
【コラム】「声出し」が職場を変える!強い組織に学ぶコミュニケーションのヒント
皆さんは最近、職場で「声」を出していますか?
ふと見渡すと、今の弥富市役所は少し「シーン」としている時間が長いように感じることがあります。
もちろん、全員が真面目に業務に向き合っている証拠ですが、その反面、一人で仕事を抱え込んでしまってはいないでしょうか。
他市の市役所に足を運ぶと、ある意味で「騒がしい」ほどの活気を感じることがあります。
「これってこうだよね?」と、簡単なことでもお互いに声を掛け合い、確認し合う。そんな風通しの良さが、ミスを防ぎ、チームとしての力を高めているのだと感じます。
どうすれば私たちも、もっと活気ある職場を作れるのか。
そのヒントとなる、元プロ野球選手で現在はトヨタ自動車硬式野球部コーチを務める細山田健さんの素晴らしいインタビュー記事(中日新聞 2026年8月14日夕刊)をご紹介します。
強いチームは「ベンチが明るい」
細山田コーチは、ご自身が経験した強いチーム(ソフトバンク)とそうでないチームの圧倒的な違いは「ベンチの明るさ」だったと語っています。
暗いチームは相手の勢いに飲み込まれ、選手は個人の成績やミスばかりを気にしてしまう傾向がありました。
一方、強いチームでは、ベテラン選手が率先して声を出し、チームを鼓舞していました。上が声を出すことで、若手も安心して声を出し、のびのびとプレーできる環境ができあがっていたのです。
これは市役所の業務でも全く同じです。
「失敗したらどうしよう」と後ろ向きに考える時間は無駄であり、声を出し合うことでその不安を払拭できます。
ベテランや役職者が率先して声をかけることが、若手の安心感に直結するのです。
肩書きではなく「役割」で動く
「コーチと選手は、会社で言えば上司と部下に近いか?」という質問に対し、細山田コーチは「対等です」と言い切ります。
肩書きではなく役割で仕事をする。
互いに未熟な部分があることを認め、誰が誰に教えてもいい。
ご自身の役割を「元気や明るさの提供係」と捉えている姿勢は、私たちも大いに見習うべきポイントです。
「斜めの関係」を生かすコミュニケーション
また、細山田コーチは自分の担当(捕手)以外の選手とも積極的に関わるそうです。
「あの人には言えないけれど、この人には言いやすい」という人間関係の機微を理解し、「ちょっと時間いい? 今どんな感じ?」と、短い時間でも一対一で声をかけることを大切にしています。
こうした「斜めの関係」や日々の小さなコミュニケーションの積み重ねが、組織の底上げに繋がります。
変わることを恐れず、声を掛け合おう!
記事の中では、トヨタの「道が人を鍛える」という言葉も紹介されていました。
私たちにとっての「道」は日々の業務であり、この弥富市役所という職場そのものです。
常に改善を繰り返し、変わり続けることこそが成長に繋がります。
まずは「これ、どう思う?」「間違ってないと思うけど、念のため確認させて」といった、ちょっとした声出しから始めてみませんか?
一人ひとりの「声」が職場の空気を明るくし、チーム弥富の結束をさらに強くしていくはずです。
今日からぜひ、意識してお互いに声を出し合っていきましょう!
