【ご報告】弥富市・JR弥富駅整備事業の不透明な公金支出について、住民訴訟を提起しました
市民の皆様、いつも市政に関心をお寄せいただきありがとうございます。弥富市議会議員の佐藤仁志です。
この度、私と加藤明由議員の2名は、弥富市とJR東海が進めている「JR弥富駅 自由通路整備・橋上駅化事業」に関し、極めて不透明かつ不当な税金の支出が行われているとして、名古屋地方裁判所に**「住民訴訟」**を提起いたします。裁判費用は全額、私費を投じての挑戦となります。
本件は、単なる一つの工事のミスや、手続きの不備といった小さな話ではありません。皆様からお預かりした巨額の血税が「ブラックボックス」に吸い込まれていく、日本の公共事業における構造的な闇への問題提起です。
■ 約37.8億円の税金が消える「ブラックボックス」
現在進められているJR弥富駅の整備事業は、JR東海分だけで弥富市が約37億8,180万円もの負担金を支払う巨大プロジェクトです。
出来上がった駅を見れば「JRが綺麗にしてくれた」と見えがちですが、実態はその資金の大部分が地方公共団体(皆様の市税や国の補助金)から支払われています。 しかし、いざ市がその見積もりや工事の適正性を確認しようとしても、事業主体である鉄道事業者は「保安上の理由」や「一私企業としての営業上の不利益」を盾に、詳細な図面等の情報開示を拒み、現場検証すらさせません。
公金が投入されているにもかかわらず、完全に鉄道事業者の意のままに計画・設計・施工が進む、まさに**「ブラックボックス」**と化しているのです。
■ 架空・水増し請求の疑いと、チェック機能(監査)の敗北
工事と行政実務の専門家である私たちの目から見て、この事業の請求内容には明らかな異常があります。
例えば、直近で問題視した**「雨量計移転補償(約51万円)」という項目です。この雨量計は駅舎とは独立しており、本来移転が不要な施設です。私たちがおかしいと気付き、市の監査で追及した途端、JR側は「移転ではなく、落雷対策のケーブル新設費用だ」と言い訳を変えました。しかし、たかだかケーブルの付け替えに51万円余は法外であり、内訳も不明な「架空・水増し請求」の疑いが極めて濃厚**です。
それにもかかわらず、市の担当課長は現場で写真を数枚見せられただけで漫然と支払いを承認し、「JRを信用しているから請求書通りで良い」と開き直っています。 さらに、私たちの訴えを受けた市の「監査委員」までもが、JRから「保安上の理由」で現場への立ち入りを拒まれ、不自然な実態を一切深掘りしないまま、職務放棄に近い形で私たちの請求を棄却してしまいました。
市役所も、監査も、鉄道事業者の「保安」という魔法の言葉の前に完全に屈服し、自浄作用(チェック機能)を失ってしまったのです。だからこそ、私たちは現場検証や証人喚問ができる「司法の場」に訴え出るしかありませんでした。
■ 市民の皆様へのお願い:ぜひ「声」を上げ、問いかけてください
少子高齢化が進み、弥富市でも皆様の生活に直結する福祉や市民サービスへの予算が「ちまちまと」厳しく削ぎ落とされています。 その一方で、鉄道事業者に対する巨額の委託事業だけが「聖域」として、言い値で不当に高い単価のまま決済されているこの不条理を、私たちは決して見過ごすことはできません。
この問題は、私たち議員だけの戦いではありません。使われているのは、皆様の血税です。
この記事を読んで少しでも疑問や関心を持たれた方は、どうか身近な人たちとこの話題を共有し、声を上げてください。 そして、皆様にとって最も身近な市議会議員や市役所の職員、市長、あるいは地元の国会議員に対して、ぜひ直接聞いてみてください。
「弥富駅の事業について、どこまで知っていますか?」
「本当にあのやり方で費用対効果は見合っているのですか?」
「本当にあの方法が、弥富市にとってベストだったのですか?」
皆様の「素朴な疑問」と「声」が、行政を動かし、ブラックボックスに光を当てる最大の力になります。
本件に関するさらに詳しいデータや経緯、私たちの考えについては、ホームページ内の**「弥富駅問題 特集ページ」**にすべてまとめて掲載しております。ぜひそちらも併せてご覧ください。
