📢 弥富市「見せかけの黒字」の裏側!
実質単年度9,220万円の赤字を隠す財政危機を市民は知るべき
弥富市が公表した令和5年度決算は、「6億円超の黒字」という明るい数字の裏で、市の貯金を切り崩して補填した「実質単年度収支の9,220万円の赤字」という深刻な真実を隠しています。これは、弥富市がその年度の活動だけで赤字を出したことを意味し、財政は極めて危機的な状況にあります。
私たち市民が納めた税金が、将来世代へのツケとなっていないか、今すぐ検証が必要です。
🚨 提言:未来の財政を蝕む3つの構造問題
- 「見せかけの黒字」と透明性の欠如
- 表面的な「実質収支の黒字」を強調する一方で、**「実質単年度収支が赤字」**という本質的な情報を明確に伝えていません。
- 市はなぜ赤字になったのかの要因を具体的に説明せず、市民が判断するための情報公開(分かりやすい決算解説書など)を怠っています。
- 硬直化した財政と不必要な大型投資
- 人件費、扶助費、公債費といった**「義務的経費」が歳出の約半分を占め**、財政構造が硬直化。自由に使えるお金が限られています。
- この状況で、費用対効果の低い弥富駅自由通路事業や新規区画整理事業など、新たな借金を伴う大型投資計画を直ちに見直し、中止・凍結すべきです。
- 市債増加と基金の枯渇リスク
- 市全体の借金(市債)残高は242億円を超え、市民一人あたりの負担が増加。特に下水道事業会計での市債増加が懸念されます。
- 災害への備えとなるべき特定目的基金(例:三ツ又池保全基金)が枯渇しつつある状況に対し、具体的な対策と市民への説明が不足しています。
結び:市民と共に財政の舵を切る時
弥富市の財政は、一部の専門家任せでは乗り切れません。市は、この提言を受け止め、財政情報の徹底的な公開と、若い世代を含む市民との対話を通じて、真に持続可能な「身の丈に合った財政運営」へと転換することを強く求めます。
令和5年度 弥富市決算報告に対する市民からの提言書
「見かけの黒字」に騙されないで! 弥富市の財政は危機に瀕しています
弥富市が発表した令和5年度の決算報告は、一見すると「6億円を超える黒字」という明るい数字が目を引きます。しかし、この数字の裏には、弥富市の財政が抱える深刻な問題と、市民の皆さんへの説明不足が隠されています。
今回の報告書は、単なる数字の羅列ではありません。これは、私たち市民が納めた大切な税金がどのように使われ、弥富市の未来がどうなるのかを示す極めて重要な情報源です。私たちは、この報告書を徹底的に分析し、以下の提言を行います。弥富市は、この提言を真摯に受け止め、市民への説明責任を果たすとともに、具体的な改善策を速やかに実行すべきです。
提言1:透明性の高い情報公開と説明責任の徹底を!
「実質収支は黒字」としながらも、弥富市がその年度の活動だけで赤字を出している「実質単年度収支」が9,220万円の赤字であるという重要な事実が、前面に出ていません。これは、市の貯金を取り崩して赤字を補填していることを意味します。市は、このような「見せかけの黒字」ではなく、財政の真の姿を市民に正直に伝えるべきです。
- なぜ赤字になったのか、その要因を具体的に、かつ市民に分かりやすい言葉で説明してください。
- 各歳入・歳出項目の増減について、単純な数字だけでなく、その背景にある政策判断や社会情勢の変化を解説してください。
- 決算報告書だけでなく、市民向けの分かりやすい「決算解説書」を作成し、オンラインだけでなく広報紙でも配布してください。
提言2:硬直化した財政構造の抜本的改革と将来へのまっとうな投資計画を!
歳出の約半分を占める人件費、扶助費、公債費といった「義務的経費」が高止まりし、財政が極めて硬直化している現状は、弥富市の未来を危うくします。また、将来の弥富市に不可欠な公共施設の老朽化対策やインフラ整備への投資が適切に行われているか疑問が残ります。結局、不要不急の弥富駅自由通路、区画整理事業を見直して中止すべきです。
- 義務的経費の削減に向けた具体的な目標設定と、そのための組織改革、事務事業の見直しを直ちに実行してください。
- JR・名鉄弥富駅自由通路事業の財政負担の大きさを明確に説明し、今後の公共施設長寿命化対策など、必要な投資的経費の具体的な計画と財源を市民に提示してください。
- 下水道事業会計など、特別会計・企業会計における「隠れ借金」ともなりかねない赤字補填の状況を明確にし、市民負担への影響を詳細に説明してください。
提言3:市債増加と基金の枯渇に対する具体的な危機管理を!
市全体の市債(借金)残高は242億円を超え、市民一人当たりの負担も増えています。一方で、市の「貯金」である基金は全体として増加したとしながらも、このままでは、災害や予期せぬ事態への備えが不十分となり、将来世代に大きなツケを回すことになります。
- 市債増加の要因(特に企業会計における増加)を詳細に分析し、今後の市債発行計画と償還計画を市民と共有してください。
- 基金残高増加の「質」(一時的な交付金によるものかなど)を明確にし、真に将来へ備えるための基金積立計画を策定してください。
- 基金が枯渇しつつある特定目的基金(例:三ツ又池保全基金)について、その対策と市民への影響を速やかに説明してください。
結び:市民と共に築く、持続可能な弥富市の財政
弥富市の財政は、一部の専門家だけが理解すれば良いものではありません。私たち市民一人ひとりが関心を持ち、市の財政運営を監視し、共に考えていくことが、持続可能な弥富市を築く上で不可欠です。
弥富市は、この決算報告を単なる数字の羅列で終わらせず、市民との対話の出発点と位置づけ、真の「市民協働」を通じて、市民のための、透明で健全な財政運営へと転換することを強く求めます。
令和5年度 弥富市決算報告に対する評価
市の公式ホームページからダウンロードは以下のURLから
https://www.city.yatomi.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/000/744/R5kessan.pdf
「黒字」の裏に隠された財政の課題と市民への説明不足
弥富市が公表した令和5年度決算報告は、一見すると「実質収支が6億2,852.9万円の黒字」という明るい見出しで始まります。しかし、その内容を詳細に検証すると、表面的な黒字の裏に隠された財政構造の硬直化や将来への不安要素、そして市民への説明不足が浮き彫りになります。
この報告書は、市民・事業所の皆さんが納めた税金がどのように使われたかを示す重要な情報源であるにもかかわらず、「なぜ、このような状況になったのか」「今後、どう改善していくのか」といった市民が本当に知りたい情報が不足しており、市の財政状況を深く理解するには不十分です。
- 「黒字」の質と「実質単年度収支」の赤字:見せかけの健全性
- 表面的な黒字の強調: 「実質収支6億2,852.9万円の黒字」という数字を大きく提示していますが、これは単年度の収支に過去からの繰越金などを加味したものです。重要なのは、その年度だけの収支を示す「単年度収支」が3億701.6万円の赤字である点、そして「実質単年度収支」に至っては9,220万円の赤字である点です。 これは、その年度の活動だけでは赤字であり、貯金を取り崩して補填していることです。表面的な黒字を強調することで、本質的な財政状況の悪化を隠しているように見えます。
- 赤字の要因と将来への影響の説明不足: 実質単年度収支が赤字になった具体的な原因(歳入の減少要因、歳出の増加要因)が明確に説明されていません。単に「財政調整基金への積み立てや取り崩しを加味した」とありますが、その詳細な内訳や、なぜこの年度で赤字になったのかの根本的な分析が欠如しています。この赤字が今後も続くのか、またその場合、市の財政にどのような影響があるのか、市民が判断できる情報が不足しています。
- 歳入の構造:依存財源の不安定さと自主財源の課題
- 依存財源の割合の高さ: 歳入総額の41.5%が国庫支出金、県支出金、地方交付税、市債といった「依存財源」であり、市が自らの判断で自由に使えるお金(自主財源)の割合は58.5%に留まっています。特に国庫支出金と県支出金は大規模事業の有無で大きく変動するため、財政の安定性という点でリスクを抱えています。
- 市税収入の具体的な分析不足: 市税が歳入の根幹(50.1%)を占めるとしながらも、その内訳(個人市民税、法人市民税、固定資産税など)の具体的な増減要因や、今後の人口減少・産業構造の変化が市税収入にどう影響するかという長期的な視点での分析が欠けています。特に、一部の税目が微減していることに対し、具体的な対策が示されていません。
- 歳出の構造:硬直化する財政と投資
- 義務的経費の割合の高さと硬直化: 歳出の約半分(49.0%)が人件費、扶助費、公債費といった「義務的経費」であり、前年度に続きその高止まりが示されています。これは、市が自由に政策を展開するための予算に限りがあることを意味し、財政構造が極めて硬直化していることを示しています。この傾向が続けば、市民サービスの水準維持や新規事業への投資が困難になる可能性があります。
- 一時的な投資的経費の減少と今後の増加予定の説明不足: 「投資的経費」(普通建設事業費など)が歳出全体の10.4%に留まっています。これはたまたまJR・名鉄弥富駅自由通路事業が予定よりも遅れていて端境期なっているためで、中長期的に見て公共施設の老朽化対策やが控えています、その水準が適切なのかという評価が欠けています。
- 「その他」の費目の説明不足: 「その他」の歳入(2.3%)と歳出(目的別で0.9%、性質別で3.1%)の項目があり、その中身が明確ではありません。市民に分かりやすい決算報告とするためには、これらの「その他」の内訳を具体的に示すべきです。
- 特別会計・企業会計・市債・基金の状況:隠し借金のリスクと説明不足
- 特別会計・企業会計の決算: 国民健康保険や介護保険などの特別会計、下水道事業会計といった企業会計の決算額が示されていますが、それぞれの会計における具体的な収支状況や繰越金、残高の増減要因、そして一般会計からの繰り出しの状況など、より詳細な分析が求められます。特に、下水道事業会計の資本的収支の不足分を補填している内訳が示されているものの、市民負担にあまりにも大きな影響があることを明確に表現していません。
- 市債残高の増加と市民一人当たりの負担増: 端境期のため一般会計の市債現在高は微減したものの、下水道の企業会計の市債が3億3,838.5万円増加した結果、市全体の市債残高は242億4,690.4万円と増加しています。これにより、市民一人当たりの市債現在高も微増し、将来世代への負担が増えています。この増加要因や、今後の市債発行計画、償還計画について、より詳細な説明と市民への理解を求める努力が必要です。
- 基金残高の増加とその背景: 一般会計の基金残高が2億7,017.9万円増加していることは一見好ましいですが、これが実質単年度収支の赤字と並行して起こっていることの説明が不足しています。例えば、コロナ関連の特別交付金など一時的な要因で積み増しされた部分があれば、それは継続的な財源とはなり得ません。基金増加の「質」に対する具体的な対策が示されていません。
まとめ:数字の羅列から「市民のための財政」へ
弥富市の令和5年度決算報告は、単に数字を羅列したに過ぎず、市民が市の財政状況を深く理解し、今後の市政運営に関心を持つための「説明責任」を十分に果たしているとは言えません。
「黒字」という表面的な数字の裏には、義務的経費の硬直化、基金残高の低水準(特に特定目的基金)、そして市債の増加という潜在的な財政リスクが隠されています。
市は、今後、以下のような改善を強く求められます。
- 「実質単年度収支の赤字」の根本原因と今後の対策を明確に説明すること。
- 歳入・歳出の各費目の変動要因を詳細に分析し、市民に分かりやすく提示すること。
- 硬直化する財政構造に対する具体的な改善策とロードマップを明示すること。
- 市債の増加、基金の残高不足といった将来リスクに対し、どのように対応していくのか具体的な計画を示すこと。
市民の税金は、弥富市の未来を創る大切な財源です。市は、単なる決算報告に留まらず、市民との対話を通じて、真に「市民のための財政運営」を目指すべきです。
