今回、地域の皆さんと話し合っていてつくづく思い、改めて気がつかされたことがあります。
住民一人一人が行政について全てを把握する必要はありません。自分の生活の場で、命を守り暮らしを育む住民の立場から、4年に一回、身の回りを見直して、行政に反映させるために投票権を行使することを繰り返すべきだと思いました。
4年に1回に限らず、今後災害や公害問題など地域の問題が発生した時、高齢化、医療、福祉の問題について地域の事情に即して問題を発見し、地域に合った解決策を相談し行政との調整をする仕組み、下から持ち上げていく仕組みが弱体化していることを再認識し、再構築する必要があると考えました。
一方で行政の側は厳しい財政見通しの中で、医療や福祉など命と暮らしに関わる問題を地域に投げかけようとしています。
そういった地域内の目に見える関係づくりがますます重要になってきていることを感じました
選挙は、地域の仕組みを気づかせるきっかけであり手段に過ぎなく、肝心なのは、地域の命とくらしを守るという目的や具体的な目標を、一人でも多くの住民が参加し共有する組織づくりが必要だということを感じながら、そのひとつの形として活動を始めました。