今年は「選択」の年。弥富市の「インパール作戦」を止めよう。 〜「見ざる・聞かざる・言わざる」からの脱却〜
沈黙は「現状維持」ではなく「衰退」である。 〜戦後80年・昭和の教訓と、トヨタに学ぶ「声を上げる」ことの重要性〜
今年は4年に一度、弥富市の未来を決める選挙の年です。 この8年間の安藤市政を点検し、本当の課題は何なのか、そして次の4年間を託せる人物は誰なのか。今度こそ、私たちは真剣に品定めをしなければなりません。 「役所に任せておけば安心だ」という時代は終わりました。歴史と経済、二つの視点からその理由を紐解きます。
■ 昭和の悲劇は「組織の自己保身」から始まった
歴史は繰り返さないが、韻を踏むと言われます。今から80年前、日本を焦土に変えたあの戦争。なぜあそこまで突き進んでしまったのか。 最新の研究では、軍部の暴走の根本原因は、組織内部の「出世争い」や「派閥の論理」の結果であったことが明らかになっています。 「お国のため」という大義名分を掲げながら、実際は小さな部屋の中で官僚たちが自分の地位を守るために権謀術策を巡らせた。その結果が、無謀なインパール作戦であり、多くの国民を巻き込んだ悲劇でした。
これを「過去の話」と笑えるでしょうか? 今の弥富市役所を見てください。市民のためと言いながら、実際は組織のメンツや前例踏襲、そして特定の人間関係による利益誘導が優先されていないでしょうか。戦略なき予算執行は、現代のインパール作戦そのものです。
■ 「見ざる・聞かざる・言わざる」は徳川の統治術
日光東照宮で有名な三猿。あれは本来「余計なことに関わらなければ、波風立たずに生きられるよ」という、徳川幕府が民衆を管理するための教えでした。 しかし、現代でそれをやっていては、街は死にます。 同じ愛知県でも、トヨタのお膝元である三河地方を見てください。トヨタが世界一の品質を誇るのはなぜか。それは「お客様の声(クレーム)」を宝とし、徹底的に「改善」を繰り返してきたからです。 三河では行政も同様です。市民の厳しい声こそが、街を良くするエネルギーになっています。
■ 「クレーマー」ではなく「オンブズマン」たれ 翻って、私たち愛知県西部(尾張)はどうでしょうか。 「文句を言ったら村八分になる」と恐れ、見て見ぬふりをする。役所も選挙の時だけ「市民の声」と言い、あとは耳を塞ぐ。これでは「トヨタ品質」の市政など生まれるはずがありません。 沈黙は美徳ではありません。それは現状を追認する「奴隷根性」に他なりません。
見るべきものを見、聞くべきをただし、言うべきを言う。 これを現代では「オンブズマン(市民の代理人)」と呼びます。 皆さん一人ひとりが、勇気を持って声を上げること。それが、弥富市が「戦略なき衰退」から抜け出す唯一の道です。 まずは身近な人と、この街の未来について語り合ってください。私たちはそのための場(集会や映画上映会)を作り続けます。
