JR名鉄弥富駅自由通路橋上駅舎化事業はもっと別の方法があったのではないか 令和5年12月定例会一般質問(1/2)

弥富市議会令和5年9月定例会 一般質問 佐藤仁志 発言の要旨(弥富市議会の公式の議事録ではありません)
弥富市議会公式動画はこちらから

(佐藤議員)

今回の一般質問ですが、街を歩いて伺った意見、

報告会などで、これはおかしい、こういうことを聞いてほしい

という市民の声を集めました。

市政向上のために前向きにお届けしますので、

職員の皆さん市長さん、市民の疑問を見逃してしまうことなく、

しっかり打ち返していただきたいと思います。

答弁は、もちろん議員だけじゃなく、

傍聴席や、テレビや記録動画を見ている市民の皆さんにちゃんと届くかどうか。

その市長や執行部の答弁が何とか納得できるかどうかは、

市民の皆さんの判断に委ねたいと思います。

さて前半はJR名鉄弥富駅自由通路橋上駅舎化事業はもっと他の方法があったのではないかと。

北口の駅前広場いいと思いますよ。

遅いぐらいです。

鉄道事業者に対してバリアフリー整備、これは全国的にやってますから必要だと思います

しかし、いずれ無人化が進んでいる駅舎を市の負担で橋上化するのはやりすぎじゃないでしょうか。

物価上昇分として今回工事費が8億円の増額ということですが、

今後も、建設費の物価上昇が見込まれます。

このままズルズルと果てしなくスライドして増額するんじゃないでしょうか。

完成時期も、令和9年が12年に延びたということです。

だから北側の住民は、駅前広場が3年間使えるはずだったものは使えなくなっちゃったんで、

どうしてくれるんでしょうか。

しかし今こそ立ち止まって、本当にこの方法がいいのか。

他にも方法はあるんではないか、という観点から質問します。

書画カメラをお願いします。

この表にあるように近鉄弥富駅の橋上化では、

橋上化工事は近鉄が行い、弥富町は37%の補助、駅前広場は弥富町が施工する。

駅前広場弥富町施工は一緒です。

JR弥富駅と何が違うんでしょうか。

むしろ、近鉄の場合は、朝のラッシュアワー時、

私も使ってたのでよくわかるんですが、1時間に30本の列車が通過します。

しかも、改札に入ってまた踏切があったんです。

その狭い踏切に自動車、自転車、歩行者が殺到して、本当に要望されてました。

しかも、当時、南側の平島地区では、区画整理事業が計画中だったはずです。

その当時から弥富市の中心市街地は、海南病院の整備も含めて、

そのあたりを中心ということで、やはり南側の入口がいる。

だから南側を用地買収までして駅前広場を整備しました。

近鉄は、当初の見積もり29億だったんですが、

さすがに近鉄は事業主体として適切な発注に努め、

結果は26億円、

弥富市の補助金は、当然26億円の37%ということで、

当初見積もりより1億円安い9億円で済んでます。

橋上駅を通って南北を通り抜ける利用者は弥富市の発表によると300人。

鉄道施設としての自由通路機能は十分果たしています。

JR弥富駅と何が違うか、答弁願います。

(立石建設部長)

これまでの議会で答弁しております通り、JR名鉄弥富駅流通の整備および橋上駅舎化事業並びに南北交通広場整備事業は、本市の積年の課題である鉄道で分断された南北地区の分断解消、駅東西踏切の歩行者、自転車の安全確保、高齢者、障害者等の利便性を高める、バリアフリーに配慮した交通結節点の整備を目的に、これら全ての目的を一度に解消することができる最善の整備手法であると考え、事業を進めてまいりました。

また、平成28年度から、鉄道事業者との協議を幾度となく重ね、これまでの議会等においても、事業目的等を説明しご理解をいただきながら進めてきた事業であり、令和4年3月議会において、現計画の工事協定等の締結議案をお認めいただき、同年4月1日に鉄道事業者と工事協定を締結し、事業に着手しております。

ご質問をいただきました、近鉄弥富駅の橋上駅舎化事業は、鉄道施設である駅舎の整備事業であり、平成5年4月に工事協定書を締結し、整備費用の一部を弥富町が負担する形で、鉄道事業者である近畿日本鉄道が事業主体となり整備したものです。

事業主体が鉄道事業者であることから、自由通路部分も近鉄の施設、駅施設であり、道路ではございませんので、夜間には閉鎖され、利用することはできません。

一方、JR名鉄弥富駅自由通路整備及び橋上駅舎化事業は、本市が事業主体となり、鉄道で分断された

南北地区の連携強化及び駅東西踏切の安全対策等のために、都市施設として都市計画決定し、道路法による道路として整備管理をするものであり、夜間も通行することができます。

また、近鉄弥富駅整備後の平成21年6月に国の都市地域整備局、道路局、鉄道局により策定された自由通路の整備および管理に関する要綱におきましても、市街地の分断の解消や踏切対策等のまちづくりの一環として整理管理する自由通路の整備主体は、都市基盤事業者である国や県、市町村と定められており、本事業におきましても、この要綱に基づき事業を進めております。

(佐藤議員)

目的は同じだという答弁ですが、

まず一つ目、デメリットとして、夜間通行できないと言いますが、

終電までは人通りがあります。

終電から始発まで、深夜帯、全く人気がなくなったときにですね、

幅3.5m長さ数十mの密室ですよ。

危険、危険極まりないですよ。

娘を持つ親だったらもうたまらないですよ。

まともな管理者ならば、罪のない市民の安全確保のために、

近鉄のように、終電後は閉鎖しなければなりませんのでそんなメリットはありません。

もう一つ、言われた、近鉄の整備後に、

国土交通省が自由通路制度を策定したという言い訳ですけども、

これは過去に何度も指摘しているように、

鉄道事業者の鉄道施設も自由通路であり、

補助もできます。3分の1。

いい加減な答弁しないでください、

恥ずかしい。

何が違うかってのは市民の皆さんに教えてもらいました。

「川瀬町長の時代までは交渉事は、

弥富のためにいかにお金を取ってくるか、

弥富のためにいかに相手に費用が出せるか、

町長も職員も気迫があったんだよ」というふうに市民の人に教えてもらいました。

次行きます、書画カメラお願いします。

写真のように、近鉄佐古木駅の踏切には、県道整備に合わせて歩道が追加されました。

従来は踏切の拡幅は絶対できないというふうに私も思ってたんですが。

拡幅は車道の拡幅が認められないのであり、歩道の設置は佐古木駅のようにできててます。

次の書画カメラお願いします。

図にあるように、JR弥富駅の東西と、名鉄弥富駅西側の踏切は、

国が令和3年、全国で93ヶ所指定した危険な踏切に該当しています。

早速、国土交通省に4人で行ってヒアリングした結果では、

車道を広げることはできませんよ。

ただ、歩行者の安全のために踏切内の歩道を設置することは認めていると。

ただ当然、従来通り前後の歩道の連続性についてなんですが、

必要な退避場所等があれば歩道設置もできるというように

柔軟に対応できるっていうことを4人で聞いてきました。

次の書画カメラお願いします。

私は弥富北側に住んでますので実際何十年も自転車で通ったんですが、

図でわかるように、

弥富市は自由通路に通ってくださいって言ってるんですけど、

この道路網ってのは、一つは東側から来る道路も、

もう一つは西側の道路も、

わざわざJR弥富駅の自由通路を通って迂回をするメリットはありません。

踏切整備が当然有利です。

北部の住民は、今でも通勤通学はもっぱら近鉄弥富駅を主に利用しています。

東西の踏切の整備、歩道設置が安全面、費用対効果の面では先ではないか、答弁願います。

(立石建設部長)

これまでの一般質問でもお答えしております通り、踏切内の道路拡幅等には、その踏切道につながる前後の道路の拡幅が必要であり、それを整備するためには、面的な整備が必要になります。

特にJR名鉄弥富駅東西踏切のような駅周辺においては、踏切道内に歩道を設置するだけでは、歩行者等の安全性を確保することはできず、踏切内の車道拡幅を含めた歩道設置と併せて、踏切道、前後の歩道を整備し、歩行者等の動線を確保する必要があると考えております。

これまでにも踏切道拡幅を中心とした道路整備を優先的に検討しましたが、用地買収や移転補償に係る関係者の合意形成の課題。残地や代替地の課題等から、事業化にはいたっておりません。

このような状況の中、事業の整備効果の発現が早く、踏切横断交通量の減少に寄与し、周辺交通の安全性と利便性が向上する事業自由通路整備事業を進めております。

また、踏切道拡幅につきましては、現在、近鉄弥富駅とJR名鉄弥富駅との間の地区で検討をしております弥富駅周辺地区まちづくりの中で、駅周辺のバリアフリー化を図りながら、安全性、利便性の高い駅前空間の形成を推進していき、連鎖的な整備の中で、最終的には踏切道拡幅に繋げていきたいと考えております。

(佐藤議員)

一生懸命答弁書を書いていただいて、市民の方に伝わったと思うんですが、

その伝わった意味が、

結局、やっぱりみんな歩道の整備してほしいんですよ。正しく、

歩道の整備必要だって認識じゃないですか。

最後に言ったのは、要は近鉄弥富駅の北のところは面整備でやると。

面整備でやって踏切整備に繋げていくと。

答弁してるじゃないですか。

だから、やれないんじゃなくて

今までやろうとして来なかったっていうことなんです。

ただやろうとして来なかった理由は、

JRが「うん」って言ってくれなかったってことは既にわかってるんですけども、

市民の皆さんからいただいた意見は、

要は近鉄の北側の今後の整備ね、当然何十年もかかりますよ。

だったら、何年かかってでも、

この今みんなが使ってる東西の踏切も、できるでしょってことです。

待ちくたびれた市民の声に応えてほしいと思います。

次、書画カメラお願いします。

この写真でわかるように、名鉄は両側に自動改札を設置して、

スロープ化によって、駅の橋上化をせずに、バリアフリー化をしてます。

次の書画カメラをお願いします。

表でわかるように、結論から言うと、

弥富市が設置管理する自由通路方式がなぜ損かといえば、

管理、点検、修繕、更新、

果ては、最後もう撤去ってときに、

のちのちの負担が全部弥富市にかぶってくるってことで、

しかも、点検なんか、加藤議員が質問で、

国道155号は5年に1回600万でしたっけ、

点検工事、またしても、これJR東海がやるんですね、随意契約。

見積もりはJR東海の見積でしかできません。

相見積もりもできないそうです。

全額負担しても、

岩倉や新城のように全額寄付しちゃってきた方が負担がないんです

書画カメラ願いします。

これは最近、岩倉市、人口規模はうちと同じです。

駅舎新設で写真に写ってる側が駅舎がなかったんです。

駅前広場の用地が買えたので、駅前広場は岩倉市で、

合わせて駅舎を東西とも綺麗に作って、トイレも直して1億4000万、名鉄に寄付です。

弥富もこれでいいと思います。

次の書画カメラお願いします。

次は新城市です。

これJR飯田線新城駅、

5億円でエレベーター付きの跨線橋を寄付してます。

だから、寄付してしまえば、あとはJRさん管理しますから、

新城市さんは、後腐れはありません。

次の書画カメラお願いします。

結局、名鉄というのは、平成18年にバリアフリー法が施行されたときに、

積極的に合理的かつ簡素の方法で対応しています。

次の書画カメラをお願いします。

この模式図は、私が議員になる前から、中の整備でいいんじゃないんですかと、

今言った方法ですね、岩倉+新城のこと

議員になる前から議会に陳情書などを提出、提案してきた案です。

弥富駅で名鉄方式を採用すればこのようなシンプルな案になります。

調べてみたら、名鉄ってすごいんですよね、

将来の駅の無人化に備えて改札の自動化と遠隔で集中管理しているシステムは

他社に先駆けて進めているようです。

私、五ノ三駅も使ってますから、佐屋駅からリモートでね、

「乗り過ごしました」とかってやったんですけど別に全然問題ないです。

やっぱり名鉄さん、厳しい経営環境の中で費用対効果をしっかりと判断されています。

次に、JR各社について調べてみても、

やっぱり他のJRは、同じようにむやみに橋上駅舎化にこだわってることなくて、

これは加藤さんが、9月議会に提案してる案に近いんですが、

自由通路を市町村が作って、

両側の駅の改札は自動改札とスロープというタイプです。

これが常陸大宮市の例です。

次の書画カメラお願いします。

この図は9月議会で加藤明由議員が提案した内容を私が図にした案です。

名鉄の引き直し、線路を引き直すのに3億だそうですよ。

名鉄の駅とホーム何だかんだで11億。

名鉄のホームと駅舎を作る寄付をするのは岩倉市と同じでいいと思う。

だけど、何で線路を引き直すのに3億円かかるかな

JRはJR東日本と同じように両側の地平駅を整備して、

橋上化駅舎化をせずにやる、

この場合は自由通路は弥富市が未来永劫管理することになりますので、

私の一番安い案ではないんですが、

非常に検討に値する案だと思います。

色分けで言うと赤が名鉄さんで新たに駅舎とホーム、

茶色系のところがJRさんの南側の改札の改修、北側に駅舎を新設して、スロープ化していく。

駅前広場は弥富市の事業ということになります。

この改良案について答弁願います。

(立石建設部長)

自由通路等の整備手法につきましては、自由通路、単独整備も検討いたしましたが、現在の位置に自由通路を整備するためには、駅舎が支障となり、橋上駅舎化する必要があるなど、地理的な制約や駅前広場との整合性等を検討した結果、現計画により事業を進めております。

(佐藤議員)

私、改修図面もよく見てるんですけど、

トイレは壊しますけども、駅舎は東側のごく一部を取り壊すだけのはずです。

その証拠に、駅員が切符を売るスペースや現在の自動改札、待合室は

自由通路工事中もそのまま使うプランじゃないですか。

だからJRが橋上駅にこだわらなければ、

適切な位置に自由通路の補償として作り直すことはできるはずで、

どっちみち設計変更するわけですから。

できないっていうふうには多分答弁してない

微妙な答弁してるんですけど、

交渉経過をよく読んでわかったのは、

弥富市として、できるできないんじゃなくて

JR名鉄にお伺いを立てて、

JR名鉄がやってもらえる案をやってるっていうことです。

次に、これも市民の方に言われた質問ですが、

「JR東海は令和9年度までに29億円で自由通路と駅舎化を施工すると約束をして協定を結んだんでしょ。

いまさら協定した期間、金額できないってのは違反じゃないの」っていうふうに

市民から言われております。答弁願います。

(立石建設部長)

今回の変更協定の締結は、令和4年4月1日にJRと締結した工事協定書に基づくもので、協定書第7条では、工事の工程を著しく変更しようとする場合は、別途甲乙協議の上、変更することができるものとする。

第8条では、工事の設計を著しく変更しようとする場合、または物価労賃の変動等により、工事費に著しい変更が生じる場合は、あらかじめ甲乙協議するものとすることとなっており、鉄道事業者との協議の結果、協定金額の増額変更等を行うものです。

(佐藤議員)

これを見ていただいてる市民の皆さんどう思われますかね。

協定の中に、物価変動条項があるなんてことは昨年からわかっています。

市民からいただいた意見は「ちょうどいいんじゃないの。

JRの方から、約束通りできないんだから、

そしたら1回白紙に戻って調整しましょうと。

まともな企業まともな市役所ならそう言いますよ」って市民に言われました。

また別の市民からは、「どうしてもやりたいんだったら、

最初に決めた金額で受け合うっていうことを工夫するのはJRのでしょ」っていうふうに言われました。

また別の市民の方からは、

「違約金条項におびえてるみたいだけど、

物価上昇っていう不可抗力なら、弥富市に落ち度はないし、

不当利得、もしJRがすごい金額要求してもその不当利得になりますから、

それはJRもさすがにめちゃな補償額は出してこないと思いますよ。

これで一旦白紙に戻しますよっていうふうに」市民の人に言われたので、

言わさせていただきます

次に、物価変動による増額を認めてしまえば、

今後、毎年物価が上がる度にスライドさせることになります。

これも市民の方に指摘されたんですけど

「令和3年から5年の上昇分が人件費9%だって説明があったんですけど、

協定を結んだの令和4年だよね」って言われました。

結局、「物価の高騰は今後も続いていきます。

建設費は果てしなく高騰してしまうんじゃないですか」っていう市民の質問です。答弁願います。

(立石建設部長)

今後の物価変動や工事進捗に伴う想定外要素により、協定金額等の変更の可能性は完全には否定できないと考えております。

今後も引き続き工事費削減項目を検討し、コスト削減に努めながら事業を進めてまいります。

(佐藤議員)

今の答弁で、今後の変更の可能性があるってことを認めたってことですよね、市民の皆さん。

これも市民の方に言われたんですが、

「工事費削減とかコスト削減なんてのは言われなくても民間企業やってるんで、

そんなの言い訳になりません」と言われました。

で、とてもこの3割でとどまらないってことですね。

書画カメラお願いします。

これは弥富市のホームページから取ってきた、弥富市の調査結果です。

自由通路の建設の費用に対して効果は1.7倍あるっていうことをここで言ってるんだそうです。

実は、費用対効果の算定は、本来は、

普通は例えば高速道路を作りましたとした

道は渋滞してますと、距離も短くなりました燃費も売れました。

完成後の利用者の時間短縮による経費節減効果、

経済誘発効果、

ガソリンが節約できる環境負荷低減の効果など

具体的な経済効果を積み上げたものが本来の費用対効果です。

僕も一時期、弥富市で踏み切りの人間がとか真剣に悩んでたんですけど、聞いてみたらこれでした。

無作為抽出した1000人の市民にアンケートを郵送して503人の方に回答をもらって計算したそうです。

設問は、要は、仮にあなたの世帯に負担金を求めたときに、

1人当たり世帯全体じゃないです。

1人当たりいくらまで負担して良いと考えますかっていう、

みんなしっかり読んでるんかな、と思うんですけども

答えた人で一番多かったのがなんと0円の53.3%でした。

普通で言えば、この時点でアウトですよ、

事業は中止になるはずなんですが、

ところが、500円が24.3%あった。

計算式に当てはめて計算すると、

全体では50年間でメンテナンス入れて50億に対して

1.7倍を市民を払ってもいいという、だから1.7倍。

具体的な問題点説明します、わかりやすいように、

これね、500円で1年で6000円なんですよ。

50年で30万円、30万円ですよ。

だから、正しい書き方は、

「1人30万円負担してもいいですか」っていうことなんですよ。

そんな書き方したら誰も500円に丸うってくれないので500円なんですよ。

もう一つおかしい点がある、二つ目。

この500円が真ん中辺にあるんですよ。

1人1万円っての、があるんですよ。

1万円、1ヶ月ですよ、1人ですよ1万円。普通はないですよね。

誰か1って書いてるんですけど、

そういう1万円、5000円、3000円、2000円、1000円で

こうやって書いてあると、

「そういう人もいるんかな。」

これを見た人も、忙しい中でこれ回答してますからね、

間違った相場観が生まれますよね。

だから「相場としては何千円なんだけど、

いや、でも俺さすがに何千円って書いちゃうのもな。」

だから、善良な人ほど、

真面目な人も、

適当に答える人にいたっては、

「真ん中辺だよね」っていうことで

500円に丸しますよ。

僕だって丸うったかもしれない。

実に巧妙なアンケートです。

だから、この設問をきちんと、

50年間で30万円負担しますかね。

100万300万円負担しますかというふうで取り直さなきゃいけないんです。

さらに、今回の大きなテーマなんですが、

もっと安い方法が実際にあるわけですよ。

岩倉とか新城みたいなね一番安い。

それから加藤明由議員が言ってるように自由通路だけ作って、2番目に安い方法。

今みたいな方法。

比較して初めて正当なアンケートです。

なので、こういう、あんまり言いたくないんですけども、

作ったのはコンサルタントかもしれませんけどね。

コンサルタントか国が作ったかもしれませんが

誘導するような市民アンケートをとって

それを根拠にやってるってのは

ちょっと信じがたいんですよね

ということで市民の質問です。

もう1回アンケートを取り直して、費用対効果を、

あるいは費用対効果そのものを検証しなきゃいけないって考えます

という質問です。答弁願います。

(立石建設部長)

JR名鉄弥富駅自由通路整備及び橋上駅舎化事業並びに南北駅前広場整備事業につきましては、国の補助金である社会資本整備総合交付金を活用して整備しており、その事業の有効性を判断するために、費用便益比を算出する必要があります。

これは事業の有益性を判断する場合の政策評価の手法において、事業の有益性を数値化して判断する費用便益分析、B/Cと言われるものですが、その数値が1.0以上であれば、その事業の有効有益性が示されることになります。

この費用便益分析につきましては、JR名鉄弥富駅における事業、橋上駅舎化事業、駅前広場整備事業の事業費を対象にして、交通結節点機能の向上について、地域特性および市民意向を踏まえて、効果検証ができる仮想的市場評価法を対応し、まちづくり交付金評価の手引きの算出方法により行い、費用便益の分析を行った結果、現計画におきましては、費用となるB/Cは約1.7となっております。

同様の算出方法で、協定変更後の費用便益の分析を行った結果、指標となるB/Cは約1.5となり、1.0を上回ることを確認しておりますので、これまで通り、事業は有効なものであると判断しております。

(佐藤議員)

工事費が3割上昇しただけで1.7が1.5になったという答弁してますよね。

そもそも、この1人30万円負担するということを伏せて作った数自体僕は間違ってると思うんですが

ただ残り0.5しかないわけですよ。

この事業は、ほぼほぼ借金で賄われます。補助金以外は、

預金金利は相変わらず低迷してるんですけども、

既に貸し出し金利、財政投融資の長期貸し出しという数字を調べてみた

1.4とか、やっぱり上がり始めてます。

なので、仮に、借入の金利を2%で、30年間で計算すると30%分ぐらいの利息の負担があります。

金利分を多分まだ見込んでないと思うんですよ、

その金利上昇分を含めると。

金利で1.3掛ける、

もし工事費は1.5倍になると1.5×1.3で2倍、

たちまち費用対効果の説明が

崩壊することが予想されます。

そういう状況で、

市長はこの増額が妥当だと認めてるんでしょうか。

そもそも市民の皆さんは、費用自体が40億は高額だ、

市長は市民にどのように説明し理解を求めるのか、

市民の質問に答弁願います。

(安藤市長)

JR弥富駅自由通路整備事業及び橋上駅舎化事業につきましては、令和4年4月に鉄道事業者と工事協定等を締結し、事業を進めてまいりましたが、新型コロナウイルスの影響による資源の供給不足、世界情勢等によるエネルギー価格の高騰等の想定外の要因が重なったことにより、自由通路整備事業等の工事費に大きく影響することとなりました。

その中でも、特に橋上構造物や基礎杭に使用される鉄鋼製品の上昇率が高く、当事業におきましては、上昇率の高い資材の使用頻度が高く、変更協定金額8億3000万円の増額の大半が、資材価格の高騰によるものとなっております。

この変更協定金額につきましては、鉄道事業者とコスト削減等について協議を重ねた結果、事業を進めるために必要なものだと考えておりますので、本議会において、協定変更議案を市民の代表である議員の皆様方にお認めいただき、事業を進めてまいりたいと考えております。

(佐藤議員)

はい、市民の皆さん。

この答弁、わかるようで、わかりませんよね

だから、市民、市民の

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

不規則発言は注意してください

市民の方が言ってるのは、

「役所って損益分岐分岐点ってないの。

こんだけやったら、もう事業中止でないの」っていうふうに言われてるわけですよ。

次の書画カメラお願いします。

この図は弥富市の財政状況の推移と年齢別人口です

財政状況、左側の図は、いわゆる義務的経費扶助費的なものが高齢化に従ってどんどん上がっていく、

上の方のこげ茶色のが投資的経費です、最近減ってるんですね

なんでかと言ったら右側にあるように、

肝心なのは15歳から64歳の人口が減ってってるということです

このことは常識なんですけども、

この橋上駅舎化事業に伴い、今後借金返済期間の30年間、

弥富市の借金の返済が、以前は0.6億とか言ってました

多分今後、1億円ぐらいになってくると思うんですが、

これ予算編成は影響ないのか。

答弁願います。

(伊藤総務部長)

本事業のみならず、本市にとって必要な事業のための予算を確保するとともに、子育てや福祉など、市民生活にとって大切な予算につきましてもしっかりと確保しますよう、予算編成に取り組んでまいります。

(佐藤議員)

はい大変一生懸命答弁していただきました。

だけど、「影響がないか」という質問に対して

影響がないと答弁してません

客観的に言えば、影響はあるってことを認めたってことですよね。

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

不規則発言は、議長、やめさせてください

次に、市民の地域交通に対する要望は切実です。

チョイソコやきんちゃんバスの充実を切望してます。

本当にもう、緊急です。

駅とどちらを優先するのか、

これも市民の質問です。答弁願います。

(立石建設部長)

JR名鉄弥富駅自由通路の整備及び橋上駅舎化事業並びに南北交通広場整備事業は、複数の交通機能をつなぐ交通結節点として整備するものであり、きんちゃんバス等の公共交通が乗り入れることにより、交通結節機能としての効果が発揮されるものです。

市民の交通手段として、各種交通機関の共生、連携を図るためにも、自由通路整備事業等々、市が運営する地域公共交通を合わせて検討を進めていくことで、より効果が発揮されるものだと考えております。

(佐藤議員)

今も一生懸命答弁してもらったんですが、

結局どっちが優先かっていう市民の特に

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

(平野議長)

静粛にお願いします。

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

発言を控えてください。

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

静粛にお願いします。

(佐藤議員)

市民の切実な質問に、答えてませんよね

答えにくいんだと思いますけども、まあ

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

(平野議長)

静粛に

発言停止です。

質問者のみです。

(佐藤議員)

早川議員いいんですか?

(平野議長)

続けてください

(佐藤議員)

客観的に言えば駅が優先であることを認めたってことですね。

で、次に市役所建設費以上、

市役所50億と言われてましたけどもこれで並びました。

これ以上になると思います。

「駅は綺麗になったら駅の北側はどれほど発展するのか」ということを

やはり市民の方からきつく言われてます。

具体的に市民にわかるように説明してほしいです、答弁願います。

(立石建設部長)

JR名鉄弥富駅自由通路整備及び橋上駅舎化事業並びに南北交通広場整備事業は、鉄道に分断された南北地区の分断解消、駅東西踏切の歩行者、自転車の安全確保、高齢者、障害者等の利便性を高める、バリアフリーに配慮した交通結節点の整備を事業目的として実施するものです。

そして、これらの事業を起爆剤として、弥富駅周辺のまち作りに取り組むことにより、少子高齢化社会に対応した、歩いて暮らせる、利便性の高いまち、そして人が集い、交流する賑わいあふれる空間を形成し、弥富駅周辺地区の発展に繋げていくことが、これからの行政の責務であると考え、本事業を推進しております。

(佐藤議員)

そろそろ市長が答弁されるかと思ったら、残念ながら部長が答弁。

なぜかっていうと、

市長が以前本会議場で自分が若かった頃のような

銀座商店街の発展をとあったんですが、

期待したんですけど残念でした。

安藤市長は就任早々に自由通路は中止すると発言されました

あの理由は何だったんでしょうか。

やっぱり、市長としてはですね、

全体的にインフラ整備はどうあるべきなのか、

それに分析に基づく的確な検討によって、

市民負担が将来に向かって確かに減少し、

やっぱり市民生活の向上に回せる予算がバランスよく配分されてるだろうという視点が求められている

だから、なかなかいい検討だったなと思うんですが、

あの理由は何だったんでしょうか、答弁願います。

(安藤市長)

まず初めに、これまでの議会において、JR名鉄弥富駅自由通路等整備事業について、中止するといったことは一度もございません。

正確に申し上げますと、市長就任当初の平成31年3月議会において、本市の財政調整基金の残高は15億円ほどになってきております。そこで、今後、新庁舎建設が完了した後にも、新火葬場の建設やJR名鉄弥富駅自由通路整備事業など、大規模事業が控えておりますことを考えますと、起債は活用できるものの、ある程度基金を蓄え、事業を進めていく必要があると考えまして、事業の中止ということではなく、事業の実施を延期しながら、できるだけ財政調整基金を減らさないようにしたいと申し上げたところでございます。

しかしながら、本事業につきましては、市の最上位計画である弥富市総合計画において、主要政策に掲げられ、本市の積年の課題に対応するためにも事業を進める必要があると判断し、議会等においても、事業目的等を説明し、ご理解をいただきながら進めてきた事業でございます。

また、先ほど担当部長が答弁しました通り、令和4年3月議会において、工事協定等の締結議案をお認めいただき、同年4月1日に鉄道事業者と工事協定等を締結し、事業に着手したところでございます。

自由通路整備事業は、これまでと同様に、本市にとって必要な事業であることは変わりませんので、本会議におきましても、議員の皆様に、工事協定金額の変更をお認めいただき、引き続き事業を進めてまいりたいと考えております。

(佐藤議員)

この話、全部、市民の方から言われたものがネタになってまして、

私が市民の方から聞いたのは

「市長が新年会で中止だっていうのが最初だった」というふうに聞いたんですが、いいですわ。

延期をしたかった。

理由は財政という答弁でした。

だったら、まさしく今こそ事業を延期して、

じっくりとJRと交渉し直す。

仮に増額するのであれば、議会だけじゃなく、

市民の理解を求める必要があるということが、

自動的に導き出される答弁じゃないですか。

これも市民の方に言ってくれと言われたので読み上げますが、

「事業中止すると違約金を取られるんじゃないかっていうことを恐れている人もいるようですが、

今回の問題の原因はJRの見積もりが29億で協定実施すると約束したのに、

それが不可抗力で実行できなくなったことに端を発するのであり、

不可抗力であるならば、弥富市が自己都合で辞めると言ってるわけじゃないので、

そこは堂々と一旦凍結良いだけのことです。

そんな簡単なことがわからんでしょうかね」って市民に言われました。

次に安藤市長は、

市民の安全と安心を守る防災にお金をかけずに、

見栄えの良い駅の整備、駅周辺の整備、土地開発、農地開発ばかりに力入れてるっていう、この市民に散々言われた行為についてどう説明されますか答弁願います。

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

(平野議長)

安藤市長

<早川議員の不規則発言(いわゆるヤジ)>

(平野議長)

静粛にお願いします。

今市長が答弁しますので、静粛にお願いします。

(安藤市長)

第2次弥富市総合計画では、いつまでも住み続けたい、安全安心な町を初めとする六つの基本目標を定め、この基本目標を総合的に推進することで、本市の将来像として掲げる、みんなでつくるきらめくやとみ、伝統と自然と都市が調和する元気交流空間が実現できるものであると考えております。

自由通路等整備事業におきましても、基本目標5良好で、都市基盤が整った便利で快適に暮らせるまちの中で、重点政策に位置づけ、長い年月をかけた計画が整ったことから、議会の議決をいただき、事業に着手したものでございます。

また、防災対策と、他の政策につきましても、多様化する市民ニーズ等を的確に捉え、必要とされる施策等を総合的に推進し、市政に反映してまいります。

(佐藤議員)

早川議員いろいろご意見があるようですけども、

それはですね、

今のような答弁

それで納得するかどうかは別として

もちろん市民の100%が反対するわけじゃないですよ。

たまたまコロナで、いろんな行事中止されてしまった

引きこもってしまったと。

だけど今はそうじゃないので、

この8億円、これを機会に、ちゃんと説明しましょうよ。

それから、議会でみんなで議論しましょう、

それから市側とも腹割って話しましょうよ。

これ大事業ですから本当に、

だから本当に、包み隠さず

これ市民の皆さんに言われたことを、

こうやって皆さんに届けさせてもらいました。

打ち返してくれたものもあれば、

なんていうか、

しっかりたくさん言ってるんだけども、どうなのかなと

それは市民の方に判断していただくんで、

やっぱりここ出直して、

市長も、それから部長も、

課長も、担当のグループリーダー大変だと思いますよ。

だから、ちゃんと仕事をやらしてあげるためにも、

きちんと説明してよりよい案にしましょうよ

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