議会の活性化について ご意見 ご指導 ご鞭撻を

弥富市議会の定例会の最終日に、「議長不信任決議案」を賛成多数で可決しました

法的な拘束力はありませんので、議長は辞任しない意向です。

~~~~以下 議長不信任決議~~~~~

地方自治法第 104 条にある通り、議長はその職務の遂行に当たって、不偏不党、厳正公平でなければならないとするのが原則である。議長の職務として、会議の議事運営、議事整理、秩序保持、事務の監督など中立公平でなければならない。その中立公平性に疑念をいだかせるような行為を慎まなければならない。

しかし、令和 2 年弥富市議会第 1 回定例会において、市側より上程され可決した議案第 7 号は当該議長に対する訴訟の提起であった。訴訟の内容、結果はともかく現在は事実上、議長と市が係争状態となっている。これでは中立公正な議会運営、議事運営に支障をきたす疑念を抱かざるを得ない。

よって、弥富市議会は、大原功議長を信任しない。

以上、決議する。

 

令和2年6月24日

弥 富 市 議 会

~~~~ここまで~~~~

趣旨文にあるように

地方自治の根幹である2元代表制の

首長(市長)と議会の議長が訴訟状態にある

これが根本的な理由です。

加えて、議員として働いている私の意見を申し上げれば

3月以来、弥富市役所では、現場の職員が頑張っていますが

「市民に対して十分な情報発信ができていない」

「議会が混乱している、議員は信用できない」

と、市民の方々からお叱りを頂いています。

私たち一人ひとりの議員も

市民の声を行政に届け、行政の動きを市民に伝えようと努力していますが

個々の議員の細い糸では効果があがりません

個々の議員の能力を総合化して議会全体としての動きが重要です

このコロナ禍において、行政からの報告を待つだけでなく

議長による積極的な連絡調整が期待されています

残念ながら、現状は市長と議長の間に大きな壁があり

それがひいては市役所が議員や市民に情報発信する

壁になってしまっている疑念もあります

 

私たち議員が、市民のために働きやすくなるように

議会が活性化を目指す決意を込めて

大変残念な現状に対して

望むところではなかったのですが

議長不信任決議を採決し

今後の議会活性化の決意を議決で示しました

引き続き個々の議員として

また、議員同士で連携しながら

努力していきたいと思いますので

市民の皆様からの忌憚のない叱責や

ご意見 ご指導 ご鞭撻を

よろしくお願いいたします

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