「給料カットで幕引きですか?」弥富市の不祥事、終わらせてはいけない5つの理由
〜17万円紛失事件、市長・副市長の責任の取り方にNO!〜
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トカゲの尻尾切り?:教育長は辞任したのに、トップの市長・副市長は減給だけ? 責任の重さが逆転していませんか。
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犯人は逃げ得?:問題の核心を知る職員を、全容解明前に退職させてしまった「危機管理の欠如」が最大の問題です。
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マニュアル作って終わり?:根本的な組織の緩みは、「紙切れ一枚」では直りません。
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説明責任はどこへ?:ホームページに短い動画を載せただけで、市民への謝罪と説明は済んだと思っていませんか?
「中途半端な処分」で解決したことにする議案には、断固反対します。
その減給、市民の信頼を取り戻せますか?
〜「組織の崩壊」を露呈した17万円紛失事件。佐藤議員の反対討論〜
- 対策が表面的
「マニュアルを作りました」で終わらせていますが、そもそも誰もが金庫を開けられる状態を放置していた組織全体の無防備さが原因です。
- 危機管理の崩壊
事件発覚時の初動の遅れ、そして調査前に当事者職員を退職させてしまう失態。民間企業ならあり得ない対応です。
- 処分の不公平
人事院の指針を無視した職員への懲罰。そして、部下(教育長)が辞めて上司(市長・副市長)が残るという、理解に苦しむ責任の取り方。
「形だけの責任」で幕引きを図る姿勢に、強く警鐘を鳴らします。
🛑 「減給」で許されますか? 🛑
💸 消えた17万円、消えない不信感
真相解明の前に担当者は退職。
この事後処理、ズサンすぎませんか?
⚖️ 責任の重さが逆転
教育長は辞任、市長は減給。
トップの責任はどこにある?
📢 市民への説明不足
たった1分の動画で謝罪終了?
私たちは納得していません!
弥富市の対応 vs あるべき姿
| 弥富市の対応 | あるべき姿(ガバナンス) |
| マニュアル作成で終了 | 組織風土の抜本的改革 |
| 当事者職員の退職容認 | 徹底調査後の処分 |
| 教育長辞任・市長減給 | トップが最大の責任を負う |
| HPで動画公開のみ | 記者会見等での詳細説明 |
この議案は「解決」ではなく「幕引き」のためのものです。
だから私は反対しました。
要約
議案第46号および第47号に対する反対討論
- 表面的な対策の不十分さ
- マニュアル作成に頼り、継続的な改善策が欠如している。
- 職員が金庫の鍵を開けられる状況や公金の点検が行われていないことが問題。
- 危機管理能力の欠如
- 事件発覚後の調査や対策が遅く、場当たり的な対応が目立つ。
- 問題の核心となる職員の退職が解決を困難にし、事後処理が杜撰である。
- 不当な懲罰の適用
- 人事院の指針を無視した懲罰は法治国家として問題。
- 責任の所在の不明確さ
- 市長・副市長が自ら減額を申し出ず、教育長を辞任させるなど、責任の重さが逆転している。
- 信頼回復のための行動不足
- 事件の全容について明確な説明がなく、謝罪も不十分。市民の信頼を損ねている。
- 組織全体の改善の必要性
- 事件を防ぐ仕組みづくりや職員の意識改革が怠られている。
結論
- 事後処理が不十分であり、中途半端な議案を提出することに強い懸念を示し、反対討論を締めくくる。
議案第46号 弥富市長の給料の特例に関する条例の制定について及び議案第47号 弥富市副市長の給料の特例に関する条例の制定について反対の立場で討論します。
第1の問題点は、表面的なマニュアル作りで解決したと思い込んでいる浅はかさ、継続的に改善を重ねる仕組みを作っていない不十分な対策であることです。
事件を防げなかったのは、出先の課だけでなく、弥富市の行政組織全体が無防備だったからです
① 職員の誰もが金庫の鍵を開けられる状況 ②公金の日々の点検を行っていない
こんな初歩的な対策、他の都市では既に実施済みの対策が、未だに改善されていないことが時代遅れです。
これは弥富市役所全体の無防備さであって、その結果責任を現場に押し付けていることが間違っています。
副市長をトップとする委員会で全庁的に調査し、対策を立案したと言っていますが、
こんなのは、他都市から何周も遅れていた対策を、やっと追いついただけです。
しかも、現金取り扱いに限定しています。それ以外のすべての行政事務の点検をしていくという、本質的、構造的な改革案が示されません。
平成24年に発覚したごみ袋未回収事件以来、組織の構造的な弱点は治っていません。
組織の体質が改善していないために、市民の信頼を失うようなことを繰り返してしまったことを、組織の構成員全員が猛省すべきです
第2の問題点は、事件発覚後の、市長・副市長の危機管理能力の欠如と言わざるをえません
事件発覚後の、組織的な調査、原因究明、対策、公表という一連の、事後処理のスピード感の無さ、事後処理も場当たり的で、事なかれ主義と言わざるをえません
具体的に言えば事件が発覚したときに本庁から人を送り込んで、あらゆる書類を調べて、徹底的に調査し分析しなったこと。
問題の核となる職員が退職し、問題解決を困難にしてしまったこと、この事後処理のまずさが問題を拡大させたこと
事後処理のお粗末さ杜撰さ、民間企業では考えられない危機管理能力の欠如と言わざるを得ません
事件そのものも重大ですが、特に事務方として市長を支える副市長の危機管理能力の深刻な欠如と言わざるを得ません
第3の問題点は、市長・副市長の一般行政職員に対する懲罰が適切でないと考えられること、不当な懲罰であること
全国共通の指針である人事院の指針をないがしろにした懲罰の適用は、法治国家としてあるまじき行為と言わざるを得ません。
第4の問題点は、そのうえで、いわゆる3役そろって減額を申し出るのでなく、先に教育長を辞任させたことです。
管理監督のけじめをつけるのであれば、下の教育長よりも上の市長・副市長のほうが重いはずですが、逆になっています。
何かといえば周囲ととの足並みをそろえ、バランス、均等を重視する市長・副市長にあるまじき行為と言わざるを得ません。
最期の問題点は、未解決のまま、早々に幕引きを図るかのように提出したことです。
このような減額では、職員はおろか、議員も、市民も、弥富市の行政を信用できません。
市長・副市長は、信頼回復のために何が必用か、よくわかっていらっしゃらないのではありませんか
「行政の信頼を失墜した事件」について、未だに、市長・副市長から、事件の全容について、明確な説明がありません
ホームページにひっそりと動画を流しただけです、5月2日に生涯学習課の会計等不適切事案について(お詫び)及び大型連休中の感染拡大防止に向けた市長メッセージとして、事件にふれたのは 全体3分43秒のうち 1分10秒です
現場に責任を負わせるだけの謝罪で、市民に対して、未だに具体的な説明も本気の謝罪もなされていないと言わざるをえません。
管理監督者・最高責任者として市長・副市長は、組織全体を統括する立場で、何が欠けているかを具体的に指摘すれば
- 事件を防止する仕組みづくりを怠ったこと、
- 人事の異動に無理があり現場に皺寄せがあったこと
- 仕事の意義や業務の姿勢について、具体的なメッセージで職員の公務員としての自覚を喚起することを怠ったことです
市長・副市長は事件そのものの解明と改善だけでなく、事件発覚後の対応、危機管理を反省すべきです。
事後処理が、不充分であるという自覚がないことのほうが残念です。
だから、事後処理・対策がきちんとできていないのに、早々にこのような中途半端な議案を出してしまう
以上、極めて残念な、悲しい思いで、反対討論を締めくくります
