ごみゼロ運動は「安否確認と思って」防災活動として参加しましょう

令和6年4月25日(木)にFMななみで「防災ひとくちコメント」としてお話をさせてもらいました

1 人とのつながりが大切

2 孤立して孤立している人ほど、亡くなる

3 助け合いがある地域ほど、助かる

4 防災訓練など行事に顔を出すことから

5 ごみゼロ運動は安否確認

6 私がここにいます、助け合いましょう

 

さて、能登半島の地震の教訓として

人とのつながりが大切だということが、クローズアップされています。

特に、災害後に、水、食べ物、寒さをしのぐ場所づくり、

孤立している人ほど、亡くなっています。

助け合いがある地域、つながりが多い人ほど、助かっています。

特に、お年寄りなど、災害弱者が亡くなるのを防ぐのは

やはり、人とのつながり、人間関係を豊かにすることです。

このことは、赤ちゃんをかかえた子育て世帯も、学生さんも、

働き盛りの人も、どんな人も、

つながりが命綱だというのは共通です

ところが、ご近所、町内の繋がりが少なくなっていませんか。

どうしましょうか。

まずは、防災訓練やお祭りなど、

行事に顔を出すことから始めましょう。

たとえば、ゴミゼロ運動です。

ごみゼロ運動は、道路や公園などの一斉清掃ですね

防災と関係ありますか?

あります

年に1回、各家庭からお一人ずつ顔を出しますよね

年に1回の、安否確認だと思いませんか?

あの方は、少し足腰が弱ってきてるな、とか

最近見かけないけど、入院してるの、施設に入ったの、とか

一緒に歩きながら、実は白内障の施術をしたんだよとか、

何気ない会話で、お互いのつながりを広げましょう。

日頃、なかなか外へ出てこないお年寄りとか

お勤めの方など、地域で顔の見えない方が増えていますよね。

ゴミゼロ運動を、嫌だな、面倒くさいな、と思わずに

ご近所に、どんな人が暮らしているのかるのか、

お1人お1人の顔を確認する、

という意味で参加しませんか

このラジオをお聞きの、あなた自身とっても

ゴミゼロに参加することが、

私がここにいますよ。

いざというときに助け合いましょう

というメッセージになります。

防災って難しいことじゃなくて

そういった、日頃から、顔の見えるつながりを作っていくっていうこと

防災の基本中の基本は、つながりづくり

だということを、皆さんに提言し

積極的なつながりづくりを、お願いします。

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