新しい風やとみ

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弥富市への提言:市民による「新しい風」の創出

私たちは、市民活動の活性化こそが、弥富市の未来を切り拓く鍵であると考えます。生物の多様性における「突然変異」が種の進化を促すように、市民一人ひとりの個性やアイデアが化学反応を起こし、新しい街の姿を創り出すと確信しています。

1. 新しい動きを生み出すための条件

市民による新しい動きは、特定の誰かの力だけでなく、多様な個性を持つ人々が集まることで初めて形になります。ファウンダー(創設者)やオーガナイザー(企画者)のような「起爆剤」となる人物は重要ですが、それだけでは不十分です。デザインやロジスティクス、あるいは実務を担う人々が有機的に連携することで、アイデアは実現へと向かいます。

2. 弥富市における課題と可能性

残念ながら、人口4万人規模の弥富市において、大規模な市民活動が自然発生的に生まれることは難しいかもしれません。しかし、だからといって新しい動きを諦める必要はありません。

私たちは、この課題を乗り越えるために、外部から新しい刺激を意図的に持ち込むべきだと考えます。「新しい風やとみ」という名前の通り、私たちの活動が、市民の皆様が「弥富を変えたい」と危機感や意欲を持つきっかけとなることを願っています。

3. 今後の展望

「新しい風やとみ」は、市民の多様な才能やアイデアが結集し、市政に対する具体的な提言や活動を生み出すためのプラットフォームを目指します。私たちは、この活動を通じて、弥富市に「新しい風」を吹き込み、市民一人ひとりが主役となる街づくりに貢献していきます。

シンクタンク「新しい風やとみ」 

  1. 目的

本シンクタンクは、弥富市全体の未来を俯瞰し、市民の声を市政に反映させるための調査・研究機関として設立します。特定の利害関係に縛られない視点から、新しい街の姿を提言し、市民にとってより開かれた市政の実現を目指します。

  1. 背景

現代の市政運営は、特定の政党、団体、地域、利益集団の影響を受けやすい傾向があります。その結果、市政全体を広く見渡し、市民の多様な意見を代弁する存在が不足しているのが現状です。 特に、女性や若者など、市民生活の視点から市政をチェックし、声を繋げる役割を担う存在が十分に育っていません。

私たちは、市民が市政に無関心になりがちな現状の一因として、「市政は特定の集団の論理で動いている」という先入観があると考えています。市民が自身の市政に対する関心と、今後の方向性を示す権利を行使できるよう、その橋渡しとなる機関が必要なのです。

  1. 具体的な活動
  • 市民の声の調査・研究: 市民の「声なき声(サイレントマジョリティー)」を調査・分析し、市政をチェックする上で重要な課題を「声明」としてまとめます。
  • 市政への提言: 調査・研究結果に基づき、弥富市の発展に貢献する具体的な政策提言を立案・公表します。
  • 市民への情報提供: 本シンクタンクの活動趣旨や提言内容を、様々なチャネルを通じて市民に広く広報します。
  • 人材の育成: 市民の視点を持った、公正で適切な提言活動を担うことができる人材を発掘し、育成を支援します。
  1. 付帯的効果
  • 市政に市民の声を反映させるための具体的な道筋を提示します。
  • 市民が市政に対する関心を高め、主体的に関わるきっかけを提供します。
  • 多様な市民が市政について議論し、意見を交換するプラットフォームを形成します。