いよいよ今週末!映画『能登デモクラシー』上映&語り合いの集いを開催します
とても素晴らしいドキュメンタリー映画ですので、ぜひ皆さんにご覧いただきたいと思い企画しました。
日々の暮らしに追われていると、「難しいことは賢い人に任せておけばいい」と敬遠されがちです。私自身、日頃からニュースレターをお配りしていますが、「選挙ですか?」と聞かれることも多く、政治や行政に対する皆さんの「無関心」を肌で感じています。
しかし、市役所の広報は都合の良いことしか伝えません。弥富駅のこと、小学校の統廃合のこと、そして今回の官製談合事件など、実態はほとんど知らされていないのが現状です。また、選挙も「地元の出身だから」「顔の印象が良かったから」といった理由で決まってしまう傾向があります。
そこで、まずは映画『能登デモクラシー』を見て、日々の暮らしと政治・行政・選挙について、頭をほぐしてみませんか? きっと「なんだ、自分たちと一緒じゃないか」と共感していただけるはずです。
映画『能登デモクラシー』を観て、弥富のデモクラシーを見直すフォーラム 概要
2026年2月28日(土)
【タイムスケジュール】
12:00〜 映画『能登デモクラシー』鑑賞(1回目)
14:00~ 連携企画 対談「NOTフェイクデモクラシー! NO選挙,NOローカルLIFE!」開催決定(詳細調整中)
五百旗頭幸男(監督)✕ 畠山理仁(選挙漫遊師)
15:30~ 本番!弥富市はこれで良いのか!・・・市民の集い
(~16:50まで、弥富の地方自治について参加者でじっくり対話)
17:00〜 映画『能登デモクラシー』鑑賞と参加者による共有タイム(2回目)
19:00〜 映画『能登デモクラシー』鑑賞と参加者による共有タイム(3回目)
上映費実費:400円 定員:各回100名 主催:新しい風やとみ
申し込み不要ですが
ある大学の先生が言うように、デモクラシー(民主主義)は最も面倒くさい方法です。しかし、その面倒くささを捨てて「少しはお任せしてもいいかな」と白紙委任してしまうと、行き着く先は独裁になってしまいます。
多数派に任せきりでいいのか? どうせ多数決で負けるからと諦めてしまうのか? そんな疑問を打ち破るヒントがいっぱい詰まった映画です。
ぜひ、会場でお待ちしております!
【コラム】映画『能登デモクラシー』が映し出す、弥富の現在地
~「密室」と「独占」にあぐらをかく行政に、未来はあるか~
今春、ドキュメンタリー映画『能登デモクラシー』を観る機会がありました。 そこに映っていたのは、能登半島の小さな町における旧態依然とした「村の政治」の実態です。
- 映画が暴いた「日本の縮図」
選挙といえば、地域のボスや業界団体の組織票で決まる既定路線。「もっと町を変えてほしい」と思っても、そもそも選択肢となる候補者が出ない。そして、最も重要なこと(特にお金の使い道)は、町長と議会の密室談合で決まっていく――。 これは特定の町を責める話ではなく、日本中の地方自治体に共通する病理です。
映画は、この構造に一石を投じる住民たちの姿を描きます。手書きの壁新聞を配り、事実を伝えようとする人々。 対する町長は、一見ニコニコと人当たりが良い。しかし、その笑顔の下で「女子供は黙っていろ、俺たちがうまくやる」というパターナリズム(父権主義)を隠し持ち、国や県への陳情と業者との調整こそが政治だと信じて疑わない。
- 「記者会見がない」ことの異常さ
監督の五百旗頭(いおきべ)幸男氏は、富山市議会の不正を暴いたジャーナリストとしても知られています。彼がこの映画を撮るきっかけは、「定例記者会見がない」という異常な事実に気づいたことでした。
定例記者会見とは、首長が自らの言葉で情報を公開し、説明責任を果たす場です。それを行わないということは、「情報を隠す」「議論を避ける」「記録を残さない」という体質そのものです。
翻って、わが弥富市はどうでしょうか。 弥富市にも定例記者会見はありません。 安藤市長は選挙の際、公開討論会への出席を「選挙戦略」として拒否しました。就任7年目でようやく開かれた市政報告会も、大半が一方的な説明で、質疑応答はわずか10分。 『能登デモクラシー』で描かれた密室政治は、まさに弥富市の姿そのものです。
- 「独占企業」としての市役所
行政の恐ろしいところは、「倒産しない独占企業」である点です。 民間企業なら、品質が悪かったり、不正会計をしていれば、客が離れて淘汰されます。しかし、行政サービスには競合がいません。「安藤市長のやり方が気に入らないから、隣に別の市役所を作ろう」とはいかないのです。
逃げ場のない市民を相手にしているからこそ、彼らはあぐらをかき、情報を隠します。情報を出せばボロが出る。ボロが出れば怒られる。だから隠す。これが「弥富デモクラシー(民主主義なき政治)」の正体です。
- 腐敗を止めるのは「市民」しかいない
50億円をかけた新庁舎は、外見だけは立派で近代的です。しかし、中身は空虚です。 議会も、本来はチェック機能であるはずが、議長を中心に行政への忖度が蔓延しています。
それでも、希望はあります。 行政の正当性は「情報公開」と「事後検証」によってのみ担保されます。映画の中の住民たちのように、私たちも諦めずに事実を知ろうとし、声を上げ続けるしかありません。
そして何より、この状況を許してしまったのは、前回の選挙で現職を選んだ私たち有権者自身です。 次の選挙でどう動くか。それが、弥富市の未来を決める唯一の鍵なのです。
お食事や喫茶は福祉センター1階のレストランをご利用ください




