(一般質問5/8)2040年に向けて職員の働き方と組織風土の向上を 休職職員の増加(弥富市議会令和4年12月定例会 一般質問)

弥富市議会令和4年12月定例会 一般質問 8分割のその5です

弥富市議会の公式動画はここから始まります(36:40から47:52までです)

それでは大きな2番に入りたいと思いますので、次が2040年を受けて職員の働き方と組織風土の向上というテーマです。
皆さん、市の職員の皆さんは自ら希望して極めて厳しい試験を突破して、晴れて、弥富市の職員なられました。
全ての職員が全体の奉仕者として高い理想を持って働いてみえると思います。
ところが現実は、人員削減の人が減らされる一方で、行政の対応が細分化し、困難な状況の中で日々奮闘されていると思います書画カメラ14をお願いします。

読ませていただきますけども、弥富市に採用された職員は最初にこれを宣誓しないと公務を行っちゃいけないということになってます。
私はここに主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを固く誓います。
私は、地方公共団体の本旨を体するとともに公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ、公正に職務を遂行することを固く誓いますと宣言されてます。
しかし、日々の業務の中で、特に個人プレーではなく、組織として、市民と対峙する中で、なかなか本音が言えないことに苦しんでおられるんじゃないかというふうに推察しております。
ちっぽけの保身のために上司や市長に従うあるいは組織を守るつもりで、外部に対して秘密だらけにするのが正しい公務員でしょうか。
人それぞれだと思いますが、最終的に公務員人生全体を見渡して恥ずべきことのない公務を全うするのが公務員の生き方使命であると思いませんか。
カメラ15をお願いします。

市長が再選され2期目に入り、選挙戦を通じて様々な団体を支援者から要望をいただきそれを実現しようとなさってると思います。
しかし、市民は市長に白紙委任状を出したわけではありません。
市長が1人で見たり聞いたり、考えたり。
指示できることは、ごく限られています。
二百数十人の職員の皆さん一人一人が、実際に地方自治の現場で、市民の人から要望されたこと、見たこと。
聞いたことこれ実施して無駄やな無理やなっていう矛盾を感じることの方が遥かに多様で確かな目と耳と頭です。
書画カメラ16お願いします。

市民からちょっと難しい質問があると上に聞かないと答えられませんという職員の回答がたまに聞かれますが、あれはやめてください。
あなたたち市の職員はきちんとした試験を受けて、全体の奉仕者として、一般職の地方公務員であるので、担当職務についてあなたたちが市民と向き合う責任者です。
その分野における市長と言ってもいいかもしれません。
地方公務員は一人一人公平かつ公正な行政を行う権力が与えられています。
なによりも市長や議員もしょせん4年に1回選挙で変わる儚いものです。
公平公正継続性を持った自治体職員がしっかりしっかりと市民の様々な困りごとを継続性を持った形で処理しているからこそ地方公共団体が維持ができます。
それが住んでよかった弥富の核心のはずです。
まさにあなたたち公務員の働き方次第、さじ加減で弥富の福祉が大きくかえられます。
逆に弥富市民の側から言えば、仮に、現在の弥富市政に魅力がないから、別の市役所を選びたいといっても、弥富市役所以外に選択できないという特権に守られています。
極めて神聖な仕事であることはいうまでありません。
そこで、職場環境としての休職職員について書画カメラ16をお願いします。

職場にパワハラやセクハラがあってはならないことはいうまでもありません。
しかし形式で問題なく実質的に職員が安心して働ける職場になっているのでしょうか。
私の懸念は、弥富市役所の中において複雑な案件。
難しい案件について、部や課を超えて知恵を出し合う仕組みがない。
助け合う仕組みなんじゃないかという懸念です。
私自身も、まさしく行政の末端で市民と向き合う。
様々な矛盾を解決しなければならない立場で仕事をしてきました。
弥富市のホームページでチェックしたところ、この表にあるように、心身を病んで休職する職員が平成30年度には13人。
令和1年度21人、令和2年度に15人、令和3年度33人が毎年増えてます。
この数は、何人ではなく何件ですので、ごめんなさい。
あと、ホームページには人ってなってますけども1人の人間がダブルカウントされてます。
相当深刻な状況だと思います。
その具体的な内容は個人情報として答弁できないのでしょうがやはり上司の姿勢というものが大きな影響を与えていると考えます。
以前から一般質問でお願いしてるんですけども、係長職や課長職に登用する場合の本人の意思確認や今後の対策について人事秘書課長に伺います。
(人事秘書課長)
議員ご指摘の市ホームページで公表しております休職職員数につきましては、同一の者が複数回にわたって、分限処分に付された場合は、その回数を計上しております。
現在休職中の職員数は、令和5年1月1日現在、6名となっております。
職員の昇任基準としましては、在籍年数や在級年数等を考慮し、一定の基準を満たした職員を昇任や昇格の選考対象としております。
選考に当たりましては、人事評価結果等を活用し、職員の能力および実績が昇任させる色に必要な職務遂行能力に見合うかどうか考慮した上で判断することとしております。
(佐藤議員)
あの、適切にやってやろうとしてらっしゃるということを否定するつもりはありません。
ただ、この現場であれですけどもその職場のチームワークなんですよね。
そういう中で、やっぱり役職者っていうのをみんなが支えていけるような、対応を作ってほしいと思います。
人事秘書課長は安全衛生も担当されてるはずなのでご存知だと思いますが、労働災害における経営原則の一つで有名なのはハインリッヒの法則ですね。
これは一つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常、ヒヤリハットが存在するっていますということは、今答弁いただきました求職者6人ということは単純に計算するとですね、休職まで追い込まれてないにしても、その予備軍が9倍約180人ですか。
いるはずです。
なので、こうなってくると心の故障について個人の資質の影響が大きいというレベルではなくて、やはり私も雇われ人をしておりましたけども、雇われ人としてはそこを支配する上司組織というものに抗えない、与えられた環境条件の中で、心の健康をいかに保つかってことです。
市長はよく寄り添うとおっしゃってます。
本当に上司がこの組織、一人一人の職員の心に寄り添っているのかどうか。
なかなか市長にご意見いただけないんですけど
ここにもあるんですけども、市長は寄り添う。
所信表明で、市民何でも窓口相談の設置運営として、1人で悩みを抱え込み、心を痛めることのないように。
多種多様な困りごと相談できる総合的な窓口を設置し、誰1人取り残されることがないような市役所を作ってまいります。
これはまさしく市の職員がまずは、あの誰1人。
取り残されない、そういうふうにしていただきたいと思いますが、市長どうなんですかね。
―安藤市長沈黙―
お答えいただけないと思いますので、次へ進みますけども。
結局ですね。
問題は、人をどう育てるかっていうことだと思います。
この安藤市長に代わってからの人事を見てると、結局、上から順番に、部長課長係長と割り振ってきてるので、どれだけやる気があって、優秀な職員でも40代ならないと係長級にもなれないと。
これ遅すぎませんか。
普通の活気のある都市では、幹部を育てるために、本人の能力。
能力があれば意思があれば、これ要するに係長試験やるってことなんですけどね、あるいはそれに見合った要求ですが、大体30代で係長40代で課長、50代で部長にして様々な経験で育てます。
やっぱり、本当に職員を管理監督できる監督者ってのは遅くても30代から監督者の立場にして育てなければ育つはずがありません。
どうも。
どうもちっともお答えできないので失礼承知いますけども、弥富市においては市長が直接人事してるとしか思えない。
これはで職員が育たないと思いませんか。
お答え多分いただけないと思いますので、
―安藤市長沈黙 議員からヤジ―
(議長)
静粛にお願いします。
今佐藤議員の質問中ですので、再三佐藤議員に申し上げますが、通告に従って本市議会は進行しておりますので、通告していない分に関しては、答弁しませんので、重々その辺をご理解いただいて、質問を進めていただきたいと思います。
はいじゃあ質問を続けてください。

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