議員報酬は「月額」だけでは比較できません
弥富市議会の期末手当「45%加算」を検証しました
「弥富ニュース」No.14では、弥富市議会議員の期末手当、いわゆるボーナスについて取り上げました。
弥富市議会は2026年3月、議員報酬を約1.4%引き上げました。その理由として「近隣自治体との均衡」などが挙げられました。
しかし、議員の年間支給額を比較するときは、条例上の月額報酬だけでなく、期末手当の算定に使われる「加算率」も確認する必要があります。
弥富市議会議員の加算率は45%です。一方、あま市や愛西市などは20%です。
あま市の月額報酬は弥富市より0.3万円高いものの、公表資料を基にした年間期末手当の推計では、弥富市の方が約34.0万円多くなります。その主な理由が、45%と20%という加算率の違いです。
そこで私は、次の見直しを提案します。
- 議員の期末手当の加算率を45%から20%へ見直す
- 45%加算を続ける必要性を報酬等審議会で検証する
- 20%へ見直した場合の試算額と、近隣自治体との比較を公開する
- 市長、副市長、教育長、議員の年間支給額を市民に分かる形で公表する
- 市長、副市長、教育長の退職手当も併せて公開する
議員報酬を考えるうえで大切なのは、金額の高低だけではありません。
どのような根拠で金額を決めたのか、市民に十分な説明がされているのか、近隣自治体との比較が公平に行われているのかを検証する必要があります。
以下の画像では、弥富市と近隣自治体の比較、年間支給額の推計、45%加算を20%へ見直した場合の効果をまとめています。
※掲載金額は、条例や公表資料を基にした推計です。実際の支給額を示すものではありません。
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