予算の「水ぶくれ」の原因は、借金頼みの建設工事
新しい風やとみが訴える「オーバーホール(解体修理)」とは、具体的に何を意味するのか。
いつの間にか、弥富市の予算はブクブクと「水ぶくれ」を起こしています。
なぜここまで膨張してしまったのでしょうか。
その最大の原因は、借金をしてまでさまざまな事業、特に「建設工事」を乱発しているからです。
建設工事は、簡単に借金(市債)を作ることができてしまいます。
これまでは30年先まで返済を延ばせる低金利の時代でしたが、これからは高金利の時代に突入します。
このまま借金体質を続ければ、市民の生活が立ち行かなくなるのは火を見るより明らかです。
しがらみのない「市民の目」で、現在進行中の事業も判定する
では、今この瞬間に「あの事業をすべき」「これをやめるべき」と独断で決めるのが正しいのかといえば、それも違います。
これからの4年間をかけて、市長も市役所もすべての体制を一度オーバーホールし、ゼロベースで考える仕組みを作らなければなりません。
そしてその決断は、市長や市役所、議会だけに任せきりにするのではなく、市民の皆さんと一緒に下す必要があります。
私が提案したいのは、裁判員制度のように「抽選で選ばれた市民による会議」です。
一部の政治家や利害関係者ではなく、無作為に選ばれた市民の皆さんに集まっていただき、しがらみのない「曇りのない目」で、市の事業を判定していただくのです。
この厳しいチェックは、たとえ現在進行中の事業であっても例外ではありません。
これこそが、私の言う本当のオーバーホールであり、解体修理です。
「守るべきもの」と「凍結するもの」の明確な線引き
もちろん、何でもかんでもストップさせるわけではありません。
「防災」「福祉」「教育」の3分野については、スピードを落とすどころか、むしろスピードアップさせて全力で取り組むべきです。
しかし、いわゆるハコモノなどの「建設系事業」に関しては、一旦すべてを凍結します。
完全に凍結した上で、真に市民のためになるのかを徹底的に見直す。
この「解体的な出直し」の決断を下せるかどうかに、弥富市の未来がかかっています。