「休職者増加」の声は届かない? 弥富市議会の異常事態
〜市長の沈黙と議長の介入。職員を守るのは誰だ?〜
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職員のSOS:心身の不調で休職する職員が年々増加。議員は「組織風土の問題ではないか」と訴えました。
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答弁拒否の衝撃:市長の姿勢を問う質問に対し、議長が「通告にない」とカットイン。市長は沈黙を貫きました。
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事実は一つだけ:「直近の休職者は6名」という数字のみ示され、背景にある深刻な状況や組織の課題は議論されぬまま終わりました。
これで本当に「誰も取り残さない市役所」と言えるのでしょうか?
議会が「議論を止める」時。弥富市の組織風土にメスを入れる。
〜佐藤議員の一般質問レポート〜
- 組織の疲弊
休職者の増加傾向を指摘し、上司の姿勢や助け合う仕組みの欠如を問題視しましたが、市は形式的な答弁に終始しました。
- 人事の硬直化
優秀な若手が早期に昇進できない年功序列の弊害を指摘。「30代で監督者に」という提案に対し、明確な回答はありませんでした。
- 議会の機能不全
市長への本質的な問いかけを、議長が「通告外」として遮断。執行部をチェックすべき議会が、議論を封じる側に回っています。
職員が健やかに働けない組織で、市民サービスは向上しません。
🛑 議会で「答弁拒否」!? 🛑
🤯 増える休職者、沈黙する市長
職員の心のケア、本気で考えていますか?
😤 「通告にない」で議論封殺
議長の介入で、核心に迫る質問が中断。
📉 若手が育たない組織
硬直した人事制度に、未来はあるのか。
職員の働き方改革:佐藤議員の問い vs 市の対応
| 佐藤議員の問い | 市の対応 | 課題 |
| 休職者増加の原因は? | 「直近の数字」のみ回答 | 傾向分析の回避 |
| 若手の早期登用は? | 「基準通り」と回答 | 年功序列の固守 |
| 市長の姿勢は? | 沈黙(議長が阻止) | 説明責任の放棄 |
職員を守り、育てる「覚悟」が問われています。
市民の皆さんも、市役所の「今」に関心を持ってください。
弥富市議会令和4年12月定例会 一般質問 8分割のその5です
弥富市議会:議長の不適切な議事運営と市側の「はぐらかし」答弁の構図
弥富市議会令和4年12月定例会での佐藤仁志議員の一般質問は、職員の心身の健康と組織風土という市の根幹に関わる重要なテーマを扱っています。このやり取りからは、議長の議事運営の不適切さと、市側が事実を述べつつも質問の核心をはぐらかすという二重の問題が浮き彫りになっています。
1. 議長による不適切な議事運営
議長は、議員が市長に答弁を求めているにもかかわらず、**「通告に従って本市議会は進行しておりますので、通告していない分に関しては、答弁しません」**と発言し、市長の答弁を事実上妨害しています。
質問の核心を封殺する「通告」の盾
- 議員の質問:
- 職員の休職者増加を受けて、**「市長は本当に上司がこの組織、一人一人の職員の心に寄り添っているのかどうか」**と直接市長の姿勢を問うています。
- 優秀な職員が早期に昇進できない現状を指摘し、**「市長が直接人事しているとしか思えない」「職員が育たないと思いませんか」**と市長の関与を問いただしています。
- 議長の介入(はぐらかし):
- 議員が市長からの答弁を待っている間に、議長は**「静粛にお願いします」と注意喚起した後、「通告に従って…通告していない分に関しては、答弁しません」**と、市長が答弁をしないことを正当化しています。
- 分析:
- 議会における一般質問は、通告された質問項目について、議員と執行部が質疑応答を通じて議論を深める場です。議員は、通告したテーマ(職員の働き方と組織風土の向上)の中で、市長の姿勢や考え方という核心に迫る質問をしています。
- にもかかわらず、議長が**「通告にない」という理由で答弁を妨げる**ことは、議会の本質である「執行部への監視・チェック機能」を放棄させる不適切な議事運営です。これは、市長に都合の悪い質問から市長を擁護し、議論を封殺していると言えます。
2. 市側の「はぐらかし」答弁
人事秘書課長の答弁は、「客観的な事実」や「形式的な規則」を述べることで、議員が指摘する「組織風土」「チームワーク」「上司の姿勢」といった主観的かつ本質的な問題から巧みにはぐらかしています。
「事実」の提示で「本質」をはぐらかす
- 議員の指摘:
- 休職者数が**「年々増加傾向」にあり、「上司の姿勢が大きな影響を与えている」**という懸念。
- **「助け合う仕組み」や「チームワーク」**の欠如という組織風土の問題。
- 市側の答弁(はぐらかし):
- 「現在休職中の職員数は、令和5年1月1日現在、6名となっております。」
- 「人事評価結果等を活用し、職員の能力および実績が昇任させる色に必要な職務遂行能力に見合うかどうか考慮した上で判断することとしております。」
- 分析:
- 議員が「平成30年度13人から令和3年度33人」という増加傾向を指摘しているにもかかわらず、課長は**「直近の6人」という事実だけを提示することで、「休職者が増加している」という深刻な傾向**から目をそらしています。
- 昇任基準についても、「在籍年数」「人事評価」という形式的な事実を述べるだけで、「優秀な職員が早期に昇進できない」という議員が指摘する「組織の停滞」という本質的な問題には触れていません。
- 課長の答弁は、**「規則通りにやっています」という事実を述べるだけで、「その規則が組織の成長を阻害していないか」「職員の心に寄り添っているか」**という、市長の姿勢や組織風土に関する質問をはぐらかしています。
「沈黙」という最強の「はぐらかし」
- 議員の質問:
- 市長が公約で掲げた「誰一人取り残されない」という理念が、**「職員に対しても反映されているか」**を市長に問う。
- 市長の答弁(はぐらかし):
- 沈黙。
- 分析:
- 市長が質問に答えないという**「沈黙」は、最も強力な「はぐらかし」**です。これにより、答弁内容による責任を回避し、議論を強制的に中断させています。
- 議員は「お答えいただけないと思いますので、次へ進みます」と述べており、市長が答弁を拒否する姿勢が常態化している可能性を示唆しています。
この一連のやり取りは、議長による議事運営の不透明さと、市側が事実を述べつつも質問の本質から逃げる姿勢が、市民の利益を代弁すべき議会の機能を著しく損なっていることを明確に示しています。
弥富市議会の公式動画はここから始まります(36:40から47:52までです)
それでは大きな2番に入りたいと思いますので、次が2040年を受けて職員の働き方と組織風土の向上というテーマです。
皆さん、市の職員の皆さんは自ら希望して極めて厳しい試験を突破して、晴れて、弥富市の職員なられました。
全ての職員が全体の奉仕者として高い理想を持って働いてみえると思います。
ところが現実は、人員削減の人が減らされる一方で、行政の対応が細分化し、困難な状況の中で日々奮闘されていると思います書画カメラ14をお願いします。

読ませていただきますけども、弥富市に採用された職員は最初にこれを宣誓しないと公務を行っちゃいけないということになってます。
私はここに主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを固く誓います。
私は、地方公共団体の本旨を体するとともに公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ、公正に職務を遂行することを固く誓いますと宣言されてます。
しかし、日々の業務の中で、特に個人プレーではなく、組織として、市民と対峙する中で、なかなか本音が言えないことに苦しんでおられるんじゃないかというふうに推察しております。
ちっぽけの保身のために上司や市長に従うあるいは組織を守るつもりで、外部に対して秘密だらけにするのが正しい公務員でしょうか。
人それぞれだと思いますが、最終的に公務員人生全体を見渡して恥ずべきことのない公務を全うするのが公務員の生き方使命であると思いませんか。
カメラ15をお願いします。

市長が再選され2期目に入り、選挙戦を通じて様々な団体を支援者から要望をいただきそれを実現しようとなさってると思います。
しかし、市民は市長に白紙委任状を出したわけではありません。
市長が1人で見たり聞いたり、考えたり。
指示できることは、ごく限られています。
二百数十人の職員の皆さん一人一人が、実際に地方自治の現場で、市民の人から要望されたこと、見たこと。
聞いたことこれ実施して無駄やな無理やなっていう矛盾を感じることの方が遥かに多様で確かな目と耳と頭です。
書画カメラ16お願いします。

市民からちょっと難しい質問があると上に聞かないと答えられませんという職員の回答がたまに聞かれますが、あれはやめてください。
あなたたち市の職員はきちんとした試験を受けて、全体の奉仕者として、一般職の地方公務員であるので、担当職務についてあなたたちが市民と向き合う責任者です。
その分野における市長と言ってもいいかもしれません。
地方公務員は一人一人公平かつ公正な行政を行う権力が与えられています。
なによりも市長や議員もしょせん4年に1回選挙で変わる儚いものです。
公平公正継続性を持った自治体職員がしっかりしっかりと市民の様々な困りごとを継続性を持った形で処理しているからこそ地方公共団体が維持ができます。
それが住んでよかった弥富の核心のはずです。
まさにあなたたち公務員の働き方次第、さじ加減で弥富の福祉が大きくかえられます。
逆に弥富市民の側から言えば、仮に、現在の弥富市政に魅力がないから、別の市役所を選びたいといっても、弥富市役所以外に選択できないという特権に守られています。
極めて神聖な仕事であることはいうまでありません。
そこで、職場環境としての休職職員について書画カメラ16をお願いします。

職場にパワハラやセクハラがあってはならないことはいうまでもありません。
しかし形式で問題なく実質的に職員が安心して働ける職場になっているのでしょうか。
私の懸念は、弥富市役所の中において複雑な案件。
難しい案件について、部や課を超えて知恵を出し合う仕組みがない。
助け合う仕組みなんじゃないかという懸念です。
私自身も、まさしく行政の末端で市民と向き合う。
様々な矛盾を解決しなければならない立場で仕事をしてきました。
弥富市のホームページでチェックしたところ、この表にあるように、心身を病んで休職する職員が平成30年度には13人。
令和1年度21人、令和2年度に15人、令和3年度33人が毎年増えてます。
この数は、何人ではなく何件ですので、ごめんなさい。
あと、ホームページには人ってなってますけども1人の人間がダブルカウントされてます。
相当深刻な状況だと思います。
その具体的な内容は個人情報として答弁できないのでしょうがやはり上司の姿勢というものが大きな影響を与えていると考えます。
以前から一般質問でお願いしてるんですけども、係長職や課長職に登用する場合の本人の意思確認や今後の対策について人事秘書課長に伺います。
(人事秘書課長)
議員ご指摘の市ホームページで公表しております休職職員数につきましては、同一の者が複数回にわたって、分限処分に付された場合は、その回数を計上しております。
現在休職中の職員数は、令和5年1月1日現在、6名となっております。
職員の昇任基準としましては、在籍年数や在級年数等を考慮し、一定の基準を満たした職員を昇任や昇格の選考対象としております。
選考に当たりましては、人事評価結果等を活用し、職員の能力および実績が昇任させる色に必要な職務遂行能力に見合うかどうか考慮した上で判断することとしております。
(佐藤議員)
あの、適切にやってやろうとしてらっしゃるということを否定するつもりはありません。
ただ、この現場であれですけどもその職場のチームワークなんですよね。
そういう中で、やっぱり役職者っていうのをみんなが支えていけるような、対応を作ってほしいと思います。
人事秘書課長は安全衛生も担当されてるはずなのでご存知だと思いますが、労働災害における経営原則の一つで有名なのはハインリッヒの法則ですね。
これは一つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常、ヒヤリハットが存在するっていますということは、今答弁いただきました求職者6人ということは単純に計算するとですね、休職まで追い込まれてないにしても、その予備軍が9倍約180人ですか。
いるはずです。
なので、こうなってくると心の故障について個人の資質の影響が大きいというレベルではなくて、やはり私も雇われ人をしておりましたけども、雇われ人としてはそこを支配する上司組織というものに抗えない、与えられた環境条件の中で、心の健康をいかに保つかってことです。
市長はよく寄り添うとおっしゃってます。
本当に上司がこの組織、一人一人の職員の心に寄り添っているのかどうか。
なかなか市長にご意見いただけないんですけど
ここにもあるんですけども、市長は寄り添う。
所信表明で、市民何でも窓口相談の設置運営として、1人で悩みを抱え込み、心を痛めることのないように。
多種多様な困りごと相談できる総合的な窓口を設置し、誰1人取り残されることがないような市役所を作ってまいります。
これはまさしく市の職員がまずは、あの誰1人。
取り残されない、そういうふうにしていただきたいと思いますが、市長どうなんですかね。
―安藤市長沈黙―
お答えいただけないと思いますので、次へ進みますけども。
結局ですね。
問題は、人をどう育てるかっていうことだと思います。
この安藤市長に代わってからの人事を見てると、結局、上から順番に、部長課長係長と割り振ってきてるので、どれだけやる気があって、優秀な職員でも40代ならないと係長級にもなれないと。
これ遅すぎませんか。
普通の活気のある都市では、幹部を育てるために、本人の能力。
能力があれば意思があれば、これ要するに係長試験やるってことなんですけどね、あるいはそれに見合った要求ですが、大体30代で係長40代で課長、50代で部長にして様々な経験で育てます。
やっぱり、本当に職員を管理監督できる監督者ってのは遅くても30代から監督者の立場にして育てなければ育つはずがありません。
どうも。
どうもちっともお答えできないので失礼承知いますけども、弥富市においては市長が直接人事してるとしか思えない。
これはで職員が育たないと思いませんか。
お答え多分いただけないと思いますので、
―安藤市長沈黙 議員からヤジ―
(議長)
静粛にお願いします。
今佐藤議員の質問中ですので、再三佐藤議員に申し上げますが、通告に従って本市議会は進行しておりますので、通告していない分に関しては、答弁しませんので、重々その辺をご理解いただいて、質問を進めていただきたいと思います。
はいじゃあ質問を続けてください。
