク操作を事務局のほうで行いますので、スイッチ等には触れず、挙手にてお願いいたします。なお、会議録及び会議資料は原則公開することとし、委員名簿につきましても、お名前、所属、役職は公開することとしておりますので御承知おきください。

続きまして、欠席委員の御連絡をいたします。

本日は、委員名簿3番 伊藤肇章委員、12 番 伊藤惠三委員、16 番 釜田公良委員より欠席の御連絡をいただいておりますが、定足数を満たしておりますことを申し添えます。

会議に入ります前に、資料の確認をさせていただきます。

本日、机の上に配席図、委員名簿、ホチキス留めの「第2次弥富市総合計画後期基本計画策定のための意見募集(パブリックコメント)実施要領」をお配りしておりますが、そのほか、先日郵送にて送付させていただきました資料はお持ちでしょうか。もしお持ちでないようでしたら挙手にてお願いいたします。

また、そのほかに地域づくり協働の講演会のチラシをお配りしております。こちらにつきましては、審議終了後に市側より説明がありますので、よろしくお願いいたします。

資料のほうはよろしかったでしょうか。

それでは、本日の第6回審議会におきましては、次第にもございますが、前回に引き続き後期基本計画素案について御協議いただきたいと思います。第5回審議会におきまして、委員の皆様からいただきました御意見等を可能な範囲で反映させていただき、また、前回はブランクとしておりました箇所につきまして記載しておりますので、御協議いただきたいと考えております。

本日の会議は午後3時 30 分までとしておりますが、議事の終了をもちまして閉会とさせていただきます。皆様方の御協力をお願いいたします。

それでは、次第に基づきまして進行させていただきます。

次第の2、あいさつに移ります。

始めに、安藤市長、よろしくお願いします。

2 あいさつ

安藤市長

皆様、こんにちは。

本日は第6回弥富市総合計画審議会を開催いたしましたところ、藤井会長様をはじめ、委員の皆様方、大変お忙しい中、御出席をいただきまして誠にありがとうございます。また、平素は委員の皆様方には、市政各般にわたりましていろいろと御支援、御協力をいただいておりますことを感謝申し上げます。ありがとうございます。

さて、ここ数日、朝夕めっきりと秋らしさを感じるような、そんな季節になってまいりましたが、5類に移行したコロナのほうですが、私の中ではもうとっくに収束をしていたはずなんですけど、まだまだ収束には至らず、またここへ来まして、インフルエンザのほうがすごく流行してきたということでございます。ニュースを見ておりますと、コロナとインフルエンザ、同時に感染してしまうという方もお見えですし、子供さんが感染しますとかなり重症化するというようなこともあるわけでございますものですから、いつも言うのですが、いましばらく感染防止対策にはお努めをいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

さて、7月 31 日に開催されました第5回総合計画審議会では、後期基本計画素案のうち、「現状・課題」、「主要施策と概要」、総合戦略案について、委員の皆様方から御意見等をいただいたところでございます。先ほども司会のほうからお話をさせていただきましたが、いただきました御意見を可能な範囲内で後期基本計画素案に反映させて作成しましたので、お示しをさせていただきます。さらに、「主要事業」、「成果指標」などにつきましてもお示しをさせていただきます。これらにつきましては後ほど担当より御説明をさせていただきます。また 11 月には、パブリックコメントにより広く市民の皆様の意見をお聞きすることとしておりますので、こちらにつきましても後ほど担当より御説明をさせていただきます。委員の皆様方におかれましては慎重審議の上、どうか忌憚のない御意見、御提言を賜りますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。

本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

事務局(佐藤企画政策課長)

ありがとうございました。

続きまして、当審議会会長より御挨拶をいただきます。

藤井会長、よろしくお願いいたします。

藤井会長

皆様、こんにちは。本日も審議会、よろしくお願いいたします。

安藤市長のほうからもありましたように、秋分の日が過ぎて、少し涼しさを感じられる気候になってきたかなと思います。一方で、今年の夏は本当に暑くて、大変な日が多かったなと思っております。気温だけではなく、いろんな暑さがあり、コロナの回復の中で、いろんな事業が再開をしている時期になってきたなと思います。そういった交流が進む熱さも、この夏では多く感じられたところかなと思っております。

前回の審議の中でも賑わいという話が出ておりましたけれども、改めて回復したいろいろなイベント、地域事業の中で、人が集い交流することの大切さを感じられたなと私も思っております。特に学生との活動ですとか、自分自身の生活の中でもそういったところを感じた次第でございます。恐らく社会全体として、こういった交流の大切さというところを感じている時期なのではないかなと思います。

審議会のほうも本日で6回目になります。残り数回の中で答申というふうに進めてまいります。5回まで、私のような不慣れな進行の中で進めてこられたのも、皆様の御協力あってのおかげだと思っております。

本日も審議会のほう、いろいろな御意見、賜れればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

3 協議事項

事務局(佐藤企画政策課長)

ありがとうございました。

続きまして、次第の3、協議事項に移ります。

ここからの進行につきましては、藤井会長の取り回しでお願いいたします。

藤井会長

それでは、協議事項、次第をもちまして進めさせていただきます。

協議事項(1)の後期基本計画素案についてに移ります。

事務局(伊藤)

それでは、事務局のほうから御説明をお願いいたします。

それでは、後期基本計画素案につきまして、私、企画政策課の伊藤より、資料の御説明をさせていただきます。

始めに、資料1「第2次弥富市総合計画後期基本計画素案」を御用意ください。

前回の審議会でお示ししたところから、追加、変更、修正等を加えた箇所を薄黄色のマーカーで着色しております。ただし、文章の並び替えや助詞の修正等につきましては着色しておりませんので、御了承ください。

ここで1点、修正をお願いいたします。恐れ入りますが、36 ページを御覧ください。「成果指標」のうち、2行目「(2)中央公民館利用者数」から4行目「(2)白鳥コミュニティセンター利用者数」の3項目につきまして、左端の括弧数字を「4」に修正いただきますようお願いいたします。お手数をおかけして申し訳ございません。表の上から、2、4、4、4、3となります。よろしかったでしょうか。申し訳ございません。

それではまず、前回の審議会で委員の皆様より様々な御意見等をいただいた部分につきまして、御説明いたします。

始めに、「現状・課題」と「主要施策と概要」の対応関係についてでございます。それぞれに振られた括弧数字が対応していない件につきましては、既存のものを組み合わせたり、

新規で追加したりするなどして、全て数字が対となるよう対応いたしました。また、その中で、可能な限り、施策の総論的な部分から話が展開するよう見直しました。

次に、前回資料としてお出ししました「後期基本計画のあらまし」にあって素案にない記載内容につきましては、キーワードを本文の随所に組み込みました。

また、この後期基本計画で新たに本文へ記載した課題に対する施策を新設いたしました。

さらに、表現の追加や目線を変えての記述等、委員の皆様からの御意見を参考に加筆・修正を加えております。

続きまして、前回御質問いただいた中で考え方の部分について1点御回答させていただきます。

本計画の中で度々表現として使用しております「賑わい」とは、「人が集い交流できる空間を整備することや、店舗売上げの増加など、地域経済が活性化する効果がもたらされる状態のこと」と考えております。

前回からの修正点等は概ね以上となりますが、本日の資料には、「主要事業」、「成果指標」のほか、「目指すべきまちの姿」、「市民等との協働による取組」、「関連する個別計画」をお示ししております。

なお、「主要事業」の事業名の後ろに丸重と印が入っているものがございますが、こちらはこの後御説明いたします、総合戦略の各重点戦略に位置付けております「主な取組」に掲載された事業名でもあります。なお、本日の資料にこのあたりの説明はございませんが、計画書の冊子では、「計画の見方」のページ内でお示ししてまいります。

「成果指標」につきましては、各項目、昨年度の最新数値を掲載するとともに、

基本的には前期基本計画策定時に 10 年間の基本構想期間で設定した指標を継続させつつ、

目標値の見直しも同時に行い、社会情勢の変化や事業完了等を踏まえた、指標の新設、入替え、削除等を行っております。

資料1につきましては以上です。

続いて、資料2「弥富市デジタル田園都市構想総合戦略素案」を御用意ください。

こちらも、先ほどの資料1同様、前回の審議会でお示ししたところから、追加、変更、修正等を加えた箇所を薄黄色のマーカーで着色しております。

なお、前回の審議会で、特に数値目標の設定につきまして様々な御意見をいただき、市といたしましても再度見直しを行った結果、全基本目標を本資料に記載のものに置き換えることといたしました。

ここで、先ほどの資料1と同様、前回御質問いただいた中で考え方の部分について、1点御回答させていただきます。

「重点戦略1から4にデジタルという言葉が出てこない中、どこで、どのように活用するのか」ということに対しまして、

重点戦略5において、「DXによる市民サービスの利便性向上」と、「デジタル化による行政運営の効率化」の2本柱を掲げDXを推進してまいりますが、そこからの波及効果により、重点戦略1から4の分野にもデジタルの力を広げることができると考えております。

前回からの修正点等は概ね以上となりますが、本日の資料には「SDGsアイコン」、「主な取組」、「重要業績評価指標(KPI)」をお示ししております。

先ほど資料1の中で御説明いたしましたが、この総合戦略に掲載した事業及び指標につきましては、後期基本計画の「主要事業」の事業名の後ろに丸重と印が入っているものと一致しており、各重点戦略に設定しました「施策の方向性」に掲げる事項を達成するために必要とする主な取組となります。

なお、前回審議会におきまして、総合戦略の1ページ目、2ページ目を総合計画本冊の後期基本計画が始まるページの先頭に掲載し、

また、1ページ目から最終ページまでの全ページを総合計画の資料編に挟み込む予定である旨を御説明いたしましたが、

その後、ページ構成につきまして協議を行い、この資料2の全てを資料1である後期基本計画に引き続き、本編内に掲載することといたします。

説明は以上となります。

藤井会長

御説明ありがとうございます。

資料1「第2次弥富市総合計画後期基本計画素案」についてと、併せて資料2「デジタル田園都市構想総合戦略 素案」の2つ、まとめて御説明をいただきました。

後期基本計画の素案につきましては、前回委員の皆様から御意見をいただいたものを基に修正をした部分、それから「主要事業」、「成果指標」が新たに記載されているかなと思います。

審議のほうはまず、資料1の後期基本計画の素案のところから御審議をいただきまして、その後、資料2の総合戦略のほうに移れればと思っております。

それでは、ただいま説明をいただきました後期基本計画の素案につきまして、委員の皆様から御意見を賜れればと思います。いかがでしょうか。

東嶋委員、よろしくお願いします。

東嶋委員

基本計画の 66 ページの基本目標6「協働・行財政」のところなんですけど、(4)のところに若手中堅職員の柔軟な発想や創造性を引き出すということで、職員の研修とかいろんなことを進めていきますよということだと思うんですが、そもそもの話で、今、職員さんの人員は実際どのぐらい確保されているのかなと気になりまして。

休職してみえる方がどのぐらいお見えになるのかなということで、当然休む方がお見えになれば、残ってみえる方の仕事のほうにどうしても負荷がかかってくるということで、いろんな研修をしていただく前に、まず人数がどうなっているのかなと考えています。

最近、働き方改革ということがすごく進められていまして、残業の見直しとか、それから、産休、育休、男性も育休をという方向が出てきて、それを進めていくことには賛成なんですけど、私が気になっているのは、過去3年の中でも中堅の職員さんが何人か辞めてみえると耳にしたところで、若手の育成という前に実際に運営に困ってみえるところが多いんじゃないかなと感じます。

それで、ここに関係する基本目標のところの、これは児童のほうになるんですけど、15ページの基本目標2の5)のところに、近年要保護児童や養育を必要とするケースということで、実際に保育所にも養育をしているお子さんが最近すごく入ってきてみえます。

それがいけないということではなくて、養育をしているお子さんが来たときの保育士さんのフォロー、保育士さんの数というのは職員さんの数に関わってくるのかなと。

そもそも職員数の実数というのは、どんな計算をされているのかがよく分からないですし、例えば市町村だけでプラスをすることができるのかとか、今どういうふうに考えてみえるのかなということをお聞きしたいなと思いまして。お願いします。

藤井会長

東嶋委員、ありがとうございました。

2つ、大きく御質問の中ではあったかなと思います。1つは、67 ページにあります、組織力の強化という中での若手中堅職員の柔軟な発想や創造性を引き出すというところにおいて、人員的なところが市役所の中で十分なのかどうかというところかなと思います。

今、数字的なところをお答えできるかというところはあるのかなと思いますけれども、そこが十分なのかどうかという御質問が1つ。もう一点が、基本目標2の1、15 ページにあります、5)要保護児童養育支援のところの、保育士さんの人員が十分かどうかというところが分かればと思います。

飯田児童課長

私、児童課長の飯田です。よろしくお願いします。

15 ページの5)の要保護児童養育支援という表現につきましては、児童虐待が疑われる、あるいは、このまま家庭で生活するとネグレクト傾向になるのではないかという、特別な事情を持った家庭のことを指しております。

そういった家庭から保育園に通われる方もいますし、優先順位を上げて、こちらから保育所へ積極的に入所していただいて、家庭ではなく保育所で面倒を見ましょうということを今既にやっております。

そのための保育士として、発達が遅れたような子であれば1対1で加配をつけております。

正規職員につきましては、今9つの保育所がありまして、クラスも保育所によっては2クラスあったりするんですが、各クラスに担任が正規職員で1人つけるように配置を考えておりますが、今、数クラス正規職員が足りずに、市役所でいう会計年度任用職員の方にフルで働いてもらっている方がついているという状況であります。

そういった計算でいくと、正規職員は大体そろってはいるんですが、今弥富市でやれていない土曜日の午後の保育とか、そういったサービスを拡充するためには、もう少し正規職員、保育士が必要かなと考えております。

以上でよろしいでしょうか。

藤井会長

ありがとうございます。

人員としてはいらっしゃるけれども、十分にという部分ではもう少しいたほうがいいというような状況ではあるのかなと伺いました。

東嶋委員

あと、一般職員さんはどうでしょうか。

藤井会長

総務部長、よろしくお願いします。

伊藤総務部長

総務部長の伊藤でございます。

確かに休職は一部ございます。

詳しくは控えさせていただきますけれども、まず市役所の人員の配置につきましては、各事業の増減によりまして増減することはございますが、適切に配置していると考えております。

若手中堅の研修につきまして、ここ2年ぐらいやれていないところがあったんですが、若手職員が自分たちで課題を見つけながら、どのようにしていくのかというような研修を今年度からもう一度始めているところです。

やはり配置に偏りがあったりして、なかなか研修に出られないのではないかというお話もございましたけれども、それらにつきましても、今後、事業の増減により適切に配置していきたいと考えているところでございます。簡単ですけれども、以上です。

東嶋委員

何でこういう質問をしたかというと、この総合計画自体の中で今、基本目標6のところに協働ということになっているんですね。

これは市民と協働して今後進めようと言っているわけなんですけど、職員さんも何%かの方は市民であるし、市民と協働する、その本体の市役所の職員さんたちに疲れがたまってしまっていて、仕事が回らないようではどうかなと感じたものですから、

今やっぱり聞いた感じで休職者の方を時々お聞きするので、その状態で、今までいろいろとやりましょうと決めたことを同じようにやるためには、負荷がずっとかかってきているんじゃないかなと。

職員数というのはやはり適切か、何とかもう少し増えたほうが、今、適切より少ないというような感じがするものですから、もう少し皆さんの負荷を下げていけるような方法がないかなと思ったものですから質問しました。ありがとうございます。

村瀬副市長

副市長の村瀬です。職員のことで大変御心配をかけておりまして恐縮に思うとともに、ありがたくも思っております。

そうした中で、今、保育園につきましては、令和7年4月に向けて、ひので保育所を今民営化させていただきます。

そして、その次に弥生保育所を民営化させていただきます。

そうした中において、保育所の官が縮小した分の職員を引き上げまして職員を充実させる中において、土曜の延長保育等々のところに充てて、手厚く保育園も、今職員を募集してもなかなか保育士って集まってまいりませんので、そんなところを補ってまいりたいと考えております。

それからもう一つが、令和6年4月から職員の定年延長が始まりまして、65 歳定年に向けて、2年に1年ずつ延長していくわけなんですけれども、そういう中において、定年延長職員と、新規採用職員の数の抑制も多少はございますけれども、そうしたベテラン職員をそれぞれの課に配置することによって、潤滑油的な部分と総合的に管理をできるような体制を今後整えてまいりたいと考えております。以上でございます。

東嶋委員

ありがとうございました。

藤井会長

東嶋委員、ありがとうございました。

この 67 ページの職員研修事業等の有無というよりは、それ以上に市民協働という部分での事業の大切さという御意見だと伺ってよろしかったですかね。

それ以外にもし委員の皆様で、基本目標6「協働・行財政」というところの御意見、今東嶋委員にお伺いしましたので、併せて委員の皆様から、何かこの辺りであれば伺ってと思いますが、いかがでしょうか。

清水委員

清水委員、お願いします。

今、保育所の民営化のお話がありましたけれども、保育所が民営化されると土曜保育が提供されるんですか。

村瀬副市長

私どもは今、土曜日はお昼までの保育をしておりまして、これは保育士が足らないということもありまして、午後の保育に踏み切れないということがございます。

そうした中におきまして、その保育園を民に渡すものですから、そこに働いている正規職員及び会計年度任用職員を基本的には引き上げてまいります。

そうした中において、全部の保育園で一緒に土曜保育をやるということはできないと思っておるんですけれども、そういう希望のある方の保育園をまとめて、そうした中において土曜保育を午後まで始めてまいりたいと考えております。

清水委員

ありがとうございます。

「子育てするなら弥富市へ」というスローガンを掲げられるのであれば、土曜保育は絶対マストであると思いますし、今、それに加えて学童で小学校が終わった後、どうやって預かるかというのは非常に大きな社会課題ですので、ぜひ、むしろ率先して弥富市さんがやっていただけたらなと思います。

ありがとうございました。

村瀬副市長

ありがとうございます。

藤井会長

基本目標2の3の保育サービスの提供ですとか、そういったところの事業の大切さという御意見だったかなと思います。ありがとうございます。

そのほか、同じような意見でというのはよろしかったでしょうか。

鈴木委員、お願いします。

鈴木委員

先程の東嶋さんの質問の回答に対するまた質問なんですけど、定年延長に関して、あと、計画のこの書き方からいくと、若手中堅職員の柔軟な発想や創造性を引き出しということは、なるべく若手の方にはクリエイティブな仕事を期待していると。

それで、定年延長は一歩進める、新規採用を抑えるということになると、流れとしては、定年延長されたベテラン職員をルーチンワークになるべく配置して、クリエイティブなより新しい複雑な企画というか、いろいろ新しくやっていかなきゃいけないものに関して、中堅とか若手とかを積極的に登用していくという考え方でよろしいんでしょうか。

村瀬副市長

御意見ありがとうございます。定年延長職員については、今まで培った経験、知識をより活かすために総合的な調整をしていただきたいと思っております。

そうした中において、定年延長者数分を全て新規職員として補塡してしまいますと、どうしても財政的に苦しい部分があったりしまして、財政の硬直化を招く部分がありますので、そのところは配置に関して、やはり活かせる定年延長になった職員と新規採用職員のバランスを取りながら採用計画のほうはしていきたいと思っておりますけれども、そうした中におきまして、先ほど総務部長のほうから申しましたけれども、若手職員の発想が引き出せるような体制をきちんと整えていく中において、そのような効率的な業務遂行ができる方法を模索してまいりたいと考えております。

藤井会長

ありがとうございます。

鈴木委員、よろしかったでしょうか。質問の意図といいますか。

鈴木委員

役割分担がどうなるのかなと。

定年延長をしてもバランスの取れた施策が、要は船頭が多くなっちゃって実働部隊があまりいないということになると、結局回らないというところになるので、

逆にベテラン職員が率先して体を動かして、若手がタスクを抱えているものをどんどん助けてあげられるような体制になればいいのかなとは思うんですけど、

どうも雰囲気的にはそういうことにはなりそうにないなという印象でしたけれども、働きやすい組織、みんながうれしい組織になるといいですねと思います。

村瀬副市長

御心配いただきましてありがとうございます。

定年延長とともに、役職定年も同時に関わってきますので、課長の職員が課長、部長の職員が部長のまま残るというわけではなくて、そうした中、

職員が中間部分まで下りてきまして、総合的な統括ができるような組織としてこれからは運用してまいりたいというふうに思っております。

また、その中で御意見等、お気づきの点がございましたらお教えいただきまして、組織がうまく回るように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

鈴木委員

ベテランも、別に新しい発想とか柔軟な発想をしていただければ全然いいとは思うので、あとは若い者に任せるみたいな形で舞台を降りないといいなと思う。

ベテランも当事者として、常に新しいものに挑戦していただきたい

村瀬副市長

ありがとうございます。

藤井会長

ありがとうございます。

組織力の強化の中での実施事業である業務改善運動ですとか職員研修事業という中において、そういったポイントが大事になる御意見だったかなと思いますし、重点施策にもなっているところでございます。ありがとうございます。

そのほか、委員の皆様からこの辺り。

今井委員、お願いします。

今井委員

これを見ていて、すごく心配なのと気持ち悪いのとがあって

これだけ重要課題を出して、今以上に仕事のタスクが増えても皆さん大丈夫なのかなというところがあって、

事業ありきで考えていて、人ありきではないような気がします。

こんな現状でこのまま進めていっていいのかなというのを、逆に怒りに近いぐらいの感情を受けました。

結局、この総合計画を考えて施策していっても、課内でそれを落とし込めているのかなというのもあるし、

結局、総合計画って何という職員さんがいる現実って何なんだろうと。

私たちこうやって集まっていろいろ考えているのに、

皆さんに浸透していないこの会議って何なんだろうと疑問に思っちゃって、

プラス、こうやっていろいろ重要課題を出してきているけど、

じゃあ誰がやるのという、そういうところまで考えて書いてほしいなというのはすごい思いました。

企画政策課の皆さんが、いろいろ私たちの議事録から拾っていただいて、その願いだったり要望だったりいろいろ拾ってくださっていると思うんですけど、

現実を考えたらこれは重要じゃないよねとか、

順番をつけるじゃないですけど、そういうのを考えていかないと、

職員さんたちは倒れちゃうんじゃないかなとすごい心配に思います。

あと保育所のほうなんですけど、結構ひので保育所の求人とかを見るんですよね。

民間の会社の人が結構求人を出していて、保育士じゃなくても経験があればオーケーみたいな、

私みたいな主婦でも子育て経験があればオーケーみたいな感じの求人を出されていて、そこまで来ても求人って集まらないのに、民営化になったところで土曜日の保育に人って充てられるのかなと。

民営に任せたから、じゃあ任せたから土曜日お願いしますねじゃなくて、そういうのも引き続きサポートとかってされるのかなというのがすごい気になりました。

サービスの質が落ちないようにやっていただきたいのと、本当に人が足りていないんだったらやっぱり、財政が苦しいとはいえ、時給を上げるとか、日給を上げるとか、そういうのも含めて考えていかないといけないのかなと思います。

以上です。

村瀬副市長

私の説明が下手だったのかも分かりませんけれども、民営化されたら保育園は、そこの保育園にいる保育士は市の公立の保育園に引き上げます。

公立の保育園に引き上げた人員をもって、土曜保育に充ててまいりたいということでありますので、

民は民で今度新しくなったところは募集をされて職員を充てられますので、例えばそこの保育園に 20 名の保育士がいれば、その 20 名の保育士を市のほうに引き上げてまいりまして、そうした中において、弥富中全部の保育園で土曜保育ということにはできないかも分かりませんけれども、幾つか選んだ中で、その職員の 20 名分を充てがいつつ充実をさせて、土曜保育も実施をしてまいりたいなというふうに思っております。

今、弥富市としては、まず待機児童をゼロにするんだということで、待機児童ゼロ施策をずっと継続しておりまして、そのためにはどうしても土曜保育まで今のところ少し手が回っていない状況があるものですから、そのところの部分においては、大変申し訳ない部分もございますけれども、引き上げた段階においては、そのような施策もきちんと整えてまいりたいなと思っておりますし、先ほど御質問がございました、支援を必要とする子供が増えてまいりましたので、そういうところにもきちんと手当をしていきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。

藤井会長

市長、お願いします。

安藤市長

今井委員のほうからの前段の部分についてお答えをさせていただくわけでございますが、基本目標が1から6までございまして、「主要施策と概要」、「主要事業」ということで、かなりのボリュームがここの中にはあるわけでございまして、

これから5年間の弥富市の最上位計画でございますものですから、各関係課、いろいろ書いてございますが、一つ一つの課に丁寧に聞き取りをしまして、また意見交換をしながら、このようなものに仕上がってきておりますものですから、職員は大丈夫だろうかというお気遣いをいただいておるんですけど、

私はやり切ってもらえると思ってこの計画を進めていきたいなと思っておりますものですから、後ろのほうに担当課職員おるわけでございますけど、きちっとふんどしを締め直して頑張ってもらいたいと思っております。以上です。

藤井会長

ありがとうございます。

計画の中でいろいろな現状課題は認識しつつ、施策として進めながら、実施計画の中でどのように御負担なくといいますか、スムーズに進めていくかというところは、年度ごとにも考えていかなくちゃいけない内容なのかなと思います。ありがとうございます。

今井委員

目標値が思っていたより全体的に低いなと。こういうところに数字って表れちゃうから、多分、無理のない程度でこれぐらいの数値だろうなというところを充てがっているのかなと思うんですけど、あと5年あるし、頑張ればもう少し行けるんじゃないかなとか。

逆に相談数が増えていたりとか、逆に減っていてほしいなというところが増えていたりとか、あと、NPO団体が5年後に1つしか増えていないとか、多分それってヤトミーティングのことかなみたいな。

もっと増えていてほしいなというのもあるので、その辺ももう少し、こうやって重要課題をいっぱい出し過ぎてどうこうと言っている割にはあれなんですけど、もう少し数値が上がるような、楽しく進められる感じだったらいいなと思います。以上です。

藤井会長

ありがとうございます。

今井委員がおっしゃったのは 70 ページの1つ、「成果指標」で言いますと、市内NPO法人数が例えばという感じですかね。

具体的にどこがというところがあると分かりやすいかなと思うんですけれども。そのほか、この数値目標の「成果指標」のところで委員の皆様から御意見があれば、先にお伺いできればと思いますが、いかがでしょうか。

佐藤委員

農業委員の佐藤ですけど、ちょっと気になるというか、43 ページの目標に農水産業の振興というところがあるんですけど、弥富の農業は割と水田が多いので、水田はオペレーターの方がしっかりやってみえるのでそれは残って、農地もある程度残るんだけど、

ただ1つ気になるのは、農村地域から若者がどんどん減って農村地域自体がなくなっちゃう、農業は残るけど農村がなくなっちゃうというのがすごい気になって、その農村地域に人を増やすような施策というか、そういうのがないのかなという気がしています。

藤井会長

ありがとうございます。

基本目標でいうと4の1、農水産業の振興という 44 ページ辺りのところの御指摘かなと思いますが。

佐藤委員

実際難しいんですけど、現実的に本当に今の南部地域と言ったらいかんですけど、若い人はどんどん出ていっちゃって、ほとんど残っているのは高齢者という状態になっちゃうと、その地域自体が何もできなくなっちゃうような感じになるので、

弥富の市街地の地域と南部地域との差がすごくなっちゃって、住みづらい南部地域だなというようになっちゃうといかんので、弥富全体の発展で南部地域もやっぱり人が住めるというか残ってというような状況にしないといけないのかなと思います。

藤井会長

ありがとうございます。

農産業での新規就農ですとか後継者のところの問題ですとか、今の農業を維持するためにといった御指摘かなと思いますが。

お願いいたします。

立石建設部長

建設部長の立石です。

農業委員会の会長さんが言われるとおり、今非常に弥富市の中でも問題視されている課題でありまして、特に栄南、大藤、十四山東部・西部といった地区につきましては、人口減少が今後見込まれる地域になっておるところではございますけれども、

本市の立地適正化計画というのもございますものですから、そういったものとの兼ね合いを見ながら、今後良い方策などがあればなんですが、

栄南、大藤、十四山東部・西部といった地区にも人口が保てるような方法が考えられればと思っておるんですけど、なかなか今具体的に良い方策が打ち出せていないのが現状でございますので、今後引き続き考えてまいりたいと思っております。

藤井会長

ありがとうございます。

鈴木委員、お願いします。

鈴木委員

今の回答だとちょっと何かぶれる気がするんですよね。

58 ページに市街地の整備で、最初の主要施策で、弥富市はコンパクトなまちづくりの推進をうたっています。コンパクトシティを目指していますというのは前期から来ています。

そういう中で重要視すべきは、人が住むのは弥富駅周辺、鉄道駅周辺のところを住宅地として考えておられて、南部の地域はより農業のしやすい地域、農業をするにしてもより合理的というか、儲かる農業ができるような体制を整えるための農業施策を中心としたエリアとし、

港湾地区は対外的な輸出入に対応できるような施設等を充実させていくというような、

既に前期のほうからエリア分けをされていて、あまりここではっきり言うのはよろしくないんだとは思うんですけど、

十四山・栄南地域はほぼ基本的に今後人が減る一方という前提で施策を考えていくことと理解しています。

実際住んでいる人が不便にはならないようにとかなんですけど、だから新たにここで人口増を目指すような施策は、ちぐはぐな施策になってしまうので、

それの予算配分の問題も出てきますし、それを住んでいる人たちは期待するのかっていって期待するようなことをしたら、実際やれていないのに、またそこで変な齟齬が出てきちゃうと。

だから、結局ここで計画として、それでコンパクトシティを目指すって立てちゃっているので、それに乗っかって今ここまで来ているので、今さら南部地域に人口増やす施策をやりますかといったらやりませんよね。

やれませんよね。

やりたくてもやれないと認識すべきかなと。

ただ、正直この会議は別に公開だけど、全市民がそれを理解しているかというとまたそうではないので、

そこをどうソフトランディングで目指していくかというのがすごい難しい課題なんだろうなと。

住んでいる人は不満があるし、でもそうは言っても日本全国がそうですよね。

それはもうどこの自治体だってそうなんですよね。だから本当に人が住めて快適に住める地域を限って、エリアをある程度重点するところは限らないと、押し並べて全エリアで発展を目指しますなんてことは絵空事になっちゃっているので、

それを現実論、合理的に進めていくしかない。ただ、それは住民感情意識なり、そこを本当に配慮しながらというところが大切なだけと認識します。

藤井会長

ありがとうございます。

お願いします。

立石建設部長

鈴木委員、ありがとうございます。

私、オブラートに包んで鈴木委員の言われたことを言ったようなつもりでございましたけど、なかなかはっきりと私の口からは申し上げにくい部分もあったものでございますから、

正直弥富市は、委員おっしゃるとおり、コンパクトシティを目指しておるところでございますけれども、断じて南部地域を切り捨てるということではないです。

長期的なスパンで今後の人口の配分に向けては、そういった方針を取っているということ、そう御理解いただけたらと思います。

藤井会長

ありがとうございます。

東嶋委員、お願いします。

東嶋委員

今の佐藤さんの意見のところで、やはり考えていただきたいという、担い手の話のところというのは、43 ページ、基本目標のところの主要施策の(1)に多様な担い手の育成確保というところを上げてあると思うんです。

今、総合計画というのは大まかな方向性を決めていく会の中で、ここに上げてあることで進めればいいのかなと思います。今部長さんが言われたみたいに、決して切り捨てるわけではないですよと言われたように、

現況の農地、それから農家、今の担い手の方々、そこは守る形をというのはここの(1)のところで補完されているのかなと読み取ったんです。

実際、今回の会議の中で施策とか、そういう細かいことになると、さっきおっしゃった立地適性とか、次の段階のところで計画することでいいのかなと思いますので、ここに入っているところで今後考えていくという方向は、市は持っていると私は取ったんですけど、いかがでしょうか。

藤井会長

ありがとうございます。

鈴木委員がおっしゃったようなコンパクトシティという中での、住むところの配置の今後の方向性はありながら、東嶋委員がおっしゃったように、

基本目標4の1の主要施策の中に就農支援施策は入っておりますので、今あるものをどういうふうに維持しながら、あるいは新規の就農も含めて考えていくところは、ここの中で示されているという認識でよろしいのかなと思います。

よろしいですかね。ありがとうございます。

そのほか、委員の皆様から御意見ございましたら。

八木委員、お願いします。

八木委員

先ほどの続きの話なんですが、自分も南部のほうで経営しているんですけど、後継者不足とかと農家の人が減っているという感覚がないんですね。

というのは、担い手の数は十分整っていて、十四山地区、弥富地区に対してもかなりの数がいると。

今、トマトや何かでも後継者がしっかり育っていて、主要となる作物は大半が育っているんです、弥富市というところは。

当然JAさんの後押しもあって、いろいろなことが整備されて便利になっているんですけど、そうなるとこの後継者不足を言っているのは一体兼業農家の話なのかというところになってきます。

でも正直、兼業農家が農業を続けていけるということはもはや不可能だと。

ここでも集積を 1,000 ヘクタール集めるということは、兼業農家を殺しているんですね。

でも、それは仕方がないというところで、実際に先ほどお話が出ていた中で、南部ということは、今生きている生産者たちがそれぞれいますので、

その人たちが生活するに当たっては、駅まで遠いだとか、病院が遠いだとかという、そういう生活の問題は、

今チョイソコとか、いろんなことで成果を取りながら、より住みやすいことに仕上げて、やはり一番は、農業経営が4代、5代にわたってつながっていくところが大事かと思っていますので、

農業するためのインフラ整備、道路だとか、あと水だとか、いろんな細かいところを整備して、今の状態でさらにブラッシュアップできるような農業経営ができるまちを南部のほうで構築すれば、

人口は減るんですけど、ある一定で止まると思って、逆に農業をやりたいという人間が外から入ってきて、この北の辺りだとか駅の周りに住むだとか、

あるいは南でアパートができるだとか、そういう形での集客が見込まれるんじゃないかなというところで、

やはり今それぞれの野菜や作物においての一番最先端なインフラ整備をぜひ弥富市に敷いていただければ、

今JAばかりに頼って施設もつくってくれているんですけど、

市も、ここにうたってある以上、農業という言葉も出ていますので、

金魚もそうですが、やはり先ほど鈴木委員がおっしゃったとおり、すみ分けをして予算を立てていただいて、いいことを続けていただけると末永く行けるんじゃないかなと思っています。

藤井会長

ありがとうございます。

安藤市長、お願いします。

安藤市長

八木委員、ありがとうございました。

私も担い手さん、十分とは全然言えませんけど、順調に皆さん後継者として育ってきているなと思っているところでございまして、

八木さんが事業展開されているように、本当に一つ一つの担い手さんがもっともっと私は大きくなっていければいいかなと思うんです。

それで、そこに雇用が生まれて、その雇用された方々が弥富の中心部に住むということも全然ありかなと思うんですが、

生活基盤をしっかりと、栄南地区、また大藤、十四山地区の生活基盤を整えることが市に課せられた課題じゃないかなと思っておりますものですから、

この計画の中で担い手の育成とかと書いてあるわけでございますけど、決してそんなようなことはなく、また現状維持が私はいいのではないかなと思っておりますものですから、

表現が、このような言葉が一番適当だと思って記してあるわけでございますものですから御理解賜りたいと思います。お願いいたします。

藤井会長

ありがとうございました。

入江委員、お願いします。

入江委員

今回の後期基本計画の素案、いろいろなところに改善をしていただきまして、皆様方の御協力がきっとたくさんあったことと思います。

御苦労さまでございました。前回にお示しいただいたものよりも大変緻密になっていると思いますし、各施策間の関係性ということも、より緊密になっているかなと拝見しました。

その上でなんですけれども、この今回の後期基本計画の中での目標値の考え方について、そもそも的なことになりますが、市としての姿勢をお尋ねしたいと思っています。

この目標値として、令和 10 年度のところで「成果指標」の中で上がっているものは、基本的には、総合計画の本冊のほうでそもそも上がっているものの目標値をこちらにスライドさせて記載されているということですよね。

そういうものとして拝見したんですけれども、ただそうすると、5年たった今、現状から考えると、これから後の5年間で本当に達成できるのかどうかというような目標値がそのまま記載されているところが幾つか見受けられるわけです。

例えば 38 ページです。「成果指標」の上から4つ目の(4)スポーツ推進委員等主催スポーツ行事・講習会年間参加者数、これは現時点では 175 で、10 年度は 1,000 ということですけれども、すごく大きなジャンプアップのように見えるところなんですけれども、そもそものこちらの本冊で言うと、スタートのところがもうちょっとたくさんあったのかなと思うところです。

それから、同じような記載としまして 42 ページの「成果指標」の(2)職場体験受入れ事業所数、これも現状として令和4年度 15 が目標値として 100、この目標値 100 はそもそも本冊の目標値なんですけれども、現状が 15 というところから、

5年間でこれだけのジャンプアップを目指されるということであれば、きちんとしたこれまでの5年間の取組の評価、皆さんの中での反省も含め評価等を踏まえて、この次の5年間どうするかというアクションにつながってくるのかなと思うんですけれども、

計画を計画行政としてきちんと遂行していくということの中で、考え方としては2通りあるかなと思うところです。

例えば、1つは 10 年間というこの計画を最初に本冊で立てられた、これはやっぱり市民に対する約束であるということからすると、目標値はもちろんこのままとして 10 年間遂行をして、結果として達成できたかどうかということには結構な乖離が出たとしても、それは 10 年間の成果としてこうであったということをきちんと市民に対して説明されるというのが1つの方向性。

もう一つは、そうは言っても 10 年間は大変長いですから、計画行政といっても実施していくのは大変難しいところです。

社会・経済状況も大きく変化があるという中で言いますと、やはりこの5年間で一旦見直しをするという作業の意味はそこにあると思うわけです。

ですので、このタイミングで一旦、数値目標についてはもう一度見直しをかけて、現状に見合っていない部分については、

5年間の成果を踏まえて見直しをかけて、こういうふうに修正をしていきたいと御説明がきちんとあれば、それはそれでまた市民に対する軌道修正をした新たなお約束ということになるのかなと思うんですけれども、

どちらの方向性を取っていかれるかというところをお尋ねしたいと思います。

藤井会長

入江委員、ありがとうございました。

目標値のところの設定についての御質問かなと思います。

基本計画の 10 年の中で立てた数字がございますので、それを基に後期も進めていく、あるいは、この後期の計画を立てる際にもう一度見直して、新たな目標値を立てるという2つの設定かなと思いますが。

お願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

企画政策課長の佐藤です。

入江委員からの御指摘のところですけれども、こちらのほうは後者のほうの 10 年間というのはやはり長いですので、

この5年間で見直しをかけて、数値のほうは定めていきたいとは考えております。

その中で、当然令和4年度の数値につきましてはコロナのこともありまして減っている部分もありますので、ちょっと少ないかなというところは確かにあるかと思います。

ただ、その中でも5年間の見直しで数字が変わっておりますので、そのように原課のほうで調整をした結果であります。

先ほど2点ほど、御指摘を受けたところにつきましては、それぞれのところで御回答のほうをさせていただきます。

飯塚生涯学習課長

ありがとうございます。

当初の目標を進めていきたいなという考えで目標値を設定しております。

この令和4年の 175 という数字に関しましては、コロナなどの関係もございまして、がたんと数字的には減っておるんですが、だから減らすというのではなく、目標値を下げることなく、このまま進めていきたいなという、理想論ではありますが、そのようにぶれずに数値化しております。

藤井会長

ありがとうございます。

教育部長、お願いします。

渡邊教育部長

失礼いたします。

学校のほうですけれども、体験学習等につきましては、確かにコロナでなかなか体験に行けないとか、あるいは受入先についても大変困難なところもありますが、これについては目標を達成するように進めていく予定でおります。よろしくお願いいたします。

藤井会長

ありがとうございます。

お願いします。

入江委員

御説明ありがとうございます。

もう一点お伺いしたいのですけれども、同じ関連性があるところなんですが、例えば 55 ページです。「成果指標」の(1)都市計画道路改良率、ここなどは、こちらは本冊のほうでもそもそも 44.7 となっているところです。これが方向性として、2023 年度はそのままスライド、2028 年度はやや上昇という矢印表記になっていました。これが目標値、こちらで 44.7ということなんですけれども、これについてはどういった理由があるのかということを教えていただいていいでしょうか。

藤井会長

お願いします。

立石建設部長

建設部長の立石でございます。

こちらにつきましては、今後の見通しの中で、今後5年間の計画の中で増える見通しがないというところで、同じ数値にさせていただいております。

入江委員

見通しがないというのは、どういうことを指していらっしゃるんですか。

立石建設部長

整備できる予定がないといいますか、計画がないということでございます。

入江委員

であれば、すみません、何も個別に追及したいわけではないんですけれども、この本冊を

作られたときからは、もう既に目標としているところは十分に達成をしたと、そういうことでしょうか。

立石建設部長

一度確認させていただきたいと思います。

入江委員

申し訳ありません。個別に追及するという趣旨ではないんですけれども、目標値をどういうふうに捉えるかという派生的にお尋ねしたということで、

本当に 10 年間、長い計画期間ですので、そもそも今の時代にフィットしているかどうかというのはあるわけです。

ですから、5年を経た時点で今、見直しをかけてというところなので、原課の中できちんとして皆様方の御議論があってということであれば、それで結構かと思います。ありがとうございます。

藤井会長

ありがとうございます。

「成果指標」のところは、今御質問でお答えいただきましたように、後期のところは前期5年間のところの反省といいますか、振り返りを含めて設定をしているものがほとんど。

ただ、10 年計画の中で立てたときには、コロナの状況もなかったものですから、そこで大きな実施ができなかった領域のものについては、数値は変えずに、そのまま残していきながら、この後5年間についてもその目標に向かって進むところも数値の中にはあるのかなと思います。

そのほか、この「成果指標」、「目標値」のところで、委員の皆様から御意見があればと思いますが。

今井委員、お願いします。

今井委員

指標とかというより、私たち市民が知りたいのは、目標を掲げました、じゃあ何ができて何ができなかったのか、じゃあできなかったのは何が原因でできなかったのかというのを知りたいです。

できないんだったら、この先やっていても意味があるものだったらやってもいいと思うんですけど、ないものを時代が変わったし、ちょっとこれは難しいよねというものであれば、私たちもそういうのも考えないといけないのかなと思うので、

そういうのが分かりやすく、私たちが本当は勉強しないといけないところかもしれないんですけど、そういうのが分かるといいなというところはあります。

市民の皆さんもそういうのを掲げると、総合計画ってこういうことを審議し合っているんだねというのが分かるのかな、ちょっと興味を持ってもらえるのかなと思うので。

藤井会長

ありがとうございます。

先に総務部長のほうからお願いします。

伊藤総務部長

総合計画につきましては、毎年度、事業評価につきまして、PDCAサイクルに沿って各事業を評価して公表させていただいているというところで、

なかなか皆さんに、やっていますよというPRが足りないというのはあるかもしれないですけど、毎年行っておるところでございます。

今井委員

ホームページとかで見れば見られますか。分かりました。勉強します。

藤井会長

ありがとうございました。

髙谷委員、お願いします。

髙谷委員

今までいろいろ聞いてまいりましたけど、この中でずっと考えておると、農業委員さんのほうなんかの意見から聞いても、やっぱりインフラというか、道というか、そういうものが大切だということであります。

また建設部のほうの話でも道路がどうのこうのという話になっていますけど、私はもともとが土木屋ですのである程度分かるんですけど、弥富市はとにかく南北の1号線で全体的に切れておるわけですよね。

1号線、JR、名鉄、その他で全部南北が分断されている状態なんです。

ここの踏切に関しても、いろいろなものに関しても全てなかなか進んでいかないんですけど、まっすぐすぽっと抜けることができないような状態です。

全てのものに関わってくるもので、都市計画としてやっぱりやるんだと。

今のところ、私の知る限りでは、弥富市の場合は箱物行政というか、そういうものを主に進めてまいっておるんですけど、私は逆に道というか、そういうものをきちっとやらないと、全体の産業に関しても、いろんなことに関しても全てに関わってきますので、その辺をしっかりやっていっていただきたいなと思います。

それと、今土木だとかその辺のほうでも、市役所の中で免許を持った人がどれだけおられるか。建設のほうと土木のほうと、その辺を、職員の中で何人おられるかね。

藤井会長

お願いします。

立石建設部長

1級土木施工管理技士は私も当然持っておりますし、1級ですと今4名ほどいます。

あと2級も最近若い子で取り始めておりますので、免許保持者は 10 人近くはおりまして、あと、さらに建築のほうも1級建築士をはじめ、2級建築士を持っている職員も3名ほどおりますので、10 数名は職員で免許保持者はおる状況でございます。

髙谷委員

8年ほど前から、私、こんなことも言っておるんですけど、ちゃんと免許を持って、ある程度知識のある人がやっていただいたほうがいいかなと考えております。

また、人事に関しましても、やっぱりちゃんと免許を持てばそれなりの、普通の一般の会社であれば、免許とかそういうものがあれば、ある程度出世するというか、上がるんですけど、その辺のやつが何か不透明な感じがするし、

前聞いたときには、土木の免許持っておる人が入ったよと土木課で聞いたんだけど、しばらくしたら総務のほうに配置転換になっておったみたいで、何かその辺がでたらめな人事配置のような感じがして、ずっと考えておるんですけど。

教育だとかに関してもそういうものがあると思いますので、ある程度市役所の中の人も勉強していただいて、その辺の知識を持って行政を動かしてほしいなと思っております。

あと細かいことですけど、例えば弥富市の場合には橋梁というものがあります、小さい2メーター以上の。これは建設部長ですかね、幾つあると思いますか。弥富市の2メーター以上の橋梁。

立石建設部長

560 橋です。

髙谷委員

そのうち補強しないといけないとか、そういうのはどれだけありますか。

立石建設部長

現在閉鎖しているのは2つの橋が閉鎖で通れない状況になっておりまして、あと、今点検しながら随時補修は進めておるところで、かなりの数が残っているのが実情でございます。

髙谷委員

何でこういうことを言うかと言ったら、今うちの裏のほうのNEXCOのほうで、もう昭和の、耐用年数が過ぎておって、ちゃんと今補修しておるわけですわ。

大林組とかその辺も来ていろいろやっておるんですけど、そういうものの考え方、建物にしても耐用年数だとかそういうのがありますね。

道路にしてもやっぱり補修もしないかんし、そういうこともやらないかんのですわ。

その辺の予算とか、そういうのがまるっきり今は少ないもんで、弥富市の場合は。

ほかの市町村と大体比率とか、県だとかと比べてみても、簡単に言うと道路の草刈り、カラスのあれが落ちておったとか、そういうのを拾うような費用も、土木のほうで聞いたらえらい少ないんです、比率的に。

だからその辺のことをもうちょっと建設部長さんが考えていただいて、土木のほうに予算をちゃんと回していただかないと、インフラだとかそういうのもできないし、

また、うちの前の道路に関しても、昔は計画があったんです、8年前。

それで、すぐ横に県の農政の道路もあったんです。

そちらの県の農政のほうの道路はすぐできたんです。

そういう打合せもしておって。

ところが、うちの前の道路に関してはいまだに何にもできんで、水路がどうのこうのと言うと、孫宝配水機の関係のそういうものがあってなかなかできませんとか。

用地化だとかそういうのも必要になってくるんですけど、そういうものも全体的なことで考えていただかないといけないと思います。

それと、もう一つついでにここで言わせてほしいのは、1番に書いてある防災のことに関してなんですけど、

市のほうでと高台の避難場所、これを指定するということになっておるんだけど、協力しますと書いてあるんですけど、うちのところは、はっきり言って 500 メーター以内に逃げられる場所がないんです。

ほかのところは、こんなことはここで言うべきことかどうか分からんけど、隣の団地のほうは、同じ 200 世帯ぐらいの団地なんですけど、そちらのほうは、県の建物に関して、上に退避できるようなやつをつくるためにわざわざ道路もそこへ造ると。

そこの団地は 500 メーター以内に白鳥小学校もあるもので、そこまでやらんでもいいかなと思うんだけど、そっちはやっておるんだけど、うちのほうは何にも手をつけてくれないんです。

防災課でその辺、前回の服部さんのときにはいろいろ相談もしておったんですけど、今回ずっと置いてきぼりになっておるもので、この席で言うべきことかどうか分かりませんが、お願いしたいなと思っておりますけど。

村瀬副市長

人事の関係のことから申し上げますと、今総務のほうに建築、土木の職員がいたんじゃないのかという話もいただきました。

そのときは、例えばこの庁舎をつくらなければならないという大きな、四十数億もかかるプロジェクトだったものですから、やはり図面が読める人材がいなければ設計監理ができないものですから、そういうときにまずその職員を充てております。

また、つくるのは、土木課であったり、都市整備課がつくるんですけれども、それを検査する人間が、同じ部署の人間が検査をしておっては、これは検査にならんものですから、そういう人間が総務部に今もおります。

そうしてつくる者がつくる、それをしっかり管理する者が管理して、きちんと施工管理ができる状況をつくらなければならないものですから、その点のところは少し、総務のほうに専門の技術者がおるんじゃないかというところも御理解をいただければなというふうに思います。

髙谷委員

それで副市長、何年か前なんですけど、下水道課がうちのほうの下水をやっていただいたんですけど、やったら道路だとかその辺をがたがたにして、マンホールはぼこんと上げてしまって、それでマンホールのこれは分からんもんだから、直すのに下水道課さんに行ったら、レベルを持ってこいと俺は言ったんだわね、高さを見るのに。

そうしたら、レベルってなんですかと言われたの、下水道課に。そうすると下水道課さんのほうで実際工事を発注して、検査をするのは下水道課だよね。その職員がレベルが何ですかと、そんなことを言っておったら幾ら何でもおかしいんだけど。

藤井会長

髙谷委員、総合計画のところの審議なので、個別の業務のところについてはまた別の機会で御議論いただきたいと思います。

髙谷委員

分かりました。

藤井会長

総合計画に係るところであれば、いろいろ御意見を。

髙谷委員

言いたいことを大分言い過ぎました。

藤井会長

ありがとうございます。

では、そのほかの委員の皆様から基本計画のところで、その後の総合戦略の資料2のところも御議論いただきたいなと思いますので、時間のほうが大分迫っておりますので、後期基本計画の素案のところで御意見、委員の皆様からあればと思いますが。

鈴木委員、お願いします。

鈴木委員

時間がないところをすみません。読んできて付箋をいっぱいつけてきているんですよ。

だから聞きたいことはいっぱいあるんですよ。

だけど時間が限られているから、聞けないまま終わっていくので、ぜひこの場所じゃなくてもいいので、どこか時間があれば、どうしてこういう計画になったかというのを、担当部課それぞれのお話をぜひお聞きする時間をまず欲しいなと思っています、正直。細かいところでいけば。

なので、細かいことはここでは指摘はしないんですけど、ただ考え方としてただしておきたいのは、1つは先ほど市長もやり切るとおっしゃっていたので、

そもそもここに上げたものは、各担当部課はこの5年で必達すると、やり切る計画としての認識でよろしいんですね。

であるならば、先ほどの成果指標のところですけど、これも前期の計画から踏襲しているから項目も一緒、数字も一緒、取りあえず載せていますというふうになっていますけど、

成果指標を見たら、この掲げている目指すべきまちの姿って全施策に対して目標のところで最初に掲げている姿があります。

なので成果指標の結果を見たら、この目標に目指している姿に近づいているんですねとか、そういう姿になっているんですねという実感を持っている指標としてなっていてほしいわけです。

逆になっていなきゃいけないぐらいだと思っているんですけど。ただ、ここに上げられている成果指標は、すべからくやりますとか、件数が増えますとか、

弥富市がどうしてこの計画とかがなかなか市民に伝わらないのかなとか、職員の人は本当に一生懸命やっているのに、なかなかこれが伝わらないのかな

というのは、この成果指標の取り方がそもそも間違っていないですか

結局、市民の住んでいてよかったまちの実感を取るのであれば、市民の声を聞かずしてどうするんですか。

第2回のときにも私、多分要望したと思うんですけど、成果に対しては市民の満足度をどこかしらで反映するなどをやってほしいですねというのは言ったと思うんですけど、

議事録にも書いてあって私は今日確認してきたから、それが一切反映していないから、審議会で言ったこともなかなか聞いてもらえていないのかみたいな。

だからこの会が本当に意味ある会なのかと。

国に定めろと言われたからただ出ますけど、これ本当に落とし込めているのというのをすごく心配します。

物すごい時間をかけてやっているにもかかわらず、生きた計画になっていないんじゃないのというのは本当に心配します。

なので、例えば成果指標としてイベントの回数をカウントして終わりと。それで成果が増えたらKPIを達成しましたみたいな指標になっている。

すべからくそういうようになっている。人数が増えましたとか、面積が増えましたとか。

多分行政のKPIの出し方として、そういう数値が必要なんですというのは、もしかしたらそれはあるのかもしれない。

だとしてもそれだけじゃない、本当に市民の一人一人に寄り添う計画なんですよということであれば、市民の満足度だったり認知度だったりをはかってほしいです。

そこが何も出ていないから、計画やっているけどなかなか伝わらないな、市民は知らないことばかりで、みたいなことに陥っているのにもかかわらず、一生懸命やっている職員はそれは分かっていないと。

伝わっていないことが分かっていない。広報に何回載せました、終わりと。

そうじゃなくて、広報に載せたことが市民にどれだけ伝わったかを成果として評価してもらいたい。

伝わっていないのであればやっていないと一緒なので、何回広報に載せようが無駄なことなので。

それは持っていくベクトルが違うので。

伝わっていないなら、じゃあどうやったらもっと伝わるかというほうに知恵を使うはずなんです。

担当職員は成果を上げなきゃいけないから。

そうすると、より伝わるような施策とか、具体的なやり方とか、どうやっていったらいいかというのをもっと深く考えていくようになっていくんじゃないですかと。

だから、このままだとやったらしまいで、よく頑張ったというふうに評価しちゃうから、それだといつまでたっても平行線

市民は分からないままみたいになっちゃうので、常にモニタリングなり、市民アンケートなり、どこまで市の基本計画が伝わっているのか、認知されているのか、さらに満足してもらっているのかというのは。

満足度合いってどこまで出せるかよく分からないんですけど、それでも今、計画の中で市民の声を聞くという成果がほぼないので、それでいいんですか。

それが目指すまちの姿ではかれるんですかというのは素朴に思って、前期からの続きだからしょうがないと済ますのであれば、あと5年我慢しなきゃいけないとなるので、弥富市はそれでいいんですかとなっちゃうんですよね。

だから変えるべきは、今ここでせっかく後期で立て直して、さっき企画課長も別に前期の目標値にこだわらないということだったので、そもそもの成果指標の考え方も、時間ないですけど、本当に考え直したほうがよろしいんじゃないでしょうかというところです。

どう思いますか。逆にほかの委員の方々も、これで目指すまちの姿がはかれているよねと言えると思うんですかというところが疑問に思いました。

藤井会長

ありがとうございます。

入江委員

私が鈴木委員の想いを全て理解したかどうか分からないのですけれども、間に立つような感じで申し上げたいなと思うんですが、

そもそも本冊のほうで上げられていられる「成果指標」がもともとアウトプットのものが結構多くて、本来でしたらばアウトカムではかるべきところを単純な数値になっているところがあります。

私もこの本冊をつくるときに携わっていましたので、責任がゼロとは言えないんですけれども、やはり職員の方々からすると、比較的指標化しやすいものをどうしても上げてこられたというところも少なからずあるのかなと思うところで、それは一概にそれが全て否定されるべきことでもない。

アウトプットの積み重ねの先に本来的にアウトカムがあって、そして、あるべき市民が求めるようなこれからの弥富市の姿が実現されていくのが一番いいのですけれども、

ですから、アウトプットだけに執着するというか、そこだけにとらわれるというのは本来あるべきではないというのは、それは鈴木委員のおっしゃるとおりだと思います。

これをこの機に、本当に全部がらっと変えてしまうのかどうかというところは、計画行政というものをどう考えるかというところにも関わるので、

私も先ほどお尋ねしたところなんですけれども、やはりある程度の形というのは 10 年の中でつくったものがあるので、その枠組みの延長線上として後期の5年を考える。

ただ、指標としての数値目標の多少の見直しということはあるということで言うと、ここまでの議論をしてきた経緯もありますので、今ここで全部大きくがらっと変えるというのも難しいかなと思うのですが、

ただこれから5年間、全く同じアウトプットも含むような指標でもって図れるかというと、難しいなと思うところもあります。

ですので、例えばですけれども、折衷案というような形で思ったのは、今思いつきレベルで恐縮ですが、一応計画としてはこの体系を維持する。

だけれども市民の声をよりよく聞いて、それを反映させるような仕組みというのを別途走らせるというような形を取る。

例えばですがさっき今井委員もおっしゃった、どういうふうに市民に届いているかというところもすごく重要なことだと思うんです。

そうしたときに、例えば総合計画なんかはよく別冊というような形で、市民に分かりやすく、例えば自治体によっては漫画みたいな形で示すというのもあるんですけれども、

そういうものをウェブ上でも別に紙でもどちらもいいんですけれどもつくられて、例えばこれまでの5年間とこれからの5年間というような形で、これまでの5年間というのはこういうふうなことができました、これができませんでしたと。

じゃあこれからの5年間の中では何を達成していくのか、あるべき姿に向けて今後はこういうところを重点的にやっていきますと。

数値目標とは離れて、もう少し概括的に市民に分かりやすく説明するような形で一旦お示しをすると。

それと並行して市民に対する満足度の調査を行って、どこに満足度が高いのか低いのかということをこの5年のタイミングでもう一度はかり直して、それを踏まえてまたこちらの計画に、実施計画のほうになると思いますけれども、

見直しを随時かけていくというような形で2つ走らせていくという、大変ですけれども、そういう形も折衷案として考えられるかなと思ったのですけれども、いかがでしょうかということです。

藤井会長

ありがとうございます。

私も今入江委員がおっしゃったところに賛成する気持ちがあります。

私もこの総合計画、勉強しながらですけれども、見ていくと、もちろん前期のものも細かくPDCAのサイクルが大切だという議論の中で、「成果指標」のところも細かく振り返りをしているところは別の資料の中ではあったかなと思います。

それを市民の皆さんにどういうふうに分かりやすく見せるかというところは、そのまま見せてもなかなか伝わらない難しさも一方ではあるのかなと思います。

分かりやすくそれぞれ振り返った指標のところを資料としては出しながら計画を進めていく、それは実施計画の中で振り返りもしながら進めていくことが大切ではないかなと私も思ったところです。

ぜひほかの委員の皆様からも、このような御意見をいただければと思いますが、いかがでしょうか。

入江委員

もう一点だけ補足を。何度も同じ者が発言してすみません。

市民満足度を図りながら反映させていくときに、1つ市の皆さん方にお願いしたいことがあって、

例えば施策単位で進めていく、見ていくということがこれから必要になってくると思います。

事務事業評価というレベルを超えて、市としての方向性、戦略性を踏まえた上で、市民満足度と非常に密接に結びつくレベルだと思います。

ですので、アウトプットの細かい数値どうのこうのというのは置いておいた上で、大きな施策単位での評価、方向性と市民満足度を結びつけてこれからの5年間を考えていく

そうしたときには、市長もちろんそうですけれども、やはり部の単位で部長さんがどういうマネジメントをされるかということがすごく大事になってくると思います。

施策全体を把握されているのは部長さんの単位だと思いますので、例えば部の方針、部としてはこれから1年間どういう方向性でどういうことをやっていきますよということを、市民に対しても、市の中の職員の方に対しても示される。

それを1年間の中でどうやって必達していくかということを約束として、あるいはマネジメント方針として示していただくということで、大きな方向性というものをかじ取りしていただく。

そこをどう市民満足度等を見ながら、また実施計画に落とし込んでいくというような作業をしていただくと、このアウトプットの上がり下がりのところからは離れた、大きな方向性の議論ができるんじゃないかなと思っています。

以上です。

藤井会長

ありがとうございます。

鈴木委員、お願いします。

鈴木委員

市民の反応として、満足度だけじゃはかれないと思うんですよ。

満足度となると結局市民は好き嫌いで答えちゃいがちなので、そういうことだけではなくて、だから聞きにくいですよね。

そういうことじゃなくて、伝わっているかどうか、知っているかどうか、認知度のほうをやっぱり上げてほしいなというのはまずあります。

その上でそれが満足しているのかどうかもはからなきゃいけないですけど、今現在は、そもそも市がどういうことを目標としてやっているのかとか、

こういうことを一生懸命やっているということがなかなか伝わっていないんじゃないかなというのがあるので、まず知ってもらう。

その知ってもらうためなのは、広報に載せました、ウェブに載せました、何回載せましたではなくて、

どれだけコンバージョンがあったかというか、その後市民がどういうリアクションをされたのかとか、一定期間でどれだけ認知度が上がっているかとか。

もちろん最初の評価なんて、認知度は低くたっていいんですよ、別に何%かだって。

でも、それが年々やっていく上で、どう増えていくかというところを工夫していただいて、

初っ端は、結果を取ったら全然知らない人ばかりみたいな、すごくショッキングな数字が出るかもしれないですけど、

そこからどうやって増やしていくかだと思うので、だからそこを重要視していただきたいなとは思います。

藤井会長

ありがとうございます。

認知度というのはこの計画自体の認知度といいますか、その辺の。

鈴木委員

この基本計画云々でも、中身の一つ一つの施策にしてもというところですかね。このいろんな重点項目で「成果指標」を出していますよねというところの、

一つ一つの項目のところに、補足で、どれだけ施策自体が知られているかというのは反映してほしいなと。

藤井会長

ありがとうございます。

次の資料に移りたいと思いながらも皆さん、この辺は大事な議論かなと思いますので、「成

果指標」の部分ですとか目標値のところで御意見があればと思いますが、よろしいですか。

安藤市長、お願いします。

安藤市長

御意見ありがとうございます。

令和 10 年の目標値があるわけでございますが、それに向けて部または課が一丸となって市民の皆様を、言い方は悪いですが巻き込んで、しっかりとした成果を出す、これがやはり今言われていることかなと私は思っておりますものですから、

何事も市民なくしてこの事業は成り立つものではありませんので、しっかりと一つ一つ、担当課、担当部が説明をしまして、市民の皆様と一緒に目標に向かって進んでいきたいと思いますし、

先ほど私、やり切るんだというようなこと言いましたけど、限りなくその目標を達成できるように、一丸となって市が努力しなければならないと思っておりますものですから、また引き続き厳しい御意見をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

藤井会長

ありがとうございます。

今井委員、お願いします。

今井委員

こういう総合計画って、市議の皆さんってどう思われているのか、どれぐらい認知度があるのかなというのがすごい気になっていて。

やっぱり市議の皆さんと市役所の皆さんとで一緒につくり上げていくことってすごい大事なんじゃないかなと思って。

話を聞いているとコミュニケーションも足りていないような気もするし、市議の方と行政の方のコミュニケーション、

あと、私たち市民と行政の方とのコミュニケーション、もう少しあればいいのになと思うところでありまして、施策目標ごとに市民ワークショップをするとか、また仕事を増やすようで申し訳ないんですけど、

そういうのも興味を持っていただく一つのきっかけ、そこからまた口コミで、こういうことをやっているみたいだよ、

ちょっとあなた気になるじゃないというところで広めていっていただくとか、そういうのもあるといいのになと思うんですよね。

あと、SNSとかでも発信が。なかなか難しいんですかね。

課でいろいろ、教育委員会とか、XってSNSを拝見させていただいているんですけど、すごい頑張られていて、教育委員会が一番、いつもいいねしています。

その辺も知っていただくきっかけをつくられていて、あれも担当の方がいらっしゃるんですか、SNS担当みたいな。

藤井会長

教育長、お願いします。

高山教育長

教育長、高山でございます。お褒めの言葉を頂戴しましてありがとうございます。

担当というよりは、やっぱりそれぞれの担当の者がいろんな業務をやっておりますので、それを、まさに今先ほどから議論していただいているように、市民の皆様に知っていただくところからまず始めて、知っていただければきっとそこからいろんな御意見を頂戴できると思いますので、我々が全てを把握しているわけではないので、そういった草の根的なことを取り組んでいるのが現状でございますので、まだまだ意見を頂戴できればと思っています。

よろしくお願いいたします。

藤井会長

ありがとうございます。

では、残りの時間も限られておりますので。

髙谷委員

一言だけ。

今まで皆さんの意見をいろいろお伺いしてやっておりますと、部長さん以上の方で役所のマニフェストを必ず毎年出していただくというのはどうでしょうかね。

それで、大体自分の方針とかそういうのを出していただいて、それでもう一つ、あと市の歳入と歳出、これも絡めて書いていただくと、それで皆さんのほうに広報していただくと、認知度だとかそういうのもかなり上がると思うし、興味も湧くと思うんですけど。どうでしょうかね。市長、どうでしょうか。

藤井会長

安藤市長、お願いします。

安藤市長

各部のマニフェスト、年度当初に上げてそれに向かって市民の皆様と共に進むという、政治家がやるようなことでございますけど、私はそういうことをやってきておるんですけど、

なかなか行政としてそれがいいのかどうかはこれから検討させてください。それは勉強させてください。

予算も含めて、そこに記してもいいのかどうかということを。

それをすると市民の皆様に広く知れ渡るのかなと思いますし、またその発信の仕方もまたそれは難しいものですから、いかに皆様に知っていただくという方法を考えなければならないものですから。

髙谷委員

一応広報の5月号に大体区長だとかそういうのを全部出すんだけど、今期のを出していただくと、自分の方針というか、そういうのを出していただいたほうがより分かるかなと。

安藤市長

もう少し分かりやすく、分かりやすい言葉で市民の皆様にお示しするのがいいかなと思いますので、少しお時間いただきたいと思います。

藤井会長

ありがとうございます。

同じようにどう理解いただくか、認知していただくかという大事な御指摘だったかなと思います。ありがとうございます。

では、総合戦略の資料2のところに、御意見あれば伺ってというふうに思いますがいかがでしょう。

総合戦略のほうでは、重点戦略4の中には数値目標で市への愛着度なんかも前回の御意見をいただいて、数値目標で書いているところもあったりいたします。よろしかったでしょうかね。

資料2のほうで御意見なければですけれども、今回たくさんのいろいろな御指摘、御意見をいただいているかなと思います。

今後の進め方の部分で、事務局とも御相談かなと思いますが、この後パブリックコメントを総合計画の中ではお示しして、市民の方からの意見もいただくというフェーズを次に準備しております。

その後にパブリックコメントをもって、答申に向けて総合計画は整理をしていくということが、年明けぐらいから進むというような感じになるかなと思います。

今回のいろいろな御意見を受けて、パブリックコメント前の 11 月に、もう一度この審議会を開いて皆さんの御意見をまとめたほうがよろしいのか、あるいはパブリックコメントをもってその案も含めてもう一度議論した方がいいのか、ここは皆さんの御意見をいただいて、次のステップとさせていただければと思いますが。そのような形で事務局のほうはよろしかったですか。

どうぞ。

入江委員

1点だけ質問させていただきたいんですけど、確認です。

資料2の8ページのところです。先ほどの基本計画の素案と数値的には同じですけれども、そのときに聞き漏らしたのですが、8ページの一番下のところですが、スクールソーシャルワーカーの人材確保、これは令和 10 年度、目標値1人ということでよろしいんですね。

御説明いただいてよろしいでしょうか。

渡邊教育部長

教育部長の渡邊です。失礼いたします。

現状2名というところで書かせていただき、先のほうでは1名ということで減っているのではないでしょうかという御指摘でございます。これにつきましてですが、実は設置したときに2人みえたんですけれども、実はお2人で1週間をお願いしていたというところです。

つまり週 2.5 日、2.5 日というところでやっていたのが現状です。先のほうでは1人になって、やっぱり減っているのというところですが、決して 2.5 日にしたいということではなくて、同じです。

週5でお1人の方、週5は常に相談できる体制を維持していきたいということで書きたかったんですけれども、数字のほうが2と1となってしまったので大変分かりにくかったんですが、2人というのは同じ週5ですけど、2.5 日、2.5 日の2人だったというところでございます。

入江委員

ありがとうございます。

そうなのであれば、これはKPIですから変えられない、指標のほうは変えられないですかね。上が配置時間数なので、時間数で書かれたらそんなに心配せずに読めると思うのですけれども。

高山教育長

今、人数ですので、いかに半減したように見えますが、時間数で表記すれば御理解をいただけるかなと思っていますので、そんな形でよろしいですかね。

入江委員

ありがとうございます。

それはお1人になって、交代要員がいらっしゃらないという体制で大丈夫なのでしょうか。

高山教育長

現状はそれで回っているかと思います。2名になることによって情報の共有をどこで取るかとか、そういったまた新たな問題も出てまいりますので、現状はそれでやっていける方向で考えております。

藤井会長

ありがとうございます。

それではそのほか、資料2の総合戦略のところの御質問、御意見等はよろしかったでしょうか。

佐藤課長、よろしくお願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

先ほど様々な御意見をいただいたところではございますけれども、この総合計画素案につきましては、パブリックコメントをかける前に、皆さんのほうでこれで出していいというところで出したいなというのがございます。

当然パブリックコメントをかけた後は、パブリックコメントをいただいた意見に対しての修正はあろうかと思うんですけれども、委員の皆様方がこれでというところで出していただいて、パブリックコメントに諮るというほうがよろしいかと思いますので、なかなか指標のほうの見直しは難しい部分もございますので、もう一回協議を重ねるのか、市側からのこの指標の中でパブリックコメントをいただくのかというのを御判断いただければと思います。

藤井会長

ありがとうございます。

パブリックコメント前にもう一度この審議会の中での確認をして、その案を基にパブリックコメントという流れが望ましいか、パブリックコメントの後にもう一度この審議会の中で併せて審議をする形がよろしいかというところは、委員の皆様からも御意見賜れればと思いますが、いかがでしょうか。

なかなか、どちらにしても限られた時間の中での審議にはなりますので、いただいている意見を基に、もちろん今後検討はしていくことにはなろうかなとは思いますけれども、よりこの場をもって修正確認をしていくというところが必要か否かかなと思いますが。

鈴木委員

パブリックコメント前にもう一回確認でいいんじゃないですかと思いますけど。

藤井会長

ほかの委員の皆様からも、いかがでしょうか、そのような形でよろしいでしょうか。

入江委員

日程的に、皆さんがこういうふうに会するということは可能でしょうか。もしそれが難しければ、例えばですけれども、今まだ追加の御意見が鈴木委員もたくさんおありだというようなことでしたので、

この後に何らかの、メールでもフォームでもいいと思うんですけれども、まだ追加の御意見がある場合には事務局で集約していただいて、

それを踏まえてまた事務局と、お手数ですが会長さんとのほうで落とし込んでいただいたものを、

例えば書面でも、我々に再度確認をということで、メールに添付で結構ですが、確認をしていただいたものについて了となれば、パブリックコメントにかけるという形でもいいのかなとは思いますが。

藤井会長

そうですね。

お願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

今入江委員から提案をいただきましたので、鈴木委員がそれでよろしければ、一度御提案の内容を各部長と交えて話をして、その結果、変更できるかどうか分からないですけれども、その辺を詰めさせてもらって、それをまた委員の皆様に、会長と相談させていただいてから進めるということでよろしいですかね。

藤井会長

事前に、鈴木委員以外の皆さんからもメール等で御意見は、この場でなかったものもいただきつつ、今日出た御意見というところも検討しながら修正案はつくっていくという流れでいかがでしょうか。そのほうがよろしいですかね。

メールだけだと何か伝わりにくいこともあるので、

別テーブルで、例えば会長も同席とかで、一緒にヒアリングする時間を別途取ってもらえるんであればいいのかなとは思いますけれども。

今井さんもどうですか。ほかに聞きたい参加者がいれば、ほかの委員の方でも。そんな別テーブルがあれば。

鈴木委員

多分メールだときつく伝わっちゃうもんね、私たちの意見が。

鈴木委員

そうね。

藤井会長

お願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

内容が分からない部分もありますので、鈴木さんと市側で一度やってから、その内容を踏まえた上で会長さんにお話を持っていって、その後皆さんにという経過でもよろしいでしょうかね。

会長さんも大変お忙しい方ですので、鈴木さんと市側のほうでその辺の御意見を一回お伺いしてという形でよろしいでしょうか。

鈴木委員

審議会としてそれでいいのであれば。

藤井会長

まず、鈴木さんのほうで今調べていただいているいろいろな御意見というところが、今日出し切れていないというところもあろうかと思いますので、そこは伝える場を設けていただくというところが1点かなと思います。

もちろん、ほかの委員の皆様のその後の御意見というものを妨げる理由は全然ないので、皆さんからも今日お話しできなかったところ、時間が限られているという中での御意見はいただきながら、最後私のほうで確認をさせていただくような流れでお願いできればいいかなと思います。いかがでしょうか。

よろしいですか。お願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

度々で申し訳ございません。

今後のスケジュールにも大分影響がある内容かと思います。

今の話次第では、もう一回審議会を開くことにもなろうかと思いますし、内容を聞いて、会長さん預かりで申し訳ないですが審議会を開くのか、パブリックコメントの日程も現状ではこの日にちだというのはなかなか言えない状況かと認識しておりますので、申し訳ございません。

パブリックコメントの日程、次回審議会の日程も含めて、会長預かりで一度お話をさせていただいたほうがよろしいのかなと、事務局としては考えております。

藤井会長

ありがとうございます。

では、パブリックコメントの日程もあろうかと思います。

そこまでに今の話の修正をする時間的な制約、難しさというところもあろうかなと思いますので、パブリックコメントは今出している案で出すことを前提に、その間で会長預かりとさせていただいて、鈴木委員をはじめ、ほかの皆さんの意見も、今日出尽くせなかったところはいただいて、パブリックコメントも含めて修正を進めていくという流れでいかがでしょうかね。

そのような流れのほうがきっとスムーズかなというか、日程的なところも含めて考えるといかがかなと思いますが。

入江委員

1点だけ心配が。

日程的なことももちろんあるのですけれども、通常、パブリックコメントに出されたものからその次のものがすごく大きく変わっていると、市民としてはびっくりすると思うんです。

あまりそれはない形かなと思います。ですので、9割方整えて、パブリックコメントをお聞きして、修正したもの、Aがパブリックコメントを経てA′ですよというような形でお示しするのが多分市民の方には分かりやすい。それがもし、Aがパブリックコメントを経てBになっていたら、どこでどう変わったのだという疑念を抱かれる可能性がありますので、あまり手続的にはどうかなと思うところなんですけれども。

藤井会長

お願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

入江委員の言うとおりだと思っておりますので、今の鈴木委員も含めてほかの委員の皆様方も、もし御意見等があれば書面で出していただいて、それを踏まえたものをまた皆さんにお出しして、それが最終形でパブリックコメントにかけていくのがいいのかなと思っております。

申し訳ございませんが、当然意見をいただいたものが全てそのまま計画の素案の中に入るかどうかは、難しい部分もあると思いますので、その辺は御理解をいただいて進めることになろうかと思いますけれども、その踏まえたもので協議会を開いて、次回そこで議論していただいたほうがいいのか、会長預かりで、会長一任として出させていただいてよろしいものかというのだけ確認いただければと思います。

藤井会長

ありがとうございます。

私の意見のところも、入江委員がおっしゃったように、パブリックコメントに出す内容が、大きくこの意見の中で変わって出てくるというところは望ましくないかなと私も思いますので、先ほどの意見は撤回をさせていただいて、改めてパブリックコメントに出す内容についてを、この審議会をもう一度開催して出すべきか、会長預かりという形で、もちろん今の意見、あるいはその後にいただく意見も含めて修正をして、事前に資料としてはもちろん、こういう内容をパブリックコメントに出しますとお渡しすることはできるかなと思いますので、そういう形での御確認でよろしいかというところですが、事前に皆さんの御意見があればと思いますが、いかがでしょうか。

よろしければ、会長預かりの中で修正をさせていただいて、皆さんに時間を持って見ていただくほうが十分確認いただけるかなと思いますので、そのような形のほうが私としてはよろしいのかなと思ったりしますが、いかがでしょうか。よろしかったですか。

もう一度整理いたしますと、今日のいただいた御意見とその後にお出しいただく意見も含めて、それも早くしていかないといけないかなと思いますけれども、御意見いただいたものを会長預かりという形で修正させていただいて、皆さんにパブリックコメント前には発信をして確認をいただくという形で進められればと思いますが、事務局のほうもよろしかったですかね。

お願いします。

事務局(佐藤企画政策課長)

会長預かりということでお願いしたいと思います。

そうしますと御意見ある方、申し訳ございません、この後残っていただいてそこだけ詰めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

藤井会長

ありがとうございます。

では、お時間もございますので、この後、御意見のある方は少し延長で残っていただいてということをお願いできればと思います。

拙い進行の中で、皆さんの御協力があって何とか進められたかなと思います。十分でない進行で大変申し訳ございませんでした。

引き続き、この皆さんの御意見をもって総合計画、いいものができていくことが何よりと思いますので、お力を賜れればと思います。

それでは、事務局のほうに進行を戻させていただきます。お願いします。

4 その他

事務局(伊藤)

ありがとうございます。

続きまして、次第の4その他についてですが、先ほどパブリックコメントのお話も皆さんでしていただきましたが、本日お配りしております資料に、パブリックコメントの実施要領をホチキス留めで2枚目に意見提言書をつけて配付しております。

こちらにつきまして、「3意見(案)公表日」と「4 意見募集期間」につきましては現在空欄とさせていただいております。こ

の後の展開がどうなるかというのはございますけれども、事務局としてこのまま、早い日にちでいければ 11 月1日から 12 月1日の日程でパブリックコメントを実施したいと考えております。

また、次回審議会を開くということになりますと、ここの日にちが 11月 20 日から 12 月 20 日までの期間で実施したいと考えております。この辺につきましては、この後の状況次第で変わってきますので、また追って御連絡をさせていただきます。また、こちらのパブリックコメントにつきましては、市のホームページ及び広報紙で市民のほうに周知を図ってまいります。

裏面を御覧ください。

「9 結果の公表方法」についてでございますが、(1)で「お寄せいただいた意見を整理したうえで、それに対する本市の考え方を作成し、総合計画審議会において決定のうえ、市ホームページで公表」とさせていただいておりますので、パブリックコメント後の審議会で御意見等を皆様に御協議いただくこととしております。あらかじめ御承知おきください。

それでは最後に、次回の審議会の案内といたしましては、次は第7回になりますけれども、開催する予定でございましたら 11 月 13 日の月曜日、午後1時 30 分からとさせていただき、パブリックコメントの後、審議会を開催ということになりますと年を跨ぎまして、1月 15 日の月曜日、午後1時 30 分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。

また、こちらの正式な文書等につきましては、改めてお送りさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

事務局からは以上となります。

事務局(佐藤企画政策課長)

補足で、先ほどの審議会の日程ですけれども、会長預かりの関係で、次回審議会をパブリックコメントの前にもう一回やるということになれば、先ほどの御案内のとおり 11 月 13 日に行いたいと思いますし、会長預かりで意見がまとまり、11 月1日でパブリックコメントがかけれるようであれば、11 月 13 日の審議会のほうは中止として、パブリックコメントのほうを実施していくという形でお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

その後のパブリックコメントを受けた審議会につきましては、先ほど御案内させていただいた、パブリックコメントが 11 月1日から、11 月 20 日から、どちらになっても、次回その後のパブリックコメントを受けての審議会は1月 15 日に開催するという形になりますので、御理解及び御予定のほうをよろしくお願いしたいと思います。

以上です。

藤井会長

ありがとうございます。

少し修正内容等のところで流動的なスケジュールになりますけれども、早めにといいますか、会長預かりの中で判断をして、パブリックコメント前の審議会を開くか否かは早急に判断をしたいなと思います。

以上、その他の連絡事項になりますが、最後に委員の皆様から何かあればと思いますが、よろしかったでしょうか。

それでは、これで審議会のほう、以上で審議は終了とさせていただきます。

事務局のほうに進行を戻させていただきます。どうもありがとうございました。

事務局(佐藤企画政策課長)

ありがとうございました。

予定時間を押しておりまして誠に申し訳ございません。藤井会長をはじめ各委員の皆様、ありがとうございました。引き続きの審議になろうかと思いますけれども、今後ともよろしくお願いを申し上げるとともに、御意見様々いただきましてありがとうございました。

ここで、時間を押しているところを申し訳ないのですけれども、お配りしております地域づくりと協働の講演会について、柴田市民生活部長より説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

柴田市民生活部長

市民生活部長の柴田でございます。

お手元に講演会のチラシを配付させていただきました。11 月 19 日の日曜日に地域づくりと協働の講演会ということで「みんなで考えよう、これからのまちのかたち」というテーマで講演会を開催いたします。総合計画後期基本計画にもありますように、コミュニティへの関心が高まり、コミュニティの必要性について理解が深まる機会になればと考えております。御都合がつきましたら、ぜひ皆様も御参加いただければ幸いでございます。

私からは以上でございます。

事務局(佐藤企画政策課長)

大変時間をオーバーしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

以上をもちまして、第6回弥富市総合計画審議会のほうを閉会させていただきます。

委員の皆様、どうもありがとうございました。

  • imowoarausaru

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