🛑 借金20万円増!? 弥富駅「橋上駅舎」化の費用対効果を再検討せよ
JR・名鉄弥富駅の改札が南側にしかないため、北側住民の不便解消とバリアフリー化は喫緊の課題です。しかし、この解決策として進められている**「自由通路・橋上駅舎化事業」**の計画が、巨額な財政負担と費用対効果の曖昧さから、大きな議論を呼んでいます。
1. 核心:早くて安い「地平駅舎」案をなぜ採用しないのか?
最も早く、安く、バリアフリー化を実現できるのは、名鉄が実績を持つ**「線路の両側に自動改札を設け、スロープでホームに上がる地平駅舎増設」**案です。
しかし、現在進行中の計画はJR東海が主導する**「橋上駅舎」案であり、この度、JRとの協定額が8億3,000万円も増額**され、総事業費は約37.8億円に達しました。
- 市民へのツケ: この増額分だけでも、弥富市民一世帯あたり約4万円、総額では一世帯あたり20万円を超える借金(債務負担)となります。
2. 計画の不透明性と市長の責任
市の打ち合わせ記録によれば、整備プランはすべてJRが作成・提案しており、市が主導権を持って**「費用対効果が高い案」**を追求した形跡が見られません。
相次ぐ施設整備で財政が悪化する中、市は「橋上駅」という曖昧な効果に巨額の税金を投じる前に、以下の行動を取るべきです。
- 原点回帰: 再度JR・名鉄と協議し、地平駅舎増設など「費用対効果が高い方法」に計画を仕切り直すこと。
- 優先順位の再確認: 教育や福祉施策を充実させてきた弥富市の歴史に立ち返り、「橋上駅」が市民の幸せに本当に繋がるのかを再検討すること。
市民生活に甚大な影響を与えるこの事業は、一度立ち止まり、住民目線で「橋上駅までやる必要性」を徹底的に検証すべきです。
この問題の核心
現在のJR名鉄弥富駅の改札は南側しかなく、北側の住民は踏み切りを渡らなければならず大変不便です。住民も一刻も早く北側に改札を設け合わせてバリアフリー化を望んでいます。
解決方法としては名鉄が採用している「線路の両側に自動改札を設け、スロープでホームに上がる地平駅舎の増設による整備」が最も早く、安くできる方法です。JR・名鉄と再協議をして適切な案に修正すべきです。
市とJRの打ち合わせ記録によれば、プランはすべてJRが作成し市に提案されたものです。令和4年にJR東海と結んだ協定により詳細設計が行われ、JRから工事費の増額が提案されました。設計費などもすべて市の負担です。
令和5年12月定例会で、JR名鉄弥富駅の自由通路等整備事業のJR東海との協定額が8億3000万円増額して29億5180万円から37億8180万円に変更する議案が提出され、反対4、賛成9、棄権1の多数決で議決されてしまいました。
一世帯当たりで20万円を超える債務負担つまり借金です。
増額分だけでも1所帯あたり4万円という市民生活に大きな影響を及ぼす変更案です。
改めてJRと協議しなおして、じっくりと仕切り直す必要があります
駅前広場や周辺道路の整備は、必要な事業であり、遅すぎたくらいです。
ただし、橋上駅までやる必要はなく、地平駅の整備で十分可能です。
相次ぐ施設整備で財政悪化・将来へのツケを増大している中、さらに市の財政負担を上乗せする、その効果も曖昧な弥富駅自由通路・橋上駅舎化事業は、もう一度、原点に戻って「費用対効果が高い方法」に再検討すべきです。
市民が幸せに住み続けられるまちとはどんなまちなのか。他の自治体に先駆けて教育や福祉施策を充実させてきた弥富市の歴史から学ぶ必要があるのではないでしょうか。
