市長は費用負担の増大と開校時期が間に合わないと主張
議会は中学校跡地での再編校建設を求め、市長は十四山西部小学校での増改築で続行したいと対立。市長は住民の声をどう取り入れたのでしょうか。人口が減っていく農村地域の声を聞く気がないのでしょうか。市公式ホームページの「お問い合わせ・ご意見」からでも意見は出せます。
市や議会や議員にメールでも電話でも署名でも声を
令和6年8月27日の令和6年第3回定例会、9月議会開会日によって
弥富市小学校統廃合に伴う新校設立計画の見直しと、地域コミュニティ活性化および定住促進の推進を求める決議が発議され、全会一致で可決されたところでございます。
この決議が報道されたことにより、保護者の皆様から、計画が変わることについてご心配される声をいただいております。
決議の内容は、再編校の位置を十四山中学校の跡地に新校を新設する方針に変更する提案でありますが、この提案に方針を変えると変更すると、令和10年4月に開校はできません。
本日は、令和10年4月に開校する必要があることを改めてお伝えさせていただくとともに、
前回お示しした計画を見直し、増築する新校舎の面積を拡充し、全ての子どもたちが新しい校舎において学校生活を始められるよう、教育環境を整備してまいりますので、
議会の決議を再考していただきますようお願い申し上げます。
本市では、教育方針、1人1人が輝き、よく学び、心豊かでたくましい子を具現化するため、生きる力育成、それを支える学校の教育力の向上を図っております。
社会の変化は、高速化し、新型コロナウイルス感染症に象徴されるように、予測困難となっています。
そのような社会をたくましく生き抜く力を身につけさせるためには、多様な価値観を持った子どもたちが意見を出し合い折り合いをつけながら解決策を見いだしていくことが求められております。
その実現には、お互いが意見を交わし合う、一定の集団規模が必要と考えます。
小規模小規模校では、人数が少ないことで、教職員の目が行き届き、全ての子どもたちの顔がわかるという大きな強みがあります。
実際、小学校ではその強みを生かした教育活動を行っています。
一方、1クラスの場合には、クラス替えができないため、人間関係の固定化や序列化、また、息苦しさ、息苦しさから不登校に繋がりかねず、心配をしている保護者、学校現場の声もいただいております。
他に男女の偏りが生じやすいといった課題もあります。
そこで、4小学校を一つにすることで、子どもたちにとっては、集団で行う活動が広がり、多様な価値観に触れることができ、クラス替えにより、新しい人間関係を構築でき、また、人間関係につまずいたときには、そこから距離を取ることができます。
加えて、多くの目で子どもたちを見守り、支援や指導ができ、交換事業など、教職員それぞれの専門性を生かすことができます。
さらには、1人1人の校務分掌や行事に関わる業務が軽減されることで、ゆとりを持って教育活動を進めることができると考えます。
弥富市の小学校再編整備事業については、令和元年に保護者アンケートを実施し、これまで保護者、市民の皆様と対象とした説明会の開催、パブリックコメントの実施など、様々な機会で市民の声、学識者の声、学校関係者の声を聞き、議論を重ね、再編の基本基本方針となる弥富市小学校未来構想を令和5年、2月に決定し、議員の皆様にご説明の上公表しております。
なお、弥富市小中学校未来構想の基本方針として、小学校再編は、令和10年4月を目途に行うこととしております。
また、この弥富市小中学校未来構想に基づき、弥富市小学校再編整備方針案をまとめ、広報や広報やとみ、弥富市ホームページに公開した上、保護者や市民の皆様を対象に説明会を開催するとともにパブリックコメントなどにより十分に意見の聞き取りを行い、これらの結果を踏まえ、令和5年11月に再変更の設置場所を十四山西部小学校とする、弥富市小学校再編整備方針を策定したところです。
また、議員の皆様に対しましても同様に説明をしてきたところです。
弥富市小学校再編整備方針案の市民説明会において、再編校の位置を十四山中学校とした校舎を新築にすべきという意見があったことは、承知しておりますが、我が子が友人関係で悩んだり、息苦しさを感じている姿を目の当りにしている弥富市小学校再編委員会並びに保護者の皆様からは、計画が変わり、開校が遅れることで、少人数の弊害が続くことに強い不安を抱く声を聞いております。
これらの声に応えるためにも、また私達最大の使命として、安全安心を第1に、将来を担う子どもたちによりよい環境を整えるためにも、令和10年4月に開校させていただきたい。
小学校再編整備につきましては、このたびの議会の決議を踏まえまして前回お示した計画を一部見直し、増築する新校舎の面積を拡充することとし、令和10年4月から全ての子どもたちが、新しい校舎において学校生活を始められるよう整備してまいります。
なお、3階部分には、地域住民の緊急時の避難スペースを設けております。
また、体育館には空調を整備し、教育施設、避難所施設としての機能の向上を図ってまいります。
合わせて不足する駐車スペースを解消するため、北東校舎を解体し、アスファルト舗装の駐車場を確保してまいります。
工事中の安全対策につきましては、児童との動線が交錯することのないよう、交通安全対策に最大限配慮するとともに、騒音振動についても対策を行ってまいります。
具体的には業者が決まってから、改めて周知をさせていただきます。
また避難所機能も有しておりますことから、これまで、これも同様にして確保してまいりますこれまで同様に確保してまいります保護者の多くが1日も早い教育環境の改善を求めている現状は、議会にもご承知のことと思いますが、令和10年4月開校が絶対に変更はできません。
これまで丁寧に説明を行ってきた上、市民に認知されている従事者西部小学校の増改築を、時期的にも、費用面でも新たな課題が発生することとなる10社中学校跡地への新築に変更することは、これまで同様に、もしくはこれまで以上に丁寧に市民に説明する必要があり、日程的にも無理があるところでございます。
なお建築費用につきましては昨今の物価上昇を鑑みまして、現時点といいますか、最近の直近の事例も踏まえまして十四山西部小学校の増改築では22億5000万、十四山中学校の新築におきましては、およそ45億2000万ということでございます試算をしております。
次に付帯事項について申し上げます。
学校跡地利用計画の策定でございますが、学校跡地につきましては、全国的な状況を見てみますと、公共施設として、住民の方が利用できる施設への転用、民間事業者への売却や貸し付けなど、地域の実情や住民の方のご意見などに合わせた様々な活用事例がございます。
今回ご提案いただきました学校跡地利用計画の策定に当たりましては公共利用や民間活用などについて、地域の皆様や議員の皆様と一緒に考え意見を交わしながら、市の各種計画との整合性を図りつつ取り組んでまいります。
次に、地域コミュニティの活性化支援事業支援でございますが、議員もご承知のように、コロナ禍によって地域活動の規模が縮小しております。
また地域活動に対する考え方も大きく変わってきております。
地域の役員はコロナ禍前に戻そうと試行錯誤をしておられますが、役員の担い手不足、急激な少子高齢化など課題が山積しており、毎年交代している役員が任期中に対応することはとても難しい状況です。
市といたしましても、担当課市民協働課になりますが、が地域の役員の皆様と一緒になって、地域活動やまち作りに関する情報課題を共有し、地域と地域としてどうすべきか、地域として何をすべきか、真剣に意見を交わしてまいりたいと考えております。
しかし市役所だけでは地域の考えを動かすことはなかなか難しいことですので、地域の皆様の声や気持ちに寄り添っている議員の皆様と一緒になって、より良い活力のあるまち作りを目指してまいりたいと考えておりますので、何卒を使うお力添えをお願いをいたします。
次に、定住促進の推進でございますが、大藤、栄南、十四山の地域におきまして、親世代の家の隣に家を建てる場合、あるいは農地を転用して分家を建てる場合等には、マイホームを取得することができます。
3世代同居近居では、日常生活において、親世代から、援助を受けることができ、世代間の支え合いにより、子育て環境や高齢者の見守りを充実させることができます。
こういった背景を踏まえながら、既存の補助金を見直し、新生活を始めるにあたって、魅力のある補助金の導入を検討してまいりたいと考えております今後も様々な形で市民の皆様を初め、自治会などのご意見やご要望を伺い、議会と行政が一緒に汗を流しながら、学校跡地利用、地域コミュニティの活性化、定住促進に繋がる持続可能がまち作りをに取り組んでいくことが必要でありますので、格別のご理解とご協力をお願いいたします。
そして、子どもたちのよりよい教育環境のため再変更の1を14社は西部小学校とし、令和10年4月から全ての子どもたちが新しい校舎において、学校生活を始められるよう整備してまいりますので、何卒、議会の意思の意思を再考していただきますようお願いを申し上げます最後になりますが先週金曜日、市内の全小・中学校では新米給食会が行われました。
私は十四山中学校の2年生のクラスで、稲作農家からご提供いただいた新米のコシヒカリを生徒たちと美味しくまた楽しくいただいたところであります。
改めてそのときに思いましたことは、十四山中学校は令和7年3月24日に公式を迎えます。
せめて閉校式を迎えるまでは、生徒たちに不安な思いや心配をかけることなく、最後の日まで学ばせてあげたいと強く思った次第でございます。
また、これは再編要項についても同じでありまして、令和10年の3月までは切たちはその学校でそれぞれ学ぶわけでございますものですから生徒たちに不安や心配を与えることなく、学ばせてあげたいと思っているところでございます。
児童生徒の心は大変繊細でございます。
児童生徒の無邪気な笑顔は紙の宝物です。
市民の皆様、また議員の皆様には、児童生徒にしっかりと寄り添い、教育環境の整備にご理解とご支援をよろしくお願い申し上げ、最高のお願いといたします。
ありがとうございました。