新しい風やとみ 市政報告会
地域と教育を見直すきっかけに
ドキュメンタリー映画 奇跡の小学校の物語 自主上映会
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」とも言います。
諦めて、動かなければ、解決策は見つかりません。なにか動けば、方法は引き寄せられます。今、弥富市民に最も見てほしい映画です。
映画鑑賞の後、弥富市の学校統廃合について報告します。
35名の小さな学校に、どうしたら通学してもらえるのか。魅力ある学校づくりが始まった。地域の魅力を掘り起こす。移住者のための村づくり。高齢者が活躍する給食農園。本物に触れる文化人の授業。様々な奇策で学校を立て直す。地域住民と学校が一丸となって汗を流し、行政も動いた。
日時:2024年11月23日(土) 午後1時30分~4時
会場:弥富市総合社会教育センター 公民館ホール 弥富市前ケ須町野方802-20
お客様:どなたでも 参加費は無料 主催: 新しい風やとみ
弥富市では学校の統廃合を進めています。学びそのものを大転換する時期ではないですか。
未来のために学びの環境をととのえることについて一緒に考えてみませんか!
なぜ、人は学ぶのが楽しいのか?
身体能力が劣る人類は、助け合って生きてきました。
未熟な子どもを共同で保育し、組織的な教育で「生きる力と智慧」を受け継いできた歴史があります。
智慧と環境を相続し、未来を創造できるのが人類です。
全世代が楽しく学ぶまちに
学校の再編を弥富再生のきっかけに
心と体をひらけば元気になれる
曇りの無い目で見る、小さな声にも耳を傾ける、思ったことは気軽につぶやく、意見のちがいは当たり前。 人はつながることで豊かな人生がおくれます。
自ら学び成長する元気社会へ!
豊かな原体験が元気のもと
一緒に作る、食べる、踊る、歌う、聞く、話す。原体験(火、石、土、水、木、草、動物、ゼロ体験)が子どもの「生きる力」を育みます。
大人も子どもも成長するまちへ!
対話と共感で多様性を認める社会へ
多数決の問題点わかりますか? 最後まで話し合い、妥協せず互いの相違点を認め合った合意をすべきです。 真の協力は「対等な話し合い」からしか生まれません。
肝は自主性と自立性!
子どもを中心にした輝くまちへ!
これからの時代を生きる子どもを育てる教育
「自分で考えて行動できる大人」責任ある社会の一員を育てることは地方自治の原点です。学校の統廃合は教育の全てを本質から問い直す機会にするべきでは?
学校と教育は自治の原点!
子どもたちの自主性、社会性、創造性は?
例えば名古屋市では、学年の異なる友達と、自由に遊び、学び、体験学習や地域の人々と交流する放課後教室(トワイライトスクール)を開設し、自主性、社会性、創造性を育んでいます。
学校と地域で見守る放課後教室!
歴史、文化を伝承する場は?
「統合対象4校の地域との繋がりは」との問いに、「これまで通り、地域ボランティア、地域コミュニティとの繋がりを大切に」との答弁。実現のためにもっと工夫をする必要があります。
大人と子どもが活躍する場の確保を!
個人の尊厳を尊重する日本国憲法において「教育を受ける権利」は人権を守るために重要なことです。
教育基本法は、教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期すことを教育の目的と定めています。
今回の全国的に行われている学校の統廃合について、あくまで教育を受ける権利のある子どもたちにとって、
その権利が侵害されることのないように、最も適切な形で教育が受けられるようにする事が重要です。
小さな主権者の権利を擁護する意味でも、学校教育環境について、やはり市民全員がもっと関心を持つべきであり、
私の立場としては、公平公正な立場、長期的な視野に立って、市民の皆さんの関心と議論が高まることを願ってやみません。
そういう意味で問題提起を繰り返して行きたいと考えています。
他に何かないかと探したところ
国が公表している資料を見てみましょう
文部科学省から全国の教育委員会への通達「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引の策定について(通知)(平成27年1月)
近年,家庭及び地域社会における子供の社会性育成機能の低下や少子化の進展が中長期的に継続することが見込まれること等を背景として,学校の小規模化に伴う教育上の諸課題がこれまで以上に顕在化することが懸念されています。
このような中,公立小学校・中学校の設置者である各市町村においては,それぞれの地域の実情に応じて,教育的な視点から少子化に対応した活力ある学校づくりのための方策を継続的に検討・実施していくことが求められています。その際,学校統合により魅力ある学校づくりを行う場合や,小規模校のデメリットの克服を図りつつ学校の存続を選択する場合等の複数の選択があると考えられます。
このことから,文部科学省においては,公立小・中学校の設置者である市町村教育委員会が,学校統合の適否又は小規模校を存置する場合の充実策等を検討する際や,都道府県教育委員会が,これらの事柄について域内の市町村教育委員会に指導・助言・援助を行う際の,基本的な方向性や考慮すべき要素,留意点等をまとめた「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引~少子化に対応した活力ある学校づくりに向けて~」(以下「手引」という。)を別添の通り策定しました。
公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引 (PDF:613KB)
学校規模の適正化及び少子化に対応した学校教育の充実策に関する実態調査について (PDF:1,915KB)
以上を調べてみたのですが もっと 広く深く調査されている論文を見つけました まとめとして超お勧めです
【論文】学校統廃合の新局面と教育論を無視したその問題性 山本 由美(やまもと ゆみ)和光大学教授2022年4月3日月刊『住民と自治』 2022年2月号 より
【論文】学校統廃合で広域化が進む学区域とマンモス校―学校再編の実態と課題― 山本 由美(やまもと ゆみ)和光大学教授2018年9月10日月刊『住民と自治』 2018年9月号 より
これから日本をしょってたつ子ども達のためにもっとお金をかけるべきです。そうすれば、私達に返ってくるものも大きいと思います。見返りを求めるわけではありませんが。