それでは通告がありますので、順次発言を許します。
佐藤仁志議員
1:26
11番、佐藤仁志 請願第1号、十四山中学校跡地に小学校再編新設することを求める請願書について賛成の立場で討論をします。
5点に絞って申し上げます。
1点目やはりこの請願の重さです。
住民にとって、地元の学校。これある意味、市長副市長教育長よりも、住民の方が遥かによくわかってるし、真剣に考えています。
しかし、残念ながら、この学校再編において、市側は丁寧な説明と、おっしゃってますが、住民から見たときに、本当にわかる説明。されてるんでしょうか。
結局、市は、したしたって言ってるんですけども、なかったので、このような請願になってしまったことは、明らかじゃないですか。
今回の委員会から今日の討論、本当に小学校派、中学校派それぞれ意見が出て、熱心な討論がされてます。
だからこういう討論をしながら、きちんと住民の方に、具体的な情報を出してこなかった。
それが、この請願になってしまった。
だから、この請願は重いんです。
2点目。
請願の集め方、それから、この請願の真意についてなんですが、委員会の請願審査の中で、
例えば市の変更案、増築を増やすってことなんですけども、伝えてあるかとかですね、様々しつこく聞かれました。
ただし、この点に関して言うならば、そもそも、教育委員会が10月ですか保護者説明会で、その12教室の案を説明したんですが、聞かれた保護者としては、議会は、中学校でと言ってるはずなんで、おかしいと。
それと、とてもその案では、安全性、その他納得できないということで、そっから、この請願活動が始まったということが、象徴されています。
去年の説明会で、既に、小学校は、建物も危険だし、低いし、中学校がいいという意見や、それも踏まえて、地域にとっても歴史的に、この十四山大藤栄南地域にとって歴史的に、将来を正しく左右することなので、悉皆調査、全住民に対して、アンケートをきちっとやるべきじゃないんですかって意見が出てるんですし、
今考えれば、自分が行政の当事者であったとするならば、それは自分たちの都合だけでやってですね、この地域の人たちにとって、死命を制する決定ですからね、やはりそこはどういった意見が出るか、きちんと出してもらう。
今、住民投票条例の直接請求とか、話題になってますけども、やろうって意見ありますけども、そんなことしなくても、行政が、この地域に限定してしてもらえばいいです。
きちんとこういう、今議会で明らかになったような情報をきちんと伝えて、その上で、住民としてどうなのか、いやもちろんそこの中で小学校でいいんじゃないですかって言いたかったら、そう言えばいいですよ。
だけど、それをきちんと小学校で改築すればこうなりますよってことを、きちんと図面とか、状況とか説明した上で意見を聞いて。それは正しい行政です。
この請願の質問の中でですね、基本的に普段は普通教室にいる。音楽室とかは一時的だからみたいなことで、それでいいんじゃないんですかって質問があったんですけど、僕あり得ないと思うんですよ。
請願者の方、自分の我が子の命のことを思って請願されてるんですよ。
たとえ短いからといって旧校舎や、体育館で、ね。
そこで、災害があって怪我をしたり、死んでしまうリスクあることについて、保護者や地域住民が認められるはずないじゃないですか。
次3点目いきます。
今回の討論でも何度も出てくる防災についてです。
他の方も言ってますけども、その地域に住んでいる土地の成り立ち、伊勢湾台風を経験してみる方がまだいっぱいいます。
弥富市が13機のポンプ場を守るって言ってますし、昔とくれば当然よくなってます。
ただ、日光川の水位が上がったら、当然停止命令です。ポンプが止まれば駄目です。
それから電源が止まったり、燃料供給が止まっても止まります。
そんなことは当然、想定することですし、既に先ほど何度か言ったように、最初に低いところから溜まって、低いところは最後まで引かないっていうことを言ってるんです。
そういうことを踏まえた請願であることは明らかです。
もう一つは、請願審査中でも明らかになりましたけど、別にここだけ特別扱いしてくれって言ってるわけじゃないんです。
だって他に高いところいくらあるいくらでもありますし、仮に他に低いところがあったとしても、建て替えって事は、嵩上げをして、海抜0メートルよりも上に校舎を建てる。
これを繰り返していけば、当然、全ての校舎、公共施設の建て替えの暁には、全て高い土地になるんです。これをですね、命山って言うんですよ。
命山、これは昔からこの水郷地帯で伝えられてきた。いざというときに、逃げる陸地を地域で持たなきゃいけないんです。
そういうことを踏まえて、請願者の方は正しく生活、歴史を踏まえてやってるってことです。
4点目。
こどものことを最優先にすべきです。
しなきゃ駄目です。
請願審査の中でですね全国的に人口が減ってる。減ってますよ、
そういう問題じゃないんです。
だからこそ、「弥富市はこどもの命を最優先にしてるってことを示さなきゃ駄目なんです。
だって、中学校がベスト。セカンドベストが小学校ということで、お金も勿体ないし、死にはしませんよっていうようなことがですよ。
まさしく弥富市の姿勢だったとすれば、
今回の討論でもいくつか出てきてますが、他の地域から人を呼び込むべきだと、子育て日本一だったと。
いうときに、いや弥富市はどうせこどもが減るので、ね、こどもの命って最優先じゃないと、そういうことをやっちゃいけません。
ましてやですね、特に栄南小学校のなんかそうですけども、栄南小学校の遥かに柱も太い部屋も広いしっかりしてる。広々してる。
そういうところから、この市の決定によってですね、わざわざスクールバスに乗って、ね、来たところが、確かに普通教室は新しいですよ。
だけどさっきように嵩上げするったって、知れたもんですよ。
で、古い校舎がお化粧はしてありますよ。
だけど、そういったところに、何で来なきゃいけないんすか。それが住民は納得できるんですか。
納得できるはずがありません。
最後5点目は、この議会の受け止め方です。
光があるとするならば、こういった熱心な、なんていうか請願に対する反対の質問も含めて、
実に議論がこの期に及んで、されてますが、私全て文字起こしをしてですね、読み返しているんですけども、やっぱり、絶対に小学校がいいとは、その議論の中では出てないと思います。はっきり言って、中学校の方がベストでした。
だから、どうして、中学校は駄目なのかっていう疑問しか残らないかなり白熱した委員会ができたと思います。
そもそも請願はですね、市民の方が、私生活を犠牲にして、相当な努力、をやったということです
それに対して、結局、振り返ってみると、技術的なことっていうんすかね。
細かいこと、それから、例えば、「ハレーションのかかった情報で請願を集めたんではないか」とかですね、ハレーションってのはちょっとカタカナ、あの実際言われたんで言いますけども、
要はその中学校こんなにいいんだよっていうことを見せたことがね、何かあたかも煽ってるっていうか、そういったことでやるかということを、問い詰められるんですね。
これを聞いて、請願を集められた方はどう思うんですかね。
はっきり言って失礼だと言われても仕方がないと思いますよ。
そもそも、住民は建築専門家でもなければ行政の専門家でもありません。
だけど、やっぱり地域のことを思って出た結果がこれなんです。
この5番目の最後は要は、議会の役割をもっと頑張りましょう。
まさしく市議会は、住民の意見を汲み上げて、未来を議論する場ですよね。
市が出してきた議案をスムーズに通すための、市政に寄り添う議会ではないですよね。
だから、これだけみんなが意見言ってるこれだけ理由をたくさん並べてるのに変わらないってのは、
結局、何かあるんじゃないかと、
中学校にできない何かあるんじゃないかっていうことを、言われ始めてます。
あくまで議会ってのは、いろんなことを表にして、どっちがいいか、純粋に議論し判断する場です
もちろん、議会の議員だって土木や建築の専門家ではありません。
だから、参考人招致、そういう専門家を呼ぶ仕組みはあるんです。
だから、例えば、公聴会ってのもあります。
今回の件でもね、あれだけ請願についてすごく言うんだったら、
請願人を参考人招致すれば良かったんですよ。
聞きましょうよ。
議会カフェでいっぱい、いっぱい意見聞いたじゃないですか。
地域に入って住民の意見を聞きましょうよ。
最後に、この請願審査、長時間にわたって、振り返ってみるとですね、
やっぱり親が子を思う愛の力が請願に結晶したんだなっていうことをつくづく思いました。
こどもの安全性ってのは、やっぱり誰にとっても最優先です。これに勝るものはありません。
今まさに、このこどもをあるいは孫を思う親の気持ちを否定して無視することができる議員ってのはこの世の中にいるんでしょうか。
これが、請願が、我々議会に突きつけた意味と価値です。
何度も言いますがわが子だけ特別扱いしろって言ってんじゃないんです。
お古が嫌だっていう。これは言う権利はあるんですけどね。
そんな小さなわがままじゃなくて、我が子が大半の時間は普通教室で過ごしたとしても、やはり旧校舎に時間もあるわけです。
あらゆる意味においてはわが子や孫の安全性についてできる限りを望む。気持ちを、否定できるんでしょうか。
倒壊しないから逃げればいい。
そんなことを自分のこどもに向かって言われて我慢できる親がいるんでしょうか。
だからこのさい請願に賛成しましょうよ。
今からでも遅くないと思います。
以上、賛成討論とします。
那須英二議員
1:47
7番 那須英二 請願第1号この請願に対して賛成の立場で討論させていただきます。
この請願署名は、約3400人の方々が、署名を行って、真剣な思いが届けられました。
私が議員になってから、13年間たつわけですが、それ以降初となります。
かつてないほどの署名数であり、しかもそれが短期間で集められたと。
それほどまでに、この保護者の熱意、本当に真剣なものだというふうに感じ取ることができます。
先ほど議案第46号の、賛成討論だとか、あるいは、今この請願の反対討論等で示された理由については、ことごとく否定できるものでございます。
例えば、男女のバランスが待ったなしの課題であり、より良い環境をとおっしゃいますけれども、この請願の中では、安全性を重視するということで、先ほど厚生文教委員長からも報告があった通りで、保護者の皆さんは、こうしたスピードよりも安全性を重視していると、いうことでございます。
また、初期投資を抑えるだとか、いうことに関しては、命はお金に変えられないものでございます。
排水機は強いと言っておりますけども、伊勢湾台風のような堤防決壊については全くの無力であって、それは排水機では防げない。
そんな状況になるわけですけ。
また、防災面については浸水してしまっては、体育館も使えないような状況では、やはり、その避難所としての機能が果たせるのかというのは、大きく疑問が疑問が残るわけです。
さらには、小学校再編委員会の方々が、嘆願書等を持ってきたといいますが署名は10数人にわたるものでしかありません。
約3400人の市民は、そうした一部の人たちで決めるのはやめてくださいと。
いうふうに報道があったところでございます。
そして何より、この命と安全の問題では、先の大きな被害があった東日本大震災の際に大きな被害を受けた大川小学校の判例では、学校施設の不備が要因となって、裁判に行政側が負けるという異例の判決が出たわけです。
弥富市でも同じく、この低い地盤では、その悲劇の可能性を残すことになります。
将来にわたって禍根を残し、その火種をまいたのと同様です。
南海トラフ地震が近く予想される。
その危機に最大限備えるべきです。
そのときに誰が責任を取れるんでしょうか。誰が責任を問われるんでしょうか。
人の命の責任なんて、誰も取れません。
責任を取れるとしたら、今この瞬間だけなんです。
だからこそ目を覚ましてください。
この保護者の悲痛な思いをしっかりと受け止め、中学校の跡地に、最大限の安心安全を詰め込んで、よつば小学校建ててください。
そして弥富市が胸を張って、災害に強い街弥富として、誇れるような学校を作り、これからつくる学校や保育所、全てそれ以上の安心安全な施設にしていくことを目指していくことを誓って、この最大限の努力をしてほしいじゃありませんか。
そのための第一歩となれる学校。これを保護者の願いとともに行って作っていただきたい。
その願いをもって賛成討論とさせていただきます。
横井克典議員
1:55
横井克典です。
請願第1号、十四山中学校跡地に、小学校再編校を新設することを求める請願について、賛成の立場から討論を行います。
私はこの請願の紹介議員でもございます。
請願に至る経緯としましては、今年10月初旬、小学校に通ってみる低学年のお子さんが見えるお母さんが、私の事務所に訪ねてみました。
お話としては、自分の子供が、令和10年4月開校の新設校に通うことになるが、市教育委員会の説明は十四山西部小学校ありきで話が進んでいる。
防災面や、校舎等の老朽化など、西部小と十四山中学校を比較検討すると来年閉校する十四山中学校跡地で校舎を新築する方が、保護者の立場からは、不安なく、安心して子供が学校に通学させられることができる。
私の友達の保護者もやっぱりやはり十四山中学校が安全でいいよねと言ってみえたそうです。
また、私達保護者の声を市に届けるにはどうすれば良いのでしょうかとも相談がございました。
そのお話の後、後日ですけれども、私は10数件の低学年の児童を抱える保護者からのヒアリング、訪問したりして、ご意見を聞いてきました。
ほとんどの方が、安全性の高い十四山中学校跡地に新設校を持ってきて欲しいとの要望でありました。
また保護者は、新聞で議会が十四山中学校に決議したので、その通りになるんじゃないかっていうようなことで喜んでみえましたけれども、まだ決着してないの?と残念がる方もお見えになりました。
改めてその相談者の方にヒアリング結果をお伝えしたところ、署名を集めることで、市に計画の変更を求められないかとのご意向もありました。
私は、そのお母さんと2時間近く、お母さんの思いをお聞きして、そのお母さんのこどもの安全を願う熱意に打たれ、私は紹介議員を引き受けることになりました。
私から、そのお母さんに対して、市議会が発行する請願陳情の手引きを説明し、その内容に納得をしていただきました。
その後、10月中旬から、そのお母さんが請願代表者として、子育てや仕事の合間を縫って、署名収集の活動を始められました。
また、市民の皆さんが、この小学校再編について非常に関心を持たれていることから、そのお母さんの、に賛同して署名活動にお手伝いをされる方も増え、自然と活動の輪がみるみるうちに広がり、わずか3週間程度で、3394筆もの予想をはるかに超える署名が集まったところであります。
この署名は、南部地区と十四山地区を中心とする。
保護者等の嘘偽りのない、本当に純粋な誠意のこもった署名です。
請願者は、請願理由にあるように、市が進める十四山西部小学校の計画では、既存校舎の不同沈下問題、海抜マイナス1. 9 mの浸水対策、バス乗降場所の安全確保、工事中の騒音や振動などの影響、プールや体育館の老朽化など、請願理由の9項目全てについて、安全が担保されておらず、不安が払拭できないとおっしゃってもいます。
また請願者は、今定例会で市が突如として嵩上げする発言や、バスの乗降場所の変更などの発言がありましたが、全て中途半端な提案であり、抜本的な問題の解決に至っておりませんとも言ってみます。
また、場当たり的な対策で、既存校舎の安全性は全く改善もされておりません。
そういったことを今議会中に請願代表者の方もおっしゃってみえます。
私もこの請願代表者の方と全く同感でございます。
いずれにしましても、全ての問題が解決できる十四山中学校跡地に小学校再変更を新設するべきであると考えます。
以上、賛成する理由を申し上げました。
最後に議員の皆さん、3394筆の署名を否定されることなく、純粋の気持ちで、保護者等の願いを受け止めていただくことをお願いし、私の賛成討論といたします。
他に討論のある方はございませんか。