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「沈黙は、共犯だ。」 〜コンゴの医師が広島で語った、戦争の正体と平和の条件〜
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戦争の始まり:武器を持った時ではない。「相手を自分と同じ人間だと思わなくなった瞬間」に、戦争は始まっている。
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広島とコンゴ:被爆者の痛みと、性暴力被害者の痛み。そこには共通する「人間性を奪われる悲しみ」がある。
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無関心への警鐘:ナショナリズムや排外主義が台頭する今、私たちは「目を閉じたまま」でいてはいけない。
「あなたがいて、私がいる」 〜アフリカの哲学「ウブントゥ」が教える、分断された世界への処方箋〜
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ウブントゥ(Ubuntu)とは:「他者を通してのみ、人は存在できる」。私の人間性は、あなたの人間性と切り離せないという教え。
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痛みの共有:あなたの傷は、私の痛み。他者の痛みを想像し、感じ取る力こそが「平和」である。
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ムクウェゲ医師の願い:人類史上、これほど互いを必要としている時代はない。互いに依存し合っていることに気づこう。
🕊️ 平和とは「想像力」だ 🕊️
🚫 人間を「物」として見るな 破壊とレイプの根源は同じ。
🤝 「ウブントゥ」の精神 私はあなたがいるから存在する。
📢 無知と無関心に抗え 沈黙せず、歴史に学ぶ壁となれ。
デニ・ムクウェゲ医師インタビュー要約:3つの教訓
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非人間化の恐怖
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戦争や性暴力は、相手を「人間」ではなく「物」として扱った瞬間に始まる。
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共感の連鎖(広島との共鳴)
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広島の被爆者とコンゴの被害女性の言葉は重なる。平和とは、他者の痛みを感じ取る能力のことである。
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連帯の哲学(ウブントゥ)
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「他者を通してのみ人は存在する」。ナショナリズムやポピュリズムが台頭する現代こそ、無関心を捨て、互いの人間性を認め合う連帯が必要である。
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コンゴで性暴力の被害に苦しむ人々の治療に当たってきたデニ・ムクウェゲ(Denis Mukwege)医師のインタビューを見ました
NHK Eテレ こころの時代~宗教・人生~「沈黙は共犯 闘う医師」
の字幕の書き写し
(インタビュー)
広島で被爆者の方の話を聞きました
その言葉は私が今後の女性たちから聞く言葉と重なりました
戦争に対する戦いとは相手を自分と同じ人間としてはいないと言うことに対する戦いです
相手を人間と思わず物のように破壊してしまう発想
他者を人間と思えなくなった瞬間
つまり自分と同じような人間としての痛みや感情を
相手はもう持っていないと思うようになった瞬間に
やり方はどうであれ始まるのが戦争だと思います
激しい暴力を伴うレイプも他の兵器と一緒です
他者の気持ちになって考え
感じ取ることができる力それが平和と言うことです
(広島での講演)
私の人間性は皆さんの人間性と切り離せません
それを心からお伝えしたいのです
アフリカには「ウブントゥ」と言う哲学的な言葉があります
「他者を通してのみ人は存在できると」言う言葉です
他者の人間性を認めれば自然に尊敬しあう関係が生まれます
私たちは皆互いに依存しあっていることに気づくからです
皆がいるからこそ私も存在できる
皆さんが負った傷は私にも響き
人間としての私を深く動かすものなのです
人類史上現在ほど人々が互いを必要としている時代はないと思います
しかし 今世紀前半 これまで苦労して獲得してきた人間社会の進歩に逆行し
ナショナリズムとポピュリズムが再び台頭しています
他人への恐怖心をあおり無知や無関心を増大させ
非民主主義的な計画を推し進めようとするポピュリスト
我々はそれを止める壁にならなければなりません
抵抗もせず 目を閉じた状態から抜け出さなければいけません
歴史から学ぶ必要があります
