防災アンケートで自ら考えるきっかけづくりを

防災アンケートで自ら考えるきっかけづくりを

15分40秒からです

我が家の防災チェックシート

我が家の防災チェック 防災アンケート 参考資料 

2017 五之三地区防災会 実態調査 結果 

2019 弥生学区 実態調査 結果

次に3点目、事前準備と避難行動に関する全戸調査についてです。

全戸調査の必要性があると思うんですけども。

各家庭に、ここまで災害対策について、テレビなどでもやかましく言っています。

行政として、費用対効果を考えて、必要な成果を出していく必要があると思います。

実際に弥富市内の市民の皆さんが、

事前にどんな対策をしているか、

どんな避難行動を予定しているかっていうことについて、

大至急全戸調査をすべきだと思うのですが。

ちなみに来年度から、広報がポスティングで全戸配布になりますので、

調査票を全戸に配布することは容易にできるようになっているはずです。

市の考えをお答えください。

(太田防災課長)

各世帯の家族構成は様々であります。このため、

各家庭の備蓄品や携行品等の備え、広域避難を含めた避難先の確保なども、それぞれ異なります。

本市はそれぞれの家庭状況に応じて行いやすい防災対策を進めていただくことが望ましいと考えております。

このため、各世帯の防災対策状況の調査を目的とした防災アンケートを実施する考えはございません。

(佐藤議員)

市内でも地区により、住まい方により状況が違いますので、

市がアンケートをとった結果、これが答えだっていうそれは確かに出ないと思います。

ただ、実際に、二つのメリットがあるんです。

一つは、市側から、「ああしなさい、こうしなさい」って言ったって、正直誰も見ないと思います。

だけど、(アンケートで)「どうですかって聞かれれば」、

少なくとも「考えます」よね。

なので、やはり、今教育現場でも言われている

「自ら考える」ことが「最もより良い学び」になるという意味ではアンケートは有効だと思います。

もう一つは(科学的・合理的な方針決定です)、

五之三地区防災会では、2017年度に全戸の調査を行いました。

その結果、防災の意識づけだけじゃなくて、

この地区で各家庭でどれくらい水を溜めているのか、

どこへ逃げる予定なのか、

そういうことが大体の数字として見えてきました。

それを前提として、

五之三地区防災会では防災の訓練と計画を立てています

こういうアンケートを、

やる気のある地区防災会があればやるべきだと思います。

他の自治会防災会で行うことを、

市として支援すべきじゃないかと思うんですが、

市の考えをお答えください。

(太田防災課長)

毎年4月に自主防災会全体会を実施しております。

また、昨年11月に全地区を対象に実施しました第2回防災ワークショップにおいては、

先進自主防災会の2地区に、活動事例や防災資機材整備状況等の発表をしていただき、

他の自主防災会と情報を共有いたしました。

先ほど議員がご提案された五之三地区防災会が実施した防災関係の全戸調査についても、

各地区が集まる場において先進事例として発表していただき、

その後、各自主防災会自らが計画立案して、

防災対策活動ができるように今後も支援してまいります。

(佐藤議員)

防災会長・区長さんを集めた全体会議で、

ぜひ「具体的にできる事例」として、お知らせしていただければと思います

実は、この前の「消防団の観閲式」の後で、「とある区長」さんから、

「市長さんの挨拶で防災会の強化、自主防防災会の強化とおっしゃったんですが、

どうしたらいいんですかね」と質問をありました。

(自治会・防災会に対して)「具体的にできることをお伝えした方がいい」とお答えしておきました。

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