令和8年3月定例会(令和8年3月12日)一般質問します
クローバーテレビで生中継されますが
7人中7番目なので遅い時間になりそうです
弥富市役所の入札・契約のあり方と職員の意識改革について
1. 官製談合事件の受け止めと全庁的な「当事者意識」
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構造的な問題の認識: 今回の事件は一部幹部の出来心ではなく、市役所全体の風土や構造的な問題として捉えるべきである。
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法令遵守の基本: 研修の有無を言い訳にするのではなく、公務員として自ら法律や条例の条文を読み込む基本姿勢を徹底すべき。
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市民起点の徹底: 全ての職員・課長は「市民と業者のどちらを向いて仕事をしているのか」を猛省し、当事者意識を持つ必要がある。
2. 公共工事と入札の本来の目的
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一般競争入札の原則: 市民の税金を使う以上、少しでも安価で適正な能力を持つ業者を公平・公正に選ぶ「一般競争入札」が大原則である。
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予定価格の適正性: 予定価格は、業者が適正な利益を出し、技術開発や人材育成ができる十分な余裕を含んだ金額に設定されている。
3. 業者への過度な依存と「なれ合い」の構造
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依存体質からの脱却: 職員が業務を回すために業者に頼りきりになり、業者の顔色をうかがう「なれ合い」の状況が発生している。
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情報漏洩の背景: 「入札を円満に進めたい」「付き合いのある業者にいい顔をしたい」という甘えや緊張感の欠如が、予定価格の漏洩(違法行為)に直結している。
4. 随意契約の蔓延と発注プロセスの問題点
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安易な随契の横行: 「これまでの実績があり安心だから」という理由での随意契約が多すぎる。随契は「他社には絶対できない」場合の例外であるべき。
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仕様書作成の丸投げ: 業者に見積もりや仕様書を作らせたり、提案を鵜呑みにしたりする発注は、特定の業者への「便宜供与」に等しい。
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競争性の確保: 複数社(最低3社)から見積もりや提案を取り、市が主導して良い部分を組み合わせた仕様書を作成し、入札にかけるべきである。
5. 今後の対応と職員への要請
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正しい緊張関係の構築: 現在の業者をただ排除するのではなく、互いに切磋琢磨できる公平・公正で「正しい緊張関係」を築くことが不可欠。
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自部署の総点検: 答弁をただ聞くのではなく、全課長が「自分だったらどう答えるか」「自分の部署に慢心や業者への過度な依存はないか」を自問し、契約状況を徹底的に点検してほしい。
1 「官製談合」事件の全容解明、損害回復の法的義務、および入札制度の構造的欠陥に対する市長の政治責任について
事件の本質は「時代遅れの秘密主義」にある
30年前から止まっている弥富市の時計
約30年前、日本中で「談合問題」が社会問題となりました。公共工事が一部の業者と行政、政治の「鉄のトライアングル」によって私物化されていないか。厳しい外圧もあり、国を挙げて激しい議論が行われました。結果として、1994年の行動計画(アクションプラン)をはじめ、入札制度はより透明で公平なものへと進化してきたはずです。 しかし、弥富市はどうでしょうか。歴代の町長、市長が古いやり方に固執し、世間の標準から取り残されたまま、市役所の成長が阻害されてきたのではないでしょうか。
氷山の一角に過ぎない不透明な行政運営
今回の事件は、決して突発的なものではありません。弥富市役所に蔓延する「徹底した秘密主義」と「不透明さ」が招いた必然です。
統合小学校の建設問題で異を唱えた人物が所属する会社を、露骨に指名から外すような疑惑。
無理な人事異動による事務引き継ぎの失敗で730万円の国の交付金を失い、それを市民の税金(一般財源)で穴埋めした問題。
これらはすべて根が同じです。一部の幹部や特定の人々だけで情報を囲い込み、議会に対しても市民に対しても情報を隠す。この「オープンでない、公平でない、公正でない」体質こそが事件の最大の原因なのです。役所の仕事に、本来隠さなければならない秘密などありません。
オープンな情報公開が「良い競争」を生む
民間企業を含め、他の多くの自治体は、情報をオープンにすること(組織のOSをアップデートすること)で発展してきました。秘密主義の中で行われる競争は「悪い競争(癒着や自滅)」を生みますが、情報を公開し、知恵を出し合う競争は、無駄を省き品質を向上させる「良い競争」を生み出します。市長は、この「情報を徹底的に公開して、広く知恵を借りる」という当たり前の努力を怠っています。
市長は事の本質を理解しているのか
今日の質疑で問われているのは、市長がこの問題の本質を本当に理解しているかどうかです。 未だに「制度の見直しについては今後検討します」といった及び腰の答弁を繰り返すようでは、自分たちの権限を手放さず、業務をオープンにしないという古い体質は全く変わっていません。
市民から見て、果たしてそんな秘密主義の行政で良いのでしょうか。 弥富市が発展するために今すぐ始めるべきことは簡単です。時代遅れの指名競争をやめ、原則一般競争入札へと切り替え、よほどの理由がない限りすべての情報を公開すること。私は市民の代表として、本物の情報公開が実現するまで、この姿勢を厳しく問い続けます。
1 事件の現状認識「99%落札」の統計的異常性について
今般、本市の建設部長が官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたことは、市政史上類を見ない不祥事であり、市民の信頼は失墜しています。 まずは行政の長として、今回の事件が起きたことへの基本認識、および逮捕容疑の対象となった工事における「落札率99.09%」という極めて高い数値について、市長としてどのように把握し、分析されているかを伺います。
【答弁】
2 管理者としての資質、プロとしての「眼」と不作為について
市長は長年、土地改良区で公共事業の実務に携わってこられました。その豊富な経験に照らし、今回の入札結果が適正な競争の結果として妥当なものであったと、専門的見地から判断されたのか伺います。
【答弁】
3 制度の歴史的欠陥「30年の改革遅延」について
1993年のゼネコン汚職以降、国は入札制度の透明化を進めてきました。本市の入札制度改革の進捗状況と、現在の制度が時代の要請に合致しているかどうかの市長の認識を伺います
【答弁】
4 情報の非対称性「予定価格非公表」の弊害について
入札における予定価格の公表時期(事前・事後)について、本市が現在の手法(事後公表、または非公表)を採用している理由と、それが競争性に与える影響について市長に伺います。
【答弁】
5 組織的背景の深層について
今回の事件において、逮捕された職員の動機や背景について、市長としてどのように分析しているか。また、組織的な関与の有無について、現時点でどのような認識を持っているか市長に伺います。
【答弁】
6 入札事務の構造的欠陥「古いOS」について
入札に関わる権限の所在と、チェック体制の機能不全について、市長はどのような構造的問題があったと認識しているか市長に伺います。
【答弁】
7 損害回復の即時実行契約約款「20%条項」について
談合等の不正により市に損害が生じた場合、市長は契約の当事者としてどのように失われた公金を回収するつもりか。市民の財産を守るための法的義務と具体的な措置について市長に伺います。
【答弁】
8 過去の損失検証「被害」と遡及調査について
今回の事件を受け、過去の同様の入札案件についても検証を行う考えはあるか。また、その範囲と方法について市長に伺います。
9 調査の客観性「第三者委員会」と証拠保全について
事件の原因を究明し、再発防止策を講じるためには、客観的で厳格な調査体制が必要です。市長としてどのような調査機関を設置する予定か市長に伺います。
10 管理責任の総括について
今回の不祥事を受け、最高責任者である市長は、自らの任命責任、および市政の停滞に対する責任をどのように取られるおつもりか市長に伺います。
2 相次ぐ事務過誤による損失および大型公共事業推進に伴う将来負担と、市長の財政・経営哲学について
先般の「国庫支出金申請漏れによる約730万円の損失補填」をはじめ、市内部での事務ミスや不適切な処理が散見されます。これらは単なる個人のミスではなく、「組織全体にコスト意識」や「危機管理意識」が欠如している表れです。
一方で、市長は弥富駅周辺整備や自由通路、公共施設建設、さらには新たな土地区画整理事業など、「多額の財政支出を伴う大型事業」を次々と推進しています。
昨今の金利上昇局面において、将来世代に多大なツケを残しかねないこれらの事業に対し、現在の「どんぶり勘定」的な組織風土のままで突き進むことは極めて危険です。 組織の長として、足元の「事務の品質」と将来の「財政への責任」をどう考えているのか、市長の政治姿勢と哲学を問います。
- 一連の事務処理ミスと組織風土に対する市長の認識について
- 今回の730万円の補填問題を含め、相次ぐミスを「個人の資質」の問題と捉えているか、それともミスを誘発し隠蔽しかねない「組織構造・風土」の問題と捉えているか、市長に伺います。
【答弁】
- 民間(トヨタ等)の「異常があれば直ちに止めて改善する(自働化)」思想に対し、本市には「不都合な真実」を直視し改善する文化があるか、市長に伺います。
【答弁】
- (2) 大型公共事業の推進と財政規律(将来負担)に対する説明責任について
① 弥富駅自由通路及び橋上駅舎化、車新田土地区画整理、JRと近鉄駅間の再開発など、 現在進行中および計画中の大型事業について、金利上昇リスクや維持管理費を含めた「真の将来負担額」をどう試算し、市民に説明しているか、市長に伺います。
- 【答弁】
② 昨年の説明会等では、事業の詳細は語られても、肝心の「借金総額」や「返済計画」への言及が希薄でした。現在の借入金残高と今後の推移、それを誰がどう返すのかという「借金(市債)に対する市長の哲学」を、市長に伺います。
【答弁】
