「未来に残る夢のある安全な小学校を」 令和6年12月定例会 統合小学校のために討論しましたが、採決では十四山西部小学校になってしまいました 

統合小学校を十四山税部小学校に定める議案に反対討論をしました

残念ながら議案はとおってしまいました

11番 佐藤仁志、

議案第47号、弥富市運動広場条例の一部改正について

第48号弥富市立学校施設開放に関する条例の一部改正について

第49号令和6年度弥富市一般会計補正予算第8号に反対の立場で討論します。

多くの住民の方は、各種報道によって、再編校は中学校跡地に作られるものだと、今でも思って、信じてみえるかたがいっぱいいます。

3点に絞ってこの不当性を、十四山西部小学校に設置し、この3本の条例について不当性を指摘します。

1点目。

そもそも、令和10年4月に間に合わないから、中学校でなく小学校っていうのは何度も指摘されて論理は破綻しています。

新築であれば、日の出小学校は実質2年で工事ができています。

なので、中学校跡地に新築するのであれば、再来年に着工すれば、10年4月1日に十分間に合います。

ところが、市長副市長は、地域の合意形成に2年もかかるっておっしゃってるんですが、

これは、中学校跡地にしたくないから、合意形成にかかるって言ってるふうに言われても仕方ないんじゃないでしょうか。

これほど地域で、地域、特に地域の皆さんが中学校がいいって言ってるわけですから、そんな時間がかかるはずはありませんなので、令和10年4月1日に間に合わないというのは論理破綻してます。

2点目。

費用対効果です。

これも、新築30億かかっても、最初っから安全で高品質な学校が使えるんです。

60年使ったとすれば年5000万です。

市の案は、ごちゃごちゃと改築をして、15億だって言ってるんですが、

例えば、既存校舎、体育館の新築そっくりさんにかけた改修費5億円、約5億円

これ、20年経たないうちに、壊すんでしょ、そうやって答弁してますから、5億円は、捨て金。

20年経ったときも、どうなるかわからない。

万が一20年たって廃止すれば、それも捨て金。

なので、誰が考えても、新築の方が費用対効果が高いのは明らかです。

3点目。

今回特に問題になってる安全性です。この堂々巡り、

結局、安全とコストを、市長は天秤にかけてるんじゃないすか。

保護者子どもに向かって、安全、この程度安全だから我慢してくださいって、そういう問題じゃないです。

伊勢湾台風以来、水が来たことがないっていう人がいますけども、それはたまたま運がよかっただけの話であって、将来に対する保障にはなりません。

だから、この新市庁舎、これは、当然海抜面よりも上。

プラス20センチとか50センチとか言ってますけども少なくとも1階の床高は、もしポンプが止まっても困らないように、堤防が多少破堤してもいいようになってます。

十四山小学校時代のこの二つの小学校、東部小含む二つの小学校が結果的に言えば、失敗だったということです。

1階の高さがマイナス1. 9とかマイナス1.いくつやってますからね。

中学校はちゃんと上にあげてるじゃないですか、

十四山村のその他の公共施設も全部嵩上げして海抜0 m前後でやってます。

弥富市はずっと嵩上げしてきてるんですよ。

これ素人の住民でも、わかる話です。

市長が急遽ですね、嵩上げって言ってますけど、結局旧校舎を残して、嵩上げですからね。

せいぜい数十センチの話ですよ。

根本的に変えない限りは無理です。

問題は、これでは、地域の防災拠点として役に立ちません。

あっちが低い、こっちが低いと、比較の問題じゃないんです。

こういうことを言うとですね、あそこが低いってことは風評被害っていうふうに言われるんですけども、あそこが低いってことは誰よりも地元の人が知ってるんです。防災の基本ですよね。

どれくらい低いかってことを具体的に知ってるってことは、

あまり風評被害っていうと十四山西部地区の住民は無知蒙昧だから不安になるようなことを言うべきじゃないっていうことですか?

むしろ住民に対して失礼ですよ。

で、せっかくね、この十四山西部地区において、中学校跡地があるんです。

広い敷地で盛土した安全なところが作ればいいんです。

そのチャンスをつぶしちゃうんですか?

大藤学区には弥富中学校があります。栄南学区には南部コミュニティセンターがあります。

十四山東部学校には支所もスポーツセンターもあります。

十四山西部学区だけが盛土して、広くて、広い防災拠点がないんです。

だから、30センチそこらの嵩上げじゃなくて、十四山中学校を売っぱらうんじゃなくて、きちんと小学校建てて、ちゃんと広くて水害でも耐えれる防災拠点がいるんです。

だから、西部小学校に防災拠点としての西部小学校でなく、中学校跡地に防災拠点を兼ねた総合を立てなければ駄目なんです。

これは、行政としてね、防災防災って言ってる行政としてあまりにもアンバランスで無責任です。

十四山地区の人に対してもとても罪深い議案だと思います。

この議案ですけども、47号48号ちょっと意味不明な条例だなと思ってて、

グラウンドだけ残して使います。ってことは逆に言うと、残りの中学校の嵩上げしたところは民間にも売却が決まってるんですか?

理解不能ですよ、これは。

49号の補正予算については、そんなようなことで、いつまでも小学校ぐちゃぐちゃなぶり続けるような補正予算については不適切です。

以上、理論的客観的に言うと、どう考えてもベストでないこと、それが変えられないってのは

これまで弥富市が進めてきたこと、これは変えられないっていうことなんでしょうか。そういうふうにしか思えないんですよ。

だけど、やはりそこは住民の代表である議会が、正しく公平に議論をし、適切な判断をするという意味においては、やはりここで一度立ち止まる。

立ち止まって、本当に未来永劫残る、永劫は言い過ぎましたけども、未来に残る夢のある安全な小学校になるということに反する議案ですので、以上を指摘して反対討論とします。

以上です。

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