
弥富市がやるべきことをやっていない。という異常事態が続いています。
中学校跡地での計画案の作成と比較検討をしないのは怠慢です
やるべきこととは、議会が「十四山中学校跡地で再編校を」と決議したのですから、
十四山中学校の敷地でプランを立てて、検討すべきです。
その上で、十四山中学校のプランが、十四山西部小学校での改修と増築よりも劣っているというならば、
その要因を具体的に議会に説明した上で、再考を求めなければなりません。
検討を全くせずに、しない理由はないはずなので、理解することができません。
きわめて異常です。公平、公正、科学的、論理的な行政といえません。
そういう異常事態の中で、いつまで待っても市から中学校跡地でのプランが出そうにないことを憂い
多くの市民の方にご意見を求めていく中で、ボランティアの方が、中学校跡地で設計すれば、こんな素晴らしい学校にできるという平面図とパースをを作っていただけました。
本来これは弥富市がやる仕事です。やらなければならない仕事です。
ここで学校の設計についてちょっと考えてみましょう。
学校に必要な要素、部屋というのはそれほど違いはありません。
長い間、学校の建築設計が繰り返しされてくる中で、改良改善が重ねられてきました。
一番大きな障害は敷地の制約要件ですが、今回、中学校跡地に小学校を建てるのは非常に有利です。
なので、今までの改良改善を集大成したようなプランにすれば良いというだけのことです。
そこで改めて既設の小学校を利用する案の滑稽さというのは、
やはり昭和47年の学校建築と現在とでは、耐震性、安全性だけでなく、全体のプランが違ってきているということです。
さらに、既存の学校を運営しつつ、増築という極めて大きな制約があるので、既存の校舎に継ぎ足す形で増築棟を作ります。
増築棟と、旧来の校舎を渡り廊下で繋ぐ形になるのですが、残念としか言いようがありません。
やはりこの中学校跡地でのまとまりのあるプランを見てしまうと、もう全く残念としか言いようがありません。
市民提案で 十四山中学校跡地での統合小学校のイメージ図が届きました
子どもたちとあなたの未来のために、考えてみませんか
市長がリーダーとして、常に行わなければいけないのは、私心のない判断です。
「これは世の中のためになるか、ならないか」
(特徴)
1,校舎廻りの高さをTP+0.5mまで嵩上げし、1階の床の高さをTP+0.9mとし
2階の床の高さをTP+5.2m(南海トラフ地震の津波高さTP+5.0m)以上とする。
2.スクールバスのターミナルから雨に濡れること無く校舎に入ることが出来る。
また、ターミナルのスペースも十分なスペースが確保出来る。
3,屋上にプールを設置し、プライバシーの確保をするとともに、災害時の対応として
プ-ルの水を、ろ過器を使って飲料水、雑用水として375m3確保できる。
非常用電源はリチウムイオン電池と太陽光発電(体育館屋根)より供給する。
4.屋上には1000人程度の津波避難場所が確保できる。
5.運動場法面をスポーツ大会や諸行事の観覧席として利用できるようにした。
6.運動場は200mトラックが取れ、学校行事以外の行事にも十分な広さが確保できる。
7.普通教室と廊下の間仕切は可動式とし、多目的な利用が出来るようにする。
8.体育館跡地に200台、校舎北に50台、合計250台程度の駐車場が確保できる。
9.職員室は1階昇降口近くに設け、児童や来館者の様子、運動場が視認できる位置とした。また、水害時の緊急対策室として、3階にも職員のサブステーションを設ける。
10.運動場西側には、植栽や、観察畑、ビオトープ、遊具を設け、子供たちが遊べる十分なスペースが確保できる。