「原因もわからないのに減給して終わり?」弥富市議会で起きた異常事態 〜佐藤議員の追及と、市長の”はぐらかし”答弁の全貌〜
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順番がおかしい:事件の全容も原因もわからないまま、なぜかトップの減給だけが決まる。これで本当に責任を取ったと言えますか?
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不公平な処分:現場の職員には一生響くような重い処分、トップは数ヶ月の減給のみ。「下のほうが重い」という異常なバランスに、市長は「適正だ」と断言。その根拠は?
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再発防止はどこへ?:報告書は「現金管理」のみ。組織の風土や構造的な問題には触れず、「責任は取った」というポーズだけで幕引きを図ろうとしています。
「責任」という言葉で議論を止める市長。 〜公金紛失事件、給与減額条例案の深層〜
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事実による煙幕 「公金がなくなった」「責任を取る」という事実を繰り返すことで、「なぜ今なのか」「なぜ全容解明前なのか」という本質的な疑問を封じ込めています。
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根拠なき断定 職員との処分の格差について問われると、理由は示さず「適正だと思っている」と一言。説明責任を放棄した「ゼロ回答」です。
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問題の矮小化 組織全体のガバナンス不全を、単なる「現金管理ミス」と「個人の責任(減給)」にすり替え、根本的な改革から目を背けています。
「減給したから解決」ではありません。市民が求めるのは、真の原因究明と再発防止です。
🛑 「減給」で逃げるな! 🛑
💸 消えた公金、消えない疑惑 全容解明前の幕引きにNOを!
⚖️ 部下は厳罰、トップは軽微? 処分の不公平さを問う。
🤫 市長はなぜ答えない? 「適正だ」の一点張り。説明責任はどこへ?
給与減額条例:佐藤議員の指摘 vs 市長の回答
「責任を取る」というパフォーマンスで、真の問題を隠してはいけません。 引き続き、厳しい監視が必要です。
弥富市議会令和4年3月定例会 総務建設委員会 後半 発言の文字起こし
(弥富市議会の公式の議事録ではありません)
弥富市議会:市長・副市長の給与減額条例案に見る「はぐらかし」の構図
弥富市議会令和4年3月定例会の総務建設委員会では、公金紛失事件を受けて提出された市長・副市長の給与減額条例案に対し、佐藤仁志委員が厳しい質疑を行いました。この質疑応答を分析すると、市長が事実を述べながらも質問の核心をはぐらかし、議論を避けている構図が浮き彫りになります。
1. 「全容未解明」という核心的な問いを避ける市長の答弁
佐藤委員は、事件の**「全容が確定していない」にもかかわらず給与減額の条例案を提出した「理由」を繰り返し問いただしました。しかし市長は、「市民に対する責任」**という抽象的な言葉を繰り返すだけで、具体的な理由を述べませんでした。
- 佐藤委員の質問: 「なぜ全容の解明を待たずに出すのか」 「全容を解明しないうちにやるってこと、私は理解できませんが」
- 市長の答弁(はぐらかし): 「公金が亡くなった事実と、市民に対する責任を重く受け止めまして、市長副市長として責任を負う必要があると判断し、速やかに給料を減額するため、条例案を…提出させていただいた」
- 分析: 佐藤委員は、「原因究明が先か、責任の表明が先か」という順序の妥当性を問うています。市長の答弁は、「公金が亡くなった事実」と「市民への責任」という事実と理念を述べていますが、「なぜ全容解明を待てないのか」という問いに対しては具体的に答えていません。これは、「原因不明のまま減給処分を行う」という行為の矛盾を指摘されることを避け、「責任を取っている」という事実だけを強調することで議論をはぐらかしています。
2. 「バランス」に関する具体的な指摘を避ける市長の答弁
佐藤委員は、市長・副市長の給与減額が、一般職員の懲戒処分に比べて**「バランスが悪い」と具体的な懸念を指摘しました。しかし、市長は「適正なバランス」**という主観的な評価を述べるだけで、その根拠を一切説明しませんでした。
- 佐藤委員の質問: 「市長・副市長・教育長・担当課長職とそれ以下のバランスがあまりにも悪い」 「普通は下よりは上が重いというバランス感覚から言えば、私はバランスを欠いていると思いますが、バランスが欠いてると思わないのでしょうか」
- 市長の答弁(はぐらかし): 「適正なバランスだと私は思っております。」
- 分析: 佐藤委員は、一般職員の処分が「ボーナスや生涯にわたって影響する」という具体的な不利益に言及し、市長の減給(一定期間)との**「重さ」の比較を求めています。これに対し、市長は「適正だ」と断定**するだけで、**なぜ適正なのかという理由や根拠を全く示していません。これは、「理由を説明できない」「説明すると都合が悪い」**という状況を隠すための典型的な「はぐらかし」です。佐藤委員が「答弁拒否」と判断したのも、この根拠のない断定によるものと言えるでしょう。
3. 「原因追究」と「対策」に関する議論の不足
佐藤委員は、反対討論において、今回の問題が「極めて長期的かつ広範かつ複合的な対応の不足」に起因すると指摘し、報告書が**「現金取り扱いだけ」**に限定されていることに不満を表明しました。
- 佐藤委員の指摘: 「(報告書は)現場の取り扱いだけで、全くそういうにおける原因追究あるいは今後これが起きないという対策については見えていません」
- 市長の対応(はぐらかし): 市長はこれに対し、何の答弁もしていません。
- 分析: この指摘は、給与減額という**「個人の責任」の問題を超え、「組織的な問題」にまで議論を広げています。しかし、市長はこれまでの答弁で「個人としての責任」を強調するにとどまり、組織の風土や長期的な対策といった本質的な問題に触れることを避けています。これにより、市長は「給与減額という責任は取った」という事実を作り出し、「事件の根本原因や再発防止」**という市民が最も求める部分から巧みに議論をそらしていると言えるでしょう。
結論:事実と責任の表面的な表明による議論の回避
市長の答弁は、「給料を減額する」という行動の事実と、「市民への責任」という表面的な理由を提示することで、「なぜ今なのか」「なぜそのバランスなのか」「なぜ根本原因に触れないのか」という、委員が求める本質的な問いから逃げています。市長は**「責任は取っている」**という事実を主張することで、市民が納得できる説明責任を果たすことをはぐらかしていると言えます。
市長・副市長の給与の特例に関する条例案について
(安藤市長)
皆様大変お疲れ様でございます。
引き続きの審議となりますが、議案第46号弥富市長の給料の特例に関する条例の制定についておよび議案第47号弥富市副市長の給料の特例に関する条例の制定については、関係職員の懲戒処分が終了し、適正化対策委員会の報告書も概ねまとまるなど、将来に向け、さらなる適正化に取り組んでいく段階となりました。
不適切な会計処理および交付金の紛失の発生の原因が、亡失によるものなのか、横領盗難か、原因が判明しておりませんが、
金がなくなった事実と市民に対する責任を重く受け止め、市長副市長として責任を負う必要があると判断し、速やかに給料を減額するための条例案を提出させていただいたところでございます。
慎重にご審議いただきますようよろしくお願いいたします。
(委員長)
それでは始めさせていただきます。
1協議事項1、付託事項審査に入ります。
それでは質疑はありませんでしょうか。
(佐藤委員)。
先ほどの、ご挨拶にもあったように、まだ事件の全容が確定していない中で、
議案を出されるのは、どう考えても早いと思うんですが
その理由についてなぜ全容の解明を待たずに出すのかという理由については話されてないと思いますので、もう一度市長の方をお答え願います。
(安藤市長)
公金が亡くなった事実と、市民に対する責任を重く受け止めまして、市長副市長として責任を負う必要があると判断し、速やかに給料を減額するため、条例案を今回提出させていただき今回の委員会でお諮りをいただくということでございます。以上です。
(佐藤の心の声「なぜ全容の解明を待たずに出すのかという理由については答えてない」)
(佐藤委員)
全容を解明しないうちにやるってこと、私は理解できませんがその上で仮にそうだとして市長副市長教育長、教育部長、担当課長職それ以下、あまりにもバランスが悪いと思いますがその点について答弁願います。
(安藤市長)
あの職員の懲戒につきましては先ほども説明をさしていただいているところでございまして市長、私と副市長の給料10%につきましてはこれは私が判断したところでございます。
(佐藤の心の声「バランスが悪いという理由については答えてない」)
(佐藤委員)
市長・副市長あるいは、本来であるならば三役である教育長は自らということですが
一般職員については、罰ですしかもあの10分の1だけじゃなくて
その後、ボーナスであったり、生涯にわたって退職するまで影響があります
そのことについて普通は下よりは上が重いというバランス感覚から言えば
私はバランスを欠いていると思いますが、バランスが欠いてると思わないのでしょうか質問します。
(安藤市長)
適正なバランスだと私は思っております。以上です
(佐藤委員)
私にしてみれば答弁拒否だと思いますので以上で切り上げます。
(佐藤仁志委員)
はい、議案第46号と47号について反対の立場で討論させていただきます。
そもそも、まだ事件の内容について解明されてないうちに出されているという点
もう一つはこの問題というのは、全員協議会でも明らかになりましたが、
極めて長期的かつ広範かつ複合的な対応の不足が招いた事業であり、
そのことについて今回の報告書というのは現金取り扱いだけという、現場の取り扱いだけで、
全くそういうにおける原因追究あるいは今後これが起きないという対策については見えていません
それができて初めて、最後のお詫びとして出されるのは構わないんでしょうけども。
とてもまだまだ未熟な状態で出されるってのは
理解ができませんのでそういう意味で反対させていただきます。
以上です。
