12月定例会厚生文教委員会 十四山西部小学校に統合小学校を設置する条例案の討論 反対討論 那須、横井、佐藤委員、賛成討論 高橋委員(文字起こし付)

委員長

これより討論に入ります。討論はありませんか。

那須委員

3:19

議案第46号および47号48号に対して反対の立場で討論させていただきます。

まず議案第46号、一言で言えば低い狭いぼろいと、この三拍子でございます。

厚生労働省の学校保健安全法に照らしても、水害リスクを踏まえた手引きに照らしても、中学校の位置で検討すべきでありました。

ましてや、一番初めにその選択肢から外された理由が、お金、予算の問題であったということなので論外です。

命よりお金を優先したと、全くもって論外です。

そして、内閣府の出す避難所としての指定する場合において、浸水する場は避けるとしています。これにも反します。

ましてや、災害時浸水時には、体育館、給食室は、この災害時にとっても有効な施設であるのに、それが使えないような状況になりかねないと

本来であれば、やむを得ない事情であれば致し方ないんですが、中学校というこの跡地、その候補地があるにもかかわらずそれをわざわざ選択せずに、十四山西部小学校の位置に置くということになっておりますので、そういう観点から低いという点でございます。

まだ狭いという部分に関しては、令和の学校施設スタンダードに照らすと、本来は日出小学校のようにオープンスペースやラウンジを検討して、また教室の広さも65平方米ではなく、74平米を基準に考えていく必要があります。

バリアフリーやユニバーサルデザインが取り入れられるような、広い敷地に移転すること、具体的には中学校の位置を検討すべきであったというふうに感じています。

そしてさらにボロいということに対しては、耐力度調査はクリアしていると言いますけども、コンクリートの躯体は50年以上経過しておりおります

そういう中で、現在、プールの壁面や既存校舎のベランダも、壁が欠けている床が欠けているような状態であり、やっぱり万全ではないと。

新しく作る学校においては、安心安全を最優先し、学校環境を新たな方針のもとで、バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れていくべきですそのためには、十四山西部小学校の位置では手狭であって、それやっぱり地元住民の要望の多い十四山中学校の跡地に再検討すべきと考え、46号に対しては反対討論とします。

そして47号48号についてはグランドも小学校移転することを考えるこの中学校に限り検討していくということを考えれば、本来、こうした議案がそもそも出てくること自体が間違っていると、

中学校を仮に取り壊すとしても、グラウンドが今使えるような状態になっていることでは、やっぱり使えなくなり、使いづらくなるので、やはりその、中学校を壊して、そして小学校をどうするか、あるいは跡地利用としてどうするか、それが決まってからでいいと思いますので、その47号48号に対しても反対とさせていただきます。

以上です。

3:22

横井委員

議案第46号、議案第47号、議案第48号について3件について、反対の立場から一括して討論を行います。

まず議案第46号弥富市市立学校設置条例の一部改正一部を改正する条例の一部改正について、反対する理由を述べさせていただきます。

令和5年11月10日策定の弥富市小学校再編整備方針で初めて再編設置場所は十四山西部小学校とすると公表されました。

整備方針の中で、再編設置場所を決めるための判断基準は、公共施設保有量の推移、児童居住地の分布、子育ておよび教育文化等の機能との連携、将来的な負担の四つの指標でのみ十四山西部小学校を設置場所に導くためにこの四つの指標を選択した偏ったものとなっております。

本来であれば、各学校の標高など地理的条件や校舎の老朽化や支持具の長さなど、ハード面の条件、ライフサイクルコストの項目を比較検討しなければなりません。

これら項目が全く小学校再編整備方針に入っていません。

また、この地域は海抜0 m地帯であり、想定されている南海トラフ巨大地震による液状化や線状降水帯による洪水などの大規模災害が懸念されております。

そのことを全く考慮せず、十四山西部小学校に決定することは、後世に禍根を残す判断ミスになりかねません。

12月11日の私の市一般質問の後に市長から「ご遺族の現在の心情また関係者の方のお気持ちを察しますと、十四山中学校としての建築を進めていくことはなかなか難しいため、市は十四山西部小学校に決めました」との発言がありました。

この発言で、一番安全と思われる十四山中学校跡地の候補地としての検討は当初から除かれていることから、再編校の設置場所は全く間違った方向に進んでおります。

スタート時点から、また十四山中学校跡地で新築と、西部小学校で増築改築を様々な項目で比較しても、液状化の影響、水害への対応、近隣への影響、バス乗降場所の利便性向上地の広さ、工事中の安全性、工事車両の駐車場所、周辺の道路の安全性ライフサイクルコストの全ての項目において、十四山中学校跡地が明らかに優位であります。

そのような状況において、今回の小学校再編校の設置場所については、請願署名が示しているように、保護者を初め多くの市民の理解が得られていない今状況であります。

9月定例会において、市議会は十四山中学校跡地で、校舎の新築を全会一致で決議したところであります。

3394筆の署名を収集された保護者を初め多くの市民の方は、この市議会の決議に大きな期待を抱いてみえます。

この全会一致の決議文では、老朽化の問題について、現行の増改築計画では、長期的な耐久性や安全性に課題があると記されていました。

しかしながらこれまでに市が示す増改築計画では、この問題が一切改善されておりません。

市におかれましては、市に関係する一部の市民の意見ばかりではなく、サイレントマジョリティー、一般市民の声にも十分に耳を傾けなくてはなりません。

保護者から話を聞くと、「これまでの市教委からの説明では、当初から十四山西部小学校ありきでの説明で、十四山中学校跡地で新設校を設置してほしいと意見を述べる機会はなかった」という声を聞くばかりです。

しかし、一般質問での高山教育長からの答弁では、概ね保護者から理解を得ていると答弁されました。

全く、この3394筆の署名の重さが市に伝わっていないことがわかります。

いずれにしましても、安全性が担保されていない市の現在の計画である再編校では、こどもたちの命を守ることは到底できません。

そのため、議案第46号には反対いたします。

あわせて、議案第47号48号は、46号に関連しておりますので、同じく反対ということであります。

以上、三つの議案について、反対する理由を申し上げ私の反対討論といたします。

佐藤委員

3:27

 

議案第46号47号48号について、反対の立場からまとめて討論させていただきます。

市側との質疑でろいろと問題点は出ましたが、

討論ですから、議員の皆さん、とりわけ新人議員の皆さんは次1年目でこんなに重大なことについての決議

何をどういう理由でどちらに賛成するか反対するかわかりませんけども、

それは本当は討論をしていただきたいなと思います。

あくまで討論ってのはそういうものですから、

中学校と小学校の場所をいろんな表を作って、純粋に考えたら、中学校の方が優れてるんだけども、

何かいろいろと訳のわからない理由があって、小学校でここまできちゃったと。

できちゃったものは止められないよね

っていうところなんですけど、

という気分が蔓延してるんですが、

果たしてそれが議員の、16分の1ですよ、

皆さんも16分の1票を持ってるわけですよ。

僕は議員の人に問いたいんで討論してるんですよ。

住民の人たちが固唾を呑んで見守ってるんですよこの議会を、

ナチス・ドイツのことで有名な話があってね、

キリスト教者が、共産党がいじめられて排除されてるのを他人事だと思って見てたと。

だけどもいつの間にか結局、共産党も排除された、教会も排除されたんです。

ナチスによってね、

今回の統合対象区域ね。

農村地域で市街化調整期区域、

このきらびやかな弥富市の中で、どうですか。

駅に近いところと比べて、

委員長

佐藤委員第119条で、時間制限で発言をお願いしたいと思います。

3分でお願いします。

佐藤委員

3分で時間制限するってのが、議長と委員長、

これは歴史に残る採決ですよ。

弱者ですよ

はっきり言って、

もちろん2年も前にね、弥富中学校の隣にした方がいいと

確かにおっしゃるように

あのときに私も内心では、その通りだなと思いながら、

応援できなかったんですけども、

政治生命をかけたはずなんですけども

本当にね、みんな固唾を呑んで見てるんですよこの結果を

だから、せめて立ち止まる。

せめて立ち止まって、それがね、弥富市制が崩壊するかっていうのはいいすぎだって言うかもしれませんけど、

みんな市長の言葉を固唾をのんで待ってるわけですよ

それは問題となっている地域だけじゃなくて、

私の住んでるようなところでもみんな結構関心持って見てるんです。

新聞にはいろいろ書かれてますしね

議会は偉い。うん、大したもんだったと、中学校にしろという決議を全会一致でしたと

今、よほど詳しく知ってる人以外は、

議会は中学校跡地でやるっていうふうに市長に言った。

市長が何かモゴモゴ言ってるけども

市長がそんなね、住民のことを裏切るはずがない、

こういう状態なんですよ。

だから、多くの住民は、

当然議会は、中学校跡地小学校ではないという議決をされるってことを信じてるんですよ

もし仮にそうでない評決をされるんだったら、

きちんと討論で、こういう理由で、市側が言うように小学校のところでいいっていうことをね、討論すべきだし、

それから少なくとも地元住民の人たちに対して、

今の住民だけじゃなくて、未来の住民に対して

我々1人1人が、どうして何を判断して、

この市側の条例案に賛成したかってことを説明する責任があるんですよ。

それだけの地位も与えられてるし、身分を与えられてるし、

はっきり言って、すごい高い報酬もいただいてるんですよ。

だからこれはねすごくみんな固唾を飲んでる

市長の言動にも固唾を飲んでるし、

各議員がどういう表決をするかってことについて固唾を飲んでるっていうことをを

思って、私としては、やはりこれだけ住民の方が中学校で新築を望んでいるということについて、

皆さん議員の皆さんにモニターを見てる方、議員も含めて訴えたい。

高橋委員

3:33

 

その前に、今佐藤仁志委員の討論の中に、決定を求める意見書っていうことなんですが、これは提案としての意見書であるのでそこは訂正願います。

私は議案第46号に賛成の立場で討論いたします。

市側は本定例会一般質問の答弁にて、

議決しなければ、再編校が令和10年4月開校に間に合わない。

理由として、国県に対し、許可申請する際、条例改正まで済ませ、申請を行わなければならないこと。

申請の許可まで時間を要するなど、説明を明確に示され、理解できるところであります。

そして、昨今の公共入札状況において、入札不調により、予定通り向上工事を始めることができず、完成予定の大幅な遅延、見直し、工事自体の目処が立たなくない事案が多数発生していることも加味し、スケジュールを組まなければならない情勢でもあります。

またご心配いただいている1級建築士有志の皆様から、今定例会で議決をしなくても間に合う旨の提案をいただきました

その提案を根拠にこの議案に疑義を唱えてみる議員もお見えですが、昨今の公共工事入札、建設業界が直面している課題が全くかみ設定されておらず、提案であり、令和10年4月開校が間に合う根拠としては乏しいと考えます。

また、こどもおよび保護者の多くが、令和10年4月開校を強く望んでいると、本市議会と有志の会および再編委員会との各校長会で参加者が発言されております。

また、令和6年12月10日に小学校再編委員会から、よつば小学校を計画通り支援内容遂行を求める旨の嘆願書も提出されております。

よって、市側の説明理由とし、こどもおよび保護者からの意見を勘案し、議案第46号を本定例会で決議しなければならないと私は考えます。

ただし、市側からの説明が、今回のような当初から、もう少し細かく丁寧な説明がされていたらと思うところが多分にありましたので、今後はより丁寧な説明と周知の徹底がなされることを申し添え、賛成討論といたします。

委員長

討論ないことを確認しましたので、これにて討論を終結します。

これより採決に入ります。

議案第46号、弥富市立学校設置条例の一部を改正する条例の一部改正についてを採決します。

本案は原案の通り了承することに賛成の方は挙手願います。

賛成多数です。

よって本案は原案の通り了承されました。

次に、議案第47号、弥富市運動広場条例の一部改正についてを採決します。

本案は議案の通り了承することに賛成の方は挙手願います。

賛成多数です。

よって本案は原案の通り了承されました。

次に議案第48号、弥富市立学校施設開放に関する条例の一部改正についてを採決します。

本案は原案の通り了承することに賛成の方は挙手願います。

ありがとうございます。

賛成多数です。

よって本案は原案の通り了承されました。

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