地元の活動

祭り

五之三秋まつり

地元・五之三本田で取り組んできた神明社のお祭りは、大人が獅子舞、子どもが笛や太鼓を演奏する。小道具も含め、一人ひと役で取り組み、地域の絆を深めている。


弥生小学校PTA自主活動部「地域・あそび・文化部」

2001年度に子どもが通う弥生小学校PTA自主活動部として「地域・あそび・文化部」を立ち上げた。親子で自然とふれあうことを目的に、米作り、サツマイモ作り、エンドウ豆やトウモロコシ、大豆の収穫体験などを行い、夏休みにはガーデンパーティーも楽しんだ。

親子の農業体験

2002年度も米作り、サツマイモ作り、トウモロコシの収穫に加え、田んぼの生きもの観察やホタル観察会・小川探検などの観察会、田んぼビオトープ作り、竹馬・竹細工作りやみそ作りも体験した。夏休みには夏合宿。最初から最後まで子どもと大人全員が協力し、楽しみながら料理を作ることがコンセプト。うどんを麺から作り、夏野菜の天ぷらや天草を煮てフルーツ寒天も作った。夜は蛍光灯に集まる昆虫の観察や天体観測を楽しんだ。

初めてのうどん作りを楽しんだ

夏の夜の野外観察会

2005年は、恒例の米作りとサツマイモ作り、大豆を脱穀してみそ作りの他、そば打ち、餅つきや、野鳥・自然観察会やカヌー遊びも加わった。また、総合的学習支援部と共同で「総合的に学ぶ濃尾平野の災害と暮らしと自然 学習会」を開催。その第一部として、地域・あそび・文化部で鯉の料理を作り、川の恵みやいのちをいただくことを実感し、感謝する機会とした。

講師の手によって鯉がさばかれ、別の講師が鯉の内臓を丁寧に広げながら体の構造を説明。子どもも大人も、自分たちが食べている魚が生きものであることを再認識した。また、普段は魚をおろしたことがないお母さんも、講師の手ほどきで大きな鯉をおろすことに挑戦。鯉は、鯉こくとお刺身、竜田揚げに料理され、秋に収穫したお米を炊いていただいた。

木曽川探検

木曽川と長良川の間に100 年前につくられた背割り堤。この背割り堤を守るためにつくられたケレップ水制に100 年のうちに土砂が堆積し、植物が育ち立派な森ができあがった。この森と大潮で出現した木曽川の中洲にみんなで遊びに行った。中州にはカヌーで渡り、魚やシジミを採ったり、砂の島を駆け回ったり。身近な大自然とふれあった一日だった。

餅つき

 

やっぱり餅つきは盛り上がる。つまみ食いも止まらない!


防災

弥富市は海抜ゼロメートル地帯の災害リスクを抱え、地域防災力の強化は必須の課題と考え、2004年、「五之三地区防災会」の設立に参画。毎年の防災訓練や防災を考えるワークショップ、2005、06年には子ども向けの防災キャンプに取り組んだ。

防災キャンプでは、手持ちの資材を工夫して利用する実践的な訓練や炊き出し訓練、水上移動手段としての乗船訓練も行った。

また、愛知県防災局主催の「防災リーダー養成講座」を受講した有志でつくった「弥富防災・ゼロの会」が2005年に結成され、防災についての啓発活動や勉強会などを行っている。

竹を伐って調理器具や容器に