以下の図面等は、市民のみなさんが
「中学校跡地の案」「小学校改修案」を客観的に比較してもらうために作成された資料です
本来、弥富市が検討し作成すべきことを怠っているので、
建築の専門家がやむを得ず、ボランティアとして作成されました。わかりやすいので感謝です
増改築は今回は15億円でも、次の建替えをあわせれば30億円以上かかるのでは?
市長がこだわる増改築案は、すでに50年以上経った体育館、プール、旧校舎の躯体を結局は約20年後には建て替える必要性があります。
それに15億円以上かかると見込まれるので、合わせると計30億円以上かかります。
思い切って中学校跡地に新築すれば、安全性で使いやすく魅力ある校舎となります。
最初から安全で魅力的な新築が、費用面でも長期的にはお得
弥富市がやるべきことをやっていない。という異常事態が続いています。
中学校跡地での計画案の作成と比較検討をしないのは怠慢です
やるべきこととは、議会が「十四山中学校跡地で再編校を」と決議したのですから、
十四山中学校の敷地でプランを立てて、検討すべきです。
その上で、十四山中学校のプランが、十四山西部小学校での改修と増築よりも劣っているというならば、
その要因を具体的に議会に説明した上で、再考を求めなければなりません。
検討を全くせずに、しない理由はないはずなので、理解することができません。
きわめて異常です。公平、公正、科学的、論理的な行政といえません。
そういう異常事態の中で、いつまで待っても市から中学校跡地でのプランが出そうにないことを憂い
多くの市民の方にご意見を求めていく中で、ボランティアの方が、中学校跡地で設計すれば、こんな素晴らしい学校にできるという平面図とパースをを作っていただけました。
本来これは弥富市がやる仕事です。やらなければならない仕事です。
ここで学校の設計についてちょっと考えてみましょう。
学校に必要な要素、部屋というのはそれほど違いはありません。
長い間、学校の建築設計が繰り返しされてくる中で、改良改善が重ねられてきました。
一番大きな障害は敷地の制約要件ですが、今回、中学校跡地に小学校を建てるのは非常に有利です。
なので、今までの改良改善を集大成したようなプランにすれば良いというだけのことです。
そこで改めて既設の小学校を利用する案の滑稽さというのは、
やはり昭和47年の学校建築と現在とでは、耐震性、安全性だけでなく、全体のプランが違ってきているということです。
さらに、既存の学校を運営しつつ、増築という極めて大きな制約があるので、既存の校舎に継ぎ足す形で増築棟を作ります。
増築棟と、旧来の校舎を渡り廊下で繋ぐ形になるのですが、残念としか言いようがありません。
やはりこの中学校跡地でのまとまりのあるプランを見てしまうと、もう全く残念としか言いようがありません。
市民提案で 十四山中学校跡地での統合小学校のイメージ図が届きました
子どもたちとあなたの未来のために、考えてみませんか
市長がリーダーとして、常に行わなければいけないのは、私心のない判断です。
「これは世の中のためになるか、ならないか」
(特徴)
1,校舎廻りの高さをTP+0.5mまで嵩上げし、1階の床の高さをTP+0.9mとし
2階の床の高さをTP+5.2m(南海トラフ地震の津波高さTP+5.0m)以上とする。
2.スクールバスのターミナルから雨に濡れること無く校舎に入ることが出来る。
また、ターミナルのスペースも十分なスペースが確保出来る。
3,屋上にプールを設置し、プライバシーの確保をするとともに、災害時の対応として
プ-ルの水を、ろ過器を使って飲料水、雑用水として375m3確保できる。
非常用電源はリチウムイオン電池と太陽光発電(体育館屋根)より供給する。
4.屋上には1000人程度の津波避難場所が確保できる。
5.運動場法面をスポーツ大会や諸行事の観覧席として利用できるようにした。
6.運動場は200mトラックが取れ、学校行事以外の行事にも十分な広さが確保できる。
7.普通教室と廊下の間仕切は可動式とし、多目的な利用が出来るようにする。
8.体育館跡地に200台、校舎北に50台、合計250台程度の駐車場が確保できる。
9.職員室は1階昇降口近くに設け、児童や来館者の様子、運動場が視認できる位置とした。また、水害時の緊急対策室として、3階にも職員のサブステーションを設ける。
10.運動場西側には、植栽や、観察畑、ビオトープ、遊具を設け、子供たちが遊べる十分なスペースが確保できる。
十四山中学校の跡地に新築するほうが、確実に早い。と専門家は言っています
保護者のご意見のように令和10年4月開校を目指すべきです。
今からなら、日の出小学校(旧弥富中学校跡地に新築)と同じスケジュールで工事ができ、十分間に合います。
増改築のほうが様々な問題が予想され、工期的には難しい、と建築専門家は言っています。
授業を行っている西部小学校での改修と増築は工期的には難しいい
伊勢湾台風並みの災害では西部小の浸水の深さは5.8mで2階も水没!
同じく海抜が低い名古屋市港区では、1階の床高を海抜0.6m以上にしています。
学校は避難および救助救援の拠点となるためです。
十四山西部小学校ではマイナス1.9mの低さでの増築になります。
市は2階に避難と言っていますが、
伊勢湾台風で経験した海抜3.9mの高潮を忘れたのでしょうか。
「1階は浸水する設計で進める」との市長答弁を許していいのでしょうかはならない
統合校にふさわしい魅力にあふれ使いやすい学校を設計できるのは新築
統合すれば児童も保護者も遠距離から広範囲の来校になります。
そのためにはスクールバスの運行が新たに必要です。保護者による送り迎えも増えます。
学校の敷地は広い駐車場の確保が必要となります。
中学校跡地は小学校の1.5倍の面積があり、格段に適しています。
狭い小学校での改修の設計では、制約だらけで期待に答えられない
新しい時代にみあう魅力にあふれ使いやすい学校に
増築棟は新築ですが、既存校舎も使います。
増改築の設計では制約だらけで使いにくく魅力に欠けます。
統合すれば児童も保護者も遠距離から広範囲の来校になります。
そのためには学校の敷地はスクールバスの円滑な運行や保護者のための広い駐車場の確保が必要。
中学校跡地のほうが適しています。